初のFortune Crypto 100が発表 DeFi部門首位はHyperliquid CeFi部門はCoinbaseが獲得

米経済誌のFortuneは、デジタル資産エコシステムにおいて最も影響力のある企業やプロジェクトをランク付けした初のFortune Crypto 100を発表しました。本ランキングは、データ分析企業のInca Digitalと共同で構築され、3000以上の企業やプロトコルを10の異なるカテゴリーに分類して評価したものです。DeFi(分散型金融)部門ではHyperliquidが、CeFi(中央集権型金融)部門ではCoinbaseがそれぞれ首位を獲得しました。このランキングは、デジタル資産やブロックチェーン技術が、世界の金融システムやウォール街にいかに深く統合されているかを示す重要な指標として注目されています。

独自の評価基準で構築されたFortune Crypto 100の全貌

初のFortune Crypto 100が発表 DeFi部門首位はHyperliquid CeFi部門はCoinbaseが獲得

Fortune誌が今回初めて公開したFortune Crypto 100は、同誌の象徴的なFortune 500をモデルに構築されました。単一の基準で比較することが難しい多様なデジタル資産業界に対応するため、データ分析企業であるInca Digitalと提携し、10の異なるカテゴリーに分類して評価を行っています。

評価にあたっては、オンチェーン活動や企業財務などのデータに加え、セキュリティインフラ、規制面での実績、メディアでの露出度、さらに200名以上の業界専門家への調査による信頼性や評判のスコアが統合されました。各企業やプロジェクトは、最も評価が高かった単一のカテゴリーにのみランクインする仕組みとなっています。

各カテゴリーにおける主要な首位企業とプロジェクト

発表された10のカテゴリーにおいて、それぞれの首位に選ばれた企業やプロジェクトは以下の通りです。

CeFi(中央集権型金融)部門では、Coinbaseが首位を獲得し、Binanceが2位、Krakenが3位と続きました。

DeFi(分散型金融)部門では、Hyperliquidが首位に選出されました。

伝統的金融(TradFi)部門では、大手資産運用会社のFranklin Templetonが首位となっています。

フィンテック部門では、Robinhoodが首位を獲得しました。

ベンチャーキャピタル部門では、Andreessen Horowitz(a16z)が首位に選ばれました。

ステーブルコイン部門では、Tetherが首位に立ちました。

暗号サービス部門では、Chainalysisが首位を獲得しました。

マイニング部門では、MARA Holdingsが首位に立ちました。

ブロックチェーン&プロトコル部門では、Bitcoinが首位を獲得し、Ethereumが2位、Solanaが3位となりました。

デジタル資産財務(DATs)&ETF部門では、BlackRockが首位を獲得しました。

これらの顔ぶれは、伝統的なウォール街の資産運用会社から新興の暗号資産プロトコルまで、デジタル資産が既存の金融システムへ深く浸透している現状を浮き彫りにしています。

DeFi部門で首位を獲得したHyperliquidの重要性

DeFiカテゴリーで首位に輝いたHyperliquidは、独自のレイヤー1ブロックチェーン上で構築された分散型取引プラットフォームです。元々は暗号資産の無期限先物取引(パーペチュアル取引。決済期限のないデリバティブ取引のこと)を中心に展開していましたが、現在ではトークン化された株式やコモディティ、予測市場など、幅広い金融商品への拡大を進めています。

オンチェーンの透明性と自己管理(セルフカストディ)を維持しながら大規模な取引高を処理できる点が評価されており、従来の金融市場に対抗し得る次世代の金融インフラとして、業界内で高い注目を集めています。

ポイント

・米経済誌のFortuneが、デジタル資産エコシステムで最も影響力のある100企業・プロジェクトをランク付けする初のFortune Crypto 100を発表しました。

・データ分析企業であるInca Digitalと提携し、財務、オンチェーン活動、規制実績、セキュリティ、業界の評判を統合した厳格な基準で評価が行われました。

・DeFi部門では、急速な成長と多角化を見せる分散型取引プラットフォームのHyperliquidが首位を獲得しました。

・CeFi部門のCoinbaseやTradFi部門のFranklin Templeton、DATs&ETF部門のBlackRockなどの首位選出は、伝統金融と暗号資産の融合がさらに進んでいることを示しています。

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

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