米国のビットコイン現物ETFが7日連続の純流入を記録 BlackRockとMorgan Stanleyが市場を牽引

米国に上場しているビットコイン現物ETFへの資金流入が加速しています。2026年4月22日までの7日間で合計約18億7300万ドルの純流入を記録し、市場の強気姿勢が鮮明となりました。特にBlackRockのIBITが流入額の大部分を占める一方で、新規参入したMorgan StanleyのETFも安定した推移を見せており、機関投資家によるビットコインへのアクセスが一段と定着していることが伺えます。

7日間で累計約18億ドルの資金が流入

米国のビットコイン現物ETFが7日連続の純流入を記録 BlackRockとMorgan Stanleyが市場を牽引

Farside Investorsのデータによると、4月22日の1日で米国上場のビットコイン現物ETF(ビットコインを直接保有し、その価格に連動する上場投資信託)12銘柄へ、合計3億3580万ドル(約520億円)の資金が流入しました。これにより、純流入は7日連続となっています。

4月22日までの7日間における累計の純流入額は約18億7300万ドル(約2903億円)に達しており、活発な買い注文が続いています。市場価格への影響も見られ、CoinGeckoのデータに基づくと、ビットコイン価格は過去30日間で11パーセント上昇しました。

BlackRockの圧倒的なシェアとMorgan Stanleyの安定性

今回の資金流入を牽引したのは、BlackRock(ブラックロック)が提供する「iShares Bitcoin Trust ETF(IBIT)」です。同期間に約14億1400万ドル(約2192億円)の流入を記録しており、ETF市場全体の純流入額のうち約75パーセントを占めています。

また、大手金融機関であるMorgan Stanley(モルガン・スタンレー)の動向も注目されています。同社の「Morgan Stanley Bitcoin Trust(MSBT)」は4月8日にNYSE Arca(ETFの取引が盛んな米国の電子証券取引所)へ上場して以来、約9500万ドル(約147億円)の資金を集めました。MSBTは上場から現在まで1日も資金流出が発生しておらず、新規参入ながらも非常に安定した投資需要を維持していると見られます。

ポイント

・米国のビットコイン現物ETFが7日連続で純流入を記録し、7日間の累計額は約18億7300万ドルに達しました。

・BlackRockのIBITが流入額全体の約75パーセントを占めており、市場の成長を強力に牽引しています。

・Morgan StanleyのMSBTは4月8日の上場以来、一度も資金流出がなく、機関投資家層からの安定した支持が推測されます。

・活発な資金流入を背景に、ビットコイン価格は過去30日間で11パーセントの上昇を記録しました。

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

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