暗号資産マーケットメーカーGSR、BTC・ETH・SOLを組み入れたアクティブ運用型ETFをナスダックに上場

暗号資産マーケットメーカー(市場の流動性を提供する業者)のGSRは2026年4月22日、同社初となる暗号資産ETF「GSR Crypto Core3 ETF(ティッカー:BESO)」をナスダックへ上場しました。この投資信託は、ビットコイン、イーサリアム、ソラナの3銘柄を対象としたアクティブ運用型の商品です。従来の単一資産型ETFとは異なり、独自のリサーチに基づいたリバランスやステーキング報酬の獲得機能を備えている点が特徴です。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

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複数銘柄の運用とステーキング報酬の獲得

BESOは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)の3つの主要な暗号資産へのエクスポージャー(投資対象の価格変動の影響を受ける状態)を投資家に提供します。このETFはアクティブ運用型であり、GSRによる独自のリサーチに基づいて、毎週資産配分のリバランス(資産構成比率の調整)が行われます。

また、イーサリアムとソラナについては、ステーキング(ネットワークの維持に貢献することで報酬を得る仕組み)による報酬を獲得する機能が含まれており、価格変動以外の追加リターンの追求が図られています。管理手数料は1.00%に設定されており、Framework Digital Advisorsが投資顧問を務めます。

暗号資産ETF市場における新たな選択肢

これまで米国市場で上場されてきた暗号資産ETFは、ビットコインなどの単一の資産を対象とするものが主流でした。しかし、今回のBESOのように、複数のトークンを一つの商品にまとめ、市場環境に応じて配分を調整するアクティブ運用型のマルチアセットETFが登場し始めています。

GSRのCEOであるXin Song氏は、同社が10年以上にわたり暗号資産市場の構築に携わってきた実績に触れ、その専門知識をより幅広い投資家が利用できる形へと拡張すると述べています。マーケットメーカーとしての知見を活かした運用商品の提供は、投資家にとって新たな選択肢となる可能性があります。

ポイント

・GSRがビットコイン、イーサリアム、ソラナを組み入れたETF「BESO」をナスダックに上場しました。

・独自のリサーチに基づき、週次で資産配分を調整するアクティブ運用が採用されています。

・イーサリアムとソラナのステーキング報酬を獲得する機能により、資産の運用効率を高める設計となっています。

・単一資産型から、複数資産を機動的に運用するマルチアセット型へのETFの広がりを示す事例といえます。

・暗号資産マーケットメーカーとしての専門知識を、上場投資信託という形で一般投資家に提供する試みとして注目されます。

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