Bitmineが7万6881ETHを追加購入し総資産104億ドルに、独自優先株で財務基盤を多様化

イーサリアム(ETH)のトレジャリー企業であるBitmine Immersion Technologies(ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ)は、過去1週間で7万6881ETHを新規に取得したと発表しました。これにより、同社のイーサリアム保有量は約562万ETHに達し、総資産額は104億ドル(約1兆6640億円)規模に拡大しています。同社はステーキング報酬を配当原資とする独自の優先株を発行して資金調達を行っており、Web3業界における新たな財務戦略のモデルとして注目される可能性があります。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

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優先株発行による独自の資金調達と財務基盤の多様化

Bitmine社は2026年6月10日、年率9.50%の配当を付したシリーズA永久優先株を発行し、純額で約2億7400万ドル(約438億円)を調達しました。この優先株は2026年6月16日よりニューヨーク証券取引所(NYSE)において、ティッカー「BMNP」として取引が開始されます。

この調達手法は、Strategy(ストラテジー)が先駆けて導入した資金調達手法に類似するものとされています。同社のTom Lee(トム・リー)会長は、優先株の発行について財務基盤の多様化につながると説明しており、調達した資金で購入したETHのステーキング報酬が配当の原資を支える仕組みとなっています。配当は毎週、現金で支払われる計画です。

世界最大のイーサリアム・トレジャリーとして5%獲得を目指す

今回の追加購入により、Bitmine社のイーサリアム保有量はイーサリアム総供給量(1億2070万枚)の4.66%に相当する規模に達しました。これにより同社は、世界最大のイーサリアム・トレジャリーとしての地位を築いています。

Tom Lee会長は「ETHの調整局面はファンダメンタルズの強さを反映していない」と言及しており、価格の調整局面においても高いペースでの購入を維持しています。同社は2026年中までに発行済みETHの5%を取得することを目指す「5%の錬金術(Alchemy of 5%)」という目標を掲げており、今後も目標達成に向けて買い増しを進める方針と見られます。

ポイント

  • Bitmine社が過去1週間で7万6881ETHを追加購入し、保有量は約562万ETHに達しました。
  • 同社のイーサリアム保有量は総供給量の4.66%に相当し、世界最大のイーサリアム・トレジャリーとなっています。
  • 年率9.50%の優先株(ティッカー:BMNP)をニューヨーク証券取引所に上場させ、約2億7400万ドルを調達する独自の財務戦略を導入しています。
  • 獲得したETHのステーキング報酬を優先株の配当原資に充てる仕組みを構築しており、財務基盤の多様化を図っています。
  • 2026年中までに総供給量の5%を取得する目標「5%の錬金術」の達成に向け、購入を継続する方針と見られます。
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