ゲームグラフィックデザイナーに憧れる方は、ゲームグラフィックデザイナーの有名人のキャリアが気になることでしょう。
有名なゲームグラフィックデザイナーの中にはとても苦労して今の地位を手に入れた方もいて、将来の参考になります。
今回、Pacific Metaマガジンではゲームグラフィックデザイナーの有名人について紹介していきます。
- ゲームグラフィックデザイナーの有名人
- ゲームグラフィックデザイナーの仕事内容
- ゲームグラフィックデザイナーのなる方法や必要な資格
ゲームグラフィックデザイナーの有名人を参考にして、自分の将来を考える機会にしてください。
ゲームグラフィックデザイナーの有名人
日本を代表するゲームグラフィックデザイナーを4人解説していきます。
気になる方がいれば、担当されたゲームを手に取ってみることもおすすめです。
野村哲也さん
スクウェア・エニックスのメインクリエイターである野村 哲也（むら てつや）さん。
『ファイナルファンタジーVII』のキャラクターデザイン、『キングダム ハーツ』のディレクターやキャラクターデザインを担当しました。
子供時代は家にゲームが無かったそうで、すごろくを作ったり、一人で絵を描いて過ごしていたそうです。
高校時代から芸術の道に進もうと考えていて、『ファイナルファンタジーシリーズ』のキャラクターデザインを担当した天野喜孝氏がきっかけでスクウェアの入社を決めました。
デザインにクロムハーツやベルト、チャック、シルバーアクセサリーなどが登場することが多いです。
絵を描く際に専門的な画材を使わないので、主線が太めです。
舞台美術や衣裳デザインなど、多方面で活躍されています。
手塚卓志さん
任天堂情報開発本部制作部 部長、統括を経て、企画制作本部企画制作部統括、2018年6月より同社執行役員および企画制作本部 上席統括の手塚 卓志（てづか たかし）さん。
『マリオシリーズ』、『ゼルダの伝説シリーズ』、『どうぶつの森シリーズ』などのを担当しています。
大阪芸術大学芸術学部デザイン学科を卒業後、任天堂に入社し、『スーパーマリオブラザーズ2』からのほとんどのマリオシリーズに携わっています。
『スーパーマリオブラザーズ』の制作の際に協力した任天堂の宮本茂さんや株式会社SRDの中郷俊彦さんとは、その後も一緒に仕事をする機会が多かったです。
以前には追い込みの時期には休みなしで働くこともあって大変だと語っていた手塚さん。
携わった作品がユーザーの手に届いた時に喜びを感じるそうです。
藤原大記さん
【リィンカネサービス開始まで】
／
あと3日！
＼フォロー&本ツイートをRTでこのイラストのキャンバスアートが15名様に当たるキャンペーンも開催中！詳細はスレッドをご確認ください。
■イラスト
アートディレクター：藤原大記( @meloveearth )#リィンカネ #NieR #ニーア pic.twitter.com/WfFB3VQYQS— NieR Re［in］carnation (@NieR_Rein) February 15, 2021
『グリモア～私立グリモワール魔法学園～』『スゴロクモンスターズ』でアートディレクションやUIデザイン、キャラクターデザインを担当した藤原 大記（ふじわら だいき）さん。
サイバーエージェントグループでスマホ向けのゲームアプリのグラフィックデザインを担当しています。
札幌市立大学デザイン学部卒業後、アートディレクション補佐を経て、ゲームグラフィックデザイナーとしての道を歩み始めました。
ユーザーの方が喜ぶようなコンテンツを作ることに喜びを感じる人が、ゲームグラフィックデザイナーに向いているという藤原さん。
スマホゲームは作成後も運用を続けるので、ユーザーの反応が感じやすい所が仕事の魅力なだそうです。
佐藤瑛祐さん
エープラス株式会社で『ペルソナ4 ジ・アルティメットインマヨナカアリーナ』を手掛けたことで有名な佐藤 瑛祐（さとう えいすけ）さん。
アミューズメントメディア総合学院ゲームグラフィックデザイナー学科の卒業生です。
画像や3Dデータを作成し、個人で進める作業が多いと語っています。
毎日夜遅くまで作業した時期は大変だったそうですが、やりがいや醍醐味が多いそうです。
エープラス株式会社には、アミューズメントメディア総合学院のクリエイター面接で入社しました。
ゲームグラフィックデザイナーであれば、絵が描ける、デザインが作れるだけでなく、その仕事が好きなことが大切だそうです。
ゲームグラフィックデザイナーの仕事内容は？
