VALRがHyperliquidを統合しCEX初の永久先物製品を提供へ オンチェーンL1とのネイティブ統合が実現

アフリカの暗号資産取引所VALRが、分散型レイヤー1ブロックチェーンであるHyperliquidを統合し、新たな永久先物(パーペチュアル)製品を強化したことが明らかになりました。中央集権型取引所(CEX)がHyperliquidのオンチェーンインフラ上に直接構築し、ネイティブに統合する初の事例となります。この取り組みは、規制された取引所の利便性とオンチェーンの流動性を融合させる新たなアプローチとして注目されます。

CEXと分散型L1の初の直接統合

VALRがHyperliquidを統合しCEX初の永久先物製品を提供へ オンチェーンL1とのネイティブ統合が実現

アフリカ最大級の暗号資産取引所とされるVALRは、南アフリカの金融業界行為監督機構(FSCA)からライセンスを取得している規制対象の取引所です。同取引所は190万人以上の登録ユーザーを抱えており、今回、高速取引と深い流動性に特化した分散型レイヤー1ブロックチェーンであるHyperliquidのインフラを直接統合しました。

CEXが分散型プロトコルのインフラをネイティブに採用するのは業界初の試みとされています。これにより、VALRはユーザー体験やインターフェースの設計に専念しつつ、Hyperliquidが提供する許可不要(パーミッションレス)な取引実行プロセスや深いオンチェーン流動性を直接活用できるようになります。中央集権型の信頼性と、分散型金融(DeFi)の透明性や効率性を両立させる新しい取引モデルとしての意義が指摘されています。

200以上の市場に対応する広範なアセットクラス

新たに提供される永久先物製品「Perps」では、暗号資産だけでなく、多様なグローバル資産が取引対象となる予定です。報道によると、NVIDIAやTeslaなどのグローバル株式、主要な株価指数、金や原油などのコモディティ、さらには外国為替(FX)ペアを含む200以上の市場において、レバレッジをかけたロング(買い)およびショート(売り)のポジションを構築できるようになります。

これにより、ユーザーは単一のプラットフォームから、暗号資産市場だけでなくグローバルなマクロ経済イベントや伝統的金融市場のボラティリティに対しても投資機会を見出すことが可能になるとされています。

ローンチスケジュール

VALRにおけるこの新しい永久先物取引サービスは、2026年7月6日(月)にWeb版から提供が開始される予定です。また、モバイルアプリへの対応もその直後に予定されています。

ポイント

  • VALRがHyperliquidのインフラを直接統合し、CEXとして初のネイティブなオンチェーンL1統合事例となりました。
  • 規制に準拠したCEXの使いやすさと、オンチェーンDEXの深い流動性および透明性を融合させたハイブリッドな取引モデルとして注目されます。
  • 暗号資産だけでなく、グローバル株式、株価指数、コモディティ、外国為替など200以上の市場をカバーする永久先物製品が提供されます。
  • 新たな永久先物取引サービスは、2026年7月6日(月)よりWeb版にて先行して提供が開始される予定です。

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

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