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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

英スタンダードチャータードがXRP Ledger上のRLUSDカストディを開始。LMAXの取引担保に活用する方針

英大手金融機関のスタンダードチャータード銀行は、米リップル社が発行する米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」について、分散型台帳「XRP Ledger」上でのカストディ(資産保管)サービスを開始しました。あわせて同行は、機関投資家がRLUSDを取引担保として利用できるようにする計画を進めています。暗号資産インフラを提供するLMAXグループと連携し、資産を安全に管理しながら効率的に運用する仕組みを整える方針です。

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監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

RLUSDカストディの提供と機関投資家向け担保利用の計画

スタンダードチャータードは、XRP Ledger上で展開されるRLUSDのカストディ業務を開始しました。これにより、適格な機関投資家クライアントは同行のデジタル資産保管インフラを利用できるようになります。

さらに同行は、預かったRLUSDを機関投資家向けの取引担保として利用可能にする準備を進めています。規制下にある大手銀行がステーブルコインのカストディを提供し、取引の裏付け資産として位置付けることで、機関投資家がデジタル資産市場へ参入しやすい環境が整うと見られます。

担保ミラーリングモデルによるLMAXグループとの連携

本取り組みの一環として、スタンダードチャータードはリップル社および金融取引インフラを手掛けるLMAXグループと協業しています。同行が提供する「担保ミラーリングモデル」の枠組みを適用し、LMAXの特定商品においてRLUSDを担保資産として適格化する方針です。

担保ミラーリングモデルとは、資産を外部の取引プラットフォームへ直接移転させることなく銀行のカストディ内に保持した状態で、取引所側で担保価値を反映させる仕組みとされています。このモデルの導入により、トークンの移転に伴う業務リスクやカウンターパーティリスクを低減させながら、資本効率の高い取引環境を実現できる可能性があります。

ポイント

  • スタンダードチャータードが、XRP Ledger上で発行されるリップル社のステーブルコイン「RLUSD」のカストディサービスを開始した点
  • 機関投資家がRLUSDを取引担保として利用できるようにする計画を明らかにした点
  • リップル社およびLMAXグループと連携し、同行の担保ミラーリングモデルを通じてLMAX製品の担保としてRLUSDを扱えるよう進めている点
  • 資産を銀行で保管したまま取引担保として反映させることで、機関投資家におけるリスク管理と資本効率の両立が期待される点で注目されます

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