メインの仕事は、ゲームに登場するキャラや背景、アイテムのグラフィックを作り上げる仕事です。
ゲームの目に見える部分であり、キャラ担当や背景担当など細かく担当する部分が決められていることも少なくありません。
ゲームグラフィックデザイナーになるためには？
ゲームグラフィックデザイナーになるためには、大きく2つの方法があります。
自分にあった方法で、ゲームグラフィックデザイナーを目指してください。
ゲーム、デザイン系の専門学校で学ぶ
ゲームやデザイン系の専門学校で基礎から学んだ後、ゲームグラフィックデザイナーになる方法があります。
未経験の場合、確実にゲームグラフィックデザイナーになるには基礎から学習した方がいいでしょう。
専門学校によっては、ゲーム会社と関係が深く、就職の際に有利になることもあります。
悩んでいる方は、専門学校を目指すといいでしょう。
独学で学ぶ
独学でもゲームグラフィックデザイナーを目指せます。
有名なゲームグラフィックデザイナーの中にも、一般的な大学に進学した後ゲーム会社に入社した人も少なくありません。
独学の場合は、教本を買って勉強する方法がおすすめです。
下記の記事では、グラフィックデザイナーの独学にオススメの書籍を紹介しています！
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください！
ゲームグラフィックデザイナーに必要な資格はある？
ゲームクリエイターは、必須の資格はありません。
ただし、勉強しておいたほうがいい検定があります。
Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験は、Illustrator®を使ったDTPファイル及びWebデザインパーツの作成などができるか判定されます。
実践的な試験内で、スタンダードとエキスパート」の2種類があって、実力に合わせた受験が可能です。
Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験は、Photoshop®が使えるか見極める試験です。実践的な試験で、新規ドキュメントから1つのグラフィックコンテンツを作成できるか判定されます。
CGクリエイター検定1～3級
CGクリエイター検定1～3級は、CGソフトウェアやCG理論の知識、どのように映像表現するかが問われる試験です。
主にデザインナーやクリエイターが受験します。
色彩検定2・3級
色彩検定2・3級は、色選びに関する問題が出題されます。
1990年の第1回が開催され、累計150万人以上が受験しました。
文部科学省後援の公的資格です。
グラフィックデザイナーに必要な資格についてより詳しい情報を知りたいという方は、下記の記事をご覧ください！
ゲームグラフィックデザイナーに転職するならマイナビクリエイター
ゲームグラフィックデザイナーに転職したいなら、マイナビクリエイターの利用がおすすめです。
Web・ゲーム関連職に特化した人材紹介サービスなので、夢に近づきやすいです。
業界に精通したキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、初めての転職でも安心できるでしょう。
もっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
ゲームグラフィックデザイナーの有名人のまとめ
今回Pacific Metaマガジンではゲームグラフィックデザイナーの有名人について以下の内容を中心にご紹介しました。
- ゲームグラフィックデザイナーには色々なキャリアがある
- ゲームグラフィックデザイナーになるには専門学校で学ぶか独学かの方法がある
- ゲームグラフィックデザイナーに必須の資格はない
- ゲームグラフィックデザイナーは専門学校や転職エージエントで目指す方法がおすすめ
ゲームグラフィックデザイナーの有名人は、それぞれの苦労を乗り越えて現在の地位を獲得しています。
ゲームグラフィックデザイナーを目指す方は、専門学校や資格、マイナビクリエイターを上手く利用してみるといいでしょう。
今回の記事の内容が参考になれば幸いです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
下記の記事ではグラフィックデザイナーの仕事のやりがいについて紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください！
