Polygon LabsがCoinme買収の最終段階に伴い2026年2回目のレイオフを発表、2027年の黒字化と決済事業への移行を目指す

Polygon LabsのCEOであるMarc Boiron氏は、暗号資産決済プラットフォームであるCoinmeの買収が最終段階に入ったことを発表しました。これに伴い、Coinmeチームの統合を進める一方で、同社は2026年で2回目となるレイオフ(人員削減)と組織再編を実施します。今回の決定は、同社が従来の組織形態からブロックチェーン決済企業へと移行し、2027年までの黒字化を達成するための戦略的な再編とされています。

Coinmeの買収完了とチームの統合

Polygon LabsがCoinme買収の最終段階に伴い2026年2回目のレイオフを発表、2027年の黒字化と決済事業への移行を目指す

Polygon Labsは、規制に準拠したフィアット(法定通貨)および暗号資産の決済企業であるCoinmeの買収手続きの最終段階にあります。買収の完了に伴い、CoinmeのチームはPolygon Labsへと統合される予定です。

Marc Boiron CEOは、この統合プロセスの一環として、2026年に入って2回目となるレイオフと、より広範な合併および組織再編を開始したことを明らかにしました。同氏は「1年に2回もの変革をチームに求めるのは酷なことであり、対応が困難であることは理解している」と述べており、短期間で繰り返される組織変更が従業員に与える影響について理解を示しています。

2027年の黒字化と決済事業へのシフト

今回のレイオフと組織再編は、Polygon Labsが2027年までに黒字化を達成するという目標に向けたものです。

同社は、従来のブロックチェーン財団としての組織から、ブロックチェーン技術を活用した決済企業へと移行を進めています。この移行に伴い、組織構造や求められる人材の要件が変化したことが、今回の人員削減の背景にあると説明されています。

なお、Boiron氏はこの調整について、退職する従業員のパフォーマンスとは無関係であると強調しています。また、同社の現在の売上実績は好調であり、ステーブルコインの取引量が過去最高を更新し続けているほか、顧客準備金が予想を上回り、オンチェーン決済ソリューションの立ち上げも急速に進んでいると述べています。影響を受ける従業員に対しては、退職金や関連する支援が提供される予定です。

ポイント

  • Polygon LabsがCoinmeの買収完了に向けた最終段階に入り、2026年で2回目となるレイオフと組織再編を発表しました。
  • 今回の再編は、同社が従来の組織からブロックチェーン決済企業へと移行し、2027年までの黒字化を達成するための戦略的な動きとして注目されます。
  • CEOのMarc Boiron氏は、今回の人員削減が従業員のパフォーマンスとは無関係であり、企業の売上実績自体はステーブルコイン取引量の増加などにより好調であることを説明しています。
  • 影響を受ける従業員に対しては、退職金や移行支援が提供される予定です。

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

Pacific Metaマガジン編集部は、ブロックチェーン領域を中心に、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン(ST)、ステーブルコイン、NFTなどのトークン活用や、AI×ブロックチェーン領域における事業開発・実装に関する情報を発信する編集チームです。株式会社Pacific Metaが、グループ累計260社以上・41カ国以上のプロジェクトを支援してきた知見をもとに、記事の企画・監修を行っています。

ビジネスでの活用から個人の学びまで、ブロックチェーンやトークンに関する情報を、最新動向と実務でのナレッジを踏まえてわかりやすくお届けします。編集部や事業内容の詳細は、公式サイトをご覧ください。

ニュース
ブロックチェーンマガジン by Pacific Meta