2026年4月3日、Solana(SOL)の価格は約79.30ドルで推移しており、過去24時間で0.6%の上昇を記録しました。前日の4月2日には、Solanaの現物ETF(上場投資信託)において93万2,850ドルの純流入が確認されました。これにより、3月下旬から続いていた資金流入の停滞およびマイナス傾向に歯止めがかかった形となります。
6営業日ぶりにプラスへ転じたETFの資金動向
Solana現物ETFは、4月2日に約93万ドルの純流入を記録しました。これは、過去6営業日にわたって続いていた資金流入ゼロ、あるいは流出超過の状態を脱したことを意味します。3月下旬からの停滞期には、計1,500万ドル規模の流出や活動の停止が見られましたが、今回の流入により機関投資家による買い戻しの動きが示唆されています。
強気なテクニカル指標と立ちはだかる売り圧力
日次チャートにおいては、価格の安値が切り下がる一方でRSI(相対力指数)の安値が切り上がる「強気のダイバージェンス」が確認されています。これはテクニカル分析上、価格反発の兆候とされる一方で、市場には警戒感も残っています。
オンチェーンデータによれば、取引所のネットポジション変化(取引所ウォレットへの資産の流入・流出を示す指標)が急増しています。4月1日の約16万SOLから、翌2日には約86万SOLへと5倍以上に跳ね上がっており、価格の戻り局面で売却を狙う動きが強まっていると見られます。機関投資家によるETF経由の買いが、こうした取引所での売り圧力を吸収できるかどうかが焦点となります。
市場の注目水準と今後の見通し
現在のSOL価格は、重要なサポートライン(下値支持線)とされる79.06ドル付近に位置しています。この水準を維持できるかどうかが、反発の持続性を占う鍵となります。
本格的な回復基調に乗るためには、82.62ドルの抵抗線を突破し、さらなる資金流入が必要とされています。直近ではSolanaエコシステム内でのDriftプロトコルにおけるハッキング事件の影響もあり、市場心理は依然として慎重な状態にあると見られます。
ポイント
- 2026年4月2日、Solana現物ETFに93万2,850ドルの純流入があり、6日間の資金停滞が解消されました。
- 4月3日時点のSOL価格は約79.30ドルとなり、前日比0.6%の微増となっています。
- RSIに強気のダイバージェンスが見られる一方、取引所へのSOL流入量が5倍以上に急増しており、売り圧力の強まりが懸念されます。
- 機関投資家によるETF経由の需要が、取引所での個人投資家らによる売却意欲を上回れるかが今後の注目点です。
- 直近の価格下落要因として、SolanaベースのDriftプロトコルにおけるハッキング被害も影響しているとされています。