SBI新生銀行が2026年秋より、円預金の残高に応じて暗号資産と交換できる券を顧客に付与するサービスを開始することが報道されました。利用者は、通常の円預金金利に加えて、利払い額の2割相当をビットコイン、イーサリアム、エックス・アール・ピーのいずれかと交換できる券として受け取ることができます。本サービスは、グループの暗号資産交換業者であるSBI VCトレードとの相互送客を目的としており、銀行預金を暗号資産口座への入り口とする新たな取り組みとして注目されます。
円預金に連動した暗号資産還元サービスの概要
SBI新生銀行が今秋に開始を予定している新たなサービスは、顧客が保有する円預金の残高に応じて暗号資産と交換可能な券を付与するものです。
利用者は、通常の円預金金利が支払われるだけでなく、その利払い額の2割相当にあたる暗号資産交換券を追加で受け取ることができます。この交換券は、一定の期間内にビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、エックス・アール・ピー(XRP)のいずれかの暗号資産に交換することが可能です。
この取り組みは、SBIグループ内の暗号資産交換業者であるSBI VCトレードとの相互送客を推進する目的があると報じられています。
SBIグループが進める個人向け金融と暗号資産の融合
SBIグループでは、暗号資産を日常的な個人向け金融サービスに組み込む動きを加速させています。
2025年7月には、SBI VCトレードがSBI新生銀行グループのアプラスと提携し、アプラスポイントをBTC、ETH、XRPに交換できるサービスを開始しました。さらに2026年5月には、SBI VCトレード、アプラス、ビザ・ワールドワイド・ジャパンの3社が、利用額に応じて貯まるポイントが暗号資産に自動交換されるクレジットカードであるSBI VISAクリプトカードの発行を開始しています。
今回の預金連動サービスは、これらのポイントやクレジットカードに続くものであり、銀行預金を起点として暗号資産口座へのアクセスを促す新たなアプローチと見られます。
ポイント
- SBI新生銀行が2026年秋より、円預金の残高に応じて暗号資産と交換できる券を付与するサービスを開始する予定です。
- 利用者は通常の円預金金利に加え、利払い額の2割相当をビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、エックス・アール・ピー(XRP)のいずれかに交換できる券として受け取れます。
- 本サービスは、SBIグループの暗号資産交換業者であるSBI VCトレードとの相互送客を目的としています。
- アプラスポイントの交換サービスや暗号資産が貯まるクレジットカードに続く取り組みであり、銀行預金を暗号資産取引への入り口とする点で注目されます。