SBIグループ傘下でマイニングプール事業を展開するSBIクリプトは、2026年7月31日をもってマイニングプールサービスを終了することを発表しました。同社のビットコインマイニングプールは5年以上にわたり運営されており、世界のハッシュレート(採掘速度)シェアで約2.2%を占める規模を有していました。今回の決定は、同社が推進してきたマイニングプール事業全体の見直しに伴うものであり、利用者に対しては他社プールへの移行支援や最終支払いの案内が行われています。
サービス終了のスケジュールと移行への対応
発表によると、SBIクリプトのマイニングプールにおけるシェアの受付は、日本時間2026年7月31日7時(協定世界時では7月30日22時)をもって終了し、それ以降はシェアの提出ができなくなります。
同社は、最終支払いの対象となるシェアを漏れなく反映させるため、受付終了の締め切り時間まではこれまで通りSBIクリプトのマイニングプールへハッシュレートを向け続けるよう利用者に呼びかけています。サービス終了日までは通常通りプールが運営され、マイニングおよび支払いについても従来通り継続されます。
今回の発表は同社CEOの森田浩昭氏名義で行われました。森田氏は利用者への謝意を示すとともに、サービス終了まで移行を支援し、必要な情報について順次案内していくとしています。なお、シャットダウンスケジュールの詳細や最終支払いの日程、APIやWebポータルの提供期間などは、今後改めて案内される予定です。
事業見直しの背景と提示された移行先
SBIクリプトは、2026年4月に週末や日本の祝日における運営体制の見直しや、ライトコイン(LTC)およびドージコイン(DOGE)関連オペレーションの終了を含め、マイニングプール事業全体の見直しを進めていることを明らかにしていました。これに先立つ2026年3月22日には、ネットワーク状況を理由にライトコインとドージコインのマイニングを一時停止していました。
同社は、利用者の移行先の参考情報として、ブレインズ(Braiins)、ルクソール・プール(Luxor Pool)、ネオプール(NeoPool)の3つのマイニングプールを紹介しています。一部の事業者ではSBIクリプトから移行する利用者向けの優遇プログラムが提供される可能性があるとされています。ただし、これらはあくまで参考情報であり、同社が特定の事業者を推奨または保証するものではないと説明されています。
また同社は、サービス終了に伴い「SBI Mining Pool」や「SBI Crypto Pool」を名乗る偽サイトやSNSアカウントによる勧誘が確認されているとして、利用者に対して注意を呼びかけています。
ポイント
- SBIクリプトが2026年7月31日をもってマイニングプールサービスを終了します。
- 同社のビットコインマイニングプールは5年以上の運営実績があり、世界のハッシュレートシェアの約2.2%を占めていました。
- マイニングシェアの受付は日本時間7月31日7時に終了し、それ以降はシェアの提出ができなくなります。
- 利用者の移行先として、ブレインズ、ルクソール・プール、ネオプールの3つのプールが参考情報として提示されています。
- 今回の終了は、2026年3月以降に進められていたマイニングプール事業全体の見直しに伴う決定となります。