世界最大級のビットコインカンファレンス「Bitcoin 2026」に、米国のトッド・ブランシュ司法長官代行とカッシュ・パテルFBI(連邦捜査局)長官が登壇することが発表されました。このイベントは2026年4月27日から29日にかけて、ラスベガスのザ・ベネチアンで開催されます。米政府の法執行機関のトップが揃って登壇することは、ビットコインを取り巻く規制環境や政策の転換点となる可能性があります。
政策フォーラム「Code & Country」での直接対話
両氏は、カンファレンスの主要な政策フォーラムである「Code & Country 2026」に参加します。このフォーラムは、ビットコインの開発者と米国の政策立案者が、仲介者を介さずに直接対話することを目的に設計されています。
主な議論のトピックは以下の通りです。
- テクノロジー、市民的自由、デジタル資産を形作る立法および規制上の課題
- オープンソースソフトウェアと市民的自由の交差点
- 米国内でのビットコイン開発および製品構築における連邦政策の進展
パテルFBI長官は「Code is Free Speech: Ending the War on Bitcoin(コードは表現の自由:ビットコインへの戦争を終わらせる)」と題した対談を行う予定で、開発者の権利やプライバシー保護ツールの扱い、法執行のあり方について踏み込んだ議論がなされると見られます。
政界・業界の有力者が集結する異例のラインナップ
今回のカンファレンスには、司法省やFBIのトップだけでなく、暗号資産(仮想通貨)政策に影響力を持つ多くの重要人物が名を連ねています。
- ポール・グリュアル氏(Coinbase最高法務責任者):司法長官代行らとの対談のモデレーターを務めます。
- シンシア・ルミス議員(上院議員):ビットコイン推進派の筆頭として知られます。
- ポール・アトキンス氏(SEC委員長):証券取引委員会のトップとして規制の方向性を示します。
- マイク・セリグ氏(CFTC委員長):商品先物取引委員会のトップとして登壇します。
- マイケル・セイラー氏(MicroStrategy創業者):ビットコインの主要な保有企業の代表として参加します。
このように、政府高官、規制当局、立法府、そして業界リーダーが一堂に会する場となることで、ビットコインが米国の国家戦略や法体系の中でどのように位置付けられるかが明確になることが期待されます。
ポイント
- 米国の司法・法執行のトップである司法長官代行とFBI長官がビットコインカンファレンスに登壇します。
- 「コードは表現の自由」をテーマに、開発者の権利やビットコインに対する政府の姿勢が議論されます。
- 規制当局(SEC、CFTC)や有力議員も参加し、ビットコインに関する直接的な政策対話が行われる見通しです。
- 2026年4月27日から29日にラスベガスで開催され、Web3業界のビジネスや法規制の動向を占う重要な機会となります。