最近盛り上がりを見せているNFTの市場に注目して、何かに手を出してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
今回Pacific Metaマガジンでは、NFT関連銘柄(仮想通貨・株)について説明をおこないます。
この記事の見出し・ポイントは以下の通りです。
- NFTとは? / NFT関連銘柄とは?(前提知識)
- NFT関連銘柄の将来性は?
- NFT関連銘柄の選び方
- おすすめのNFT関連仮想通貨・株の銘柄を紹介
- NFT関連銘柄を購入できる取引所8選
- NFT関連銘柄に関する注意点
- NFT関連銘柄を購入する前に勉強しておくこともおすすめ
ほとんど知識が無くて何から手を出せばわからないという方でも大丈夫です。
仮想通貨の銘柄は読み方などから入れつつ説明していきます。
NFTとは?
まずはNFTの基礎的な話から始めましょう。
NFTとはNon-Fungible Tokenの略で、日本語では非代替性トークンと訳されます。
「非代替性」というのは替えが利かないということで、NFTが世界に一つしかないユニークな存在となれることを示しています。
NFTは仮想通貨(暗号資産)と同じようにブロックチェーン技術が使われているため、複製されたとしても履歴が全て一続きで記録されており、その技術によってデータの唯一性を証明することが可能です。
NFTアイテムは転売されても収益が入り続けるような仕組みが構築されつつあるため、デジタルコンテンツのクリエイターを守る技術としても期待されています。
NFTの活用シーンは多岐にわたり、イラストやロゴなどのアート、写真、漫画・アニメ(動画)、音楽などが作成されています。
NFT関連銘柄とは?
ここからは本題です。
この記事では「NFT関連銘柄」として、仮想通貨と株の銘柄を扱っていきます。
仮想通貨であれば、その仮想通貨を使ってNFTの売買ができるものを関連銘柄とします。
NFTの売買には国が管理する法定通貨よりも仮想通貨が用いられることが多く、関連銘柄はかなりの数に及びます。
株はNFT取引の事業をおこなっている企業についてを扱います。
こちらは別の分野から参入してきた企業も含むので扱う範囲がやや広いかもしれません。
今後は爆発的に対象企業が増えていくでしょう。
どちらも具体的な銘柄は下の見出しで詳しく紹介します。
NFT関連銘柄の将来性は?
NFTや仮想通貨の業界は出来たばかりで、まだ細かいルールを決めている途中の段階と言えるでしょう。
しかしそんな中でも、関連市場の将来性には期待をする声が多く挙がっています。
少し詳しく見ていきましょう。
NFT市場の成長・拡大
NFT市場は2021年頃から急成長を見せました。
商品の単価やジャンルなどは千差万別ですが、アート・スポーツ・音楽など様々な分野でそれぞれ広がっています。
ゲームシステムにNFTアイテムの組み込みをするケースも多く、独自の仮想通貨を用いたタイトルも急増しました。
日本ではまだNFTの知名度が低いものの、東南アジアやアメリカなどでは取引が活発におこなわれているので、日本での知名度が高くなる前に動いておきたいところです。
NFT関連銘柄を扱う取引所の増加
関連する仮想通貨を扱う国内の取引所も徐々に増えてきました。
ビットコインやイーサリアムといったメジャーどころの通貨はもちろん、今ではNFTの売買に関わる通貨をプラスして合計20種類程度を扱う取引所が続々登場しています。
取引所が増えて競争が激化すれば、単純に仮想通貨の取引量も増えて値段も上がっていくことが期待されるので、業界にとっては良い要素と言えるでしょう。
取引所に関しては、この後の見出しでさらに具体的に紹介します。
大手企業や著名人のNFT参入
NFT業界の変遷を見てみると、最初はお金のある投資家から始まり、現在は大手の企業や有名人も各所で動きを見せています。
例えば、スポーツならヨーロッパのサッカーリーグ、ファッションならナイキなどのスニーカーブランド、音楽業界でも世界中のアーティストが動き始めました。
ゲームのメタバース空間にも各企業が広告を出すといった動きが見られ、ここから一般の人に浸透していくのも時間の問題でしょう。
よくあるグッズの1つとしてNFTが取引される日も、そう遠くないかもしれません。
NFT関連銘柄の選び方
続いては、購入するNFT関連銘柄の探し方・決め方について説明します。
うまい比較の仕方や、どうすれば利益に繋げられるかなどを紹介していくので、順番にご覧ください。
各銘柄にどんな特徴があるか
何か話題になっている銘柄があったとしても、闇雲に突っ込んでいくのはリスクが大きすぎます。
手を出す前に仮想通貨の概要、あるいは企業の事業内容などは調べるようにしましょう。
調べる中で、他には無いような独自性や利便性を持っていれば大きく伸びる可能性が高いので、値動きだけに縛られず注目されている理由などを注視してください。
他には、ゲーム開発のプラットフォームになっているといった特徴を持っているものも、今後広がりを見せる可能性が高いので要注目です。
どこの取引所で使えるか
こちらは主に仮想通貨の話ですが、多くの取引所で使える通貨の方が期待値は高いと考えられます。
また、海外だけではなく国内の取引所に扱いがあるかどうかは利便性の面で差が大きいです。
期待度や実用性を測る意味で、利用できる取引所はチェックしておきましょう。
伸びしろに期待するのであれば、国内で取り扱いが始まったばかりの銘柄などが狙い目と言えるでしょう。
時価総額はどの程度か
仮想通貨全体ではすでに数万種類もの銘柄が誕生しており、その全てを1つずつ検索して調べるのは現実的ではありません。
まずは時価総額順などで絞って、取引が活発におこなわれている銘柄から確認すると効率的でしょう。
また、順位が急上昇している銘柄が無いかチェックして、直近の注目銘柄を拾い上げるやり方も効果的です。
仮想通貨の時価総額については、以下のようなサイトを参考にすると良いでしょう。
時価総額のランキング順などで表示させることができます。
仮想通貨価格、チャート、仮想通貨時価総額 | CoinGecko
メタバースでの需要はどうか
NFTに関連する注目ワードとして、最近はメタバースが取り上げられることも多いです。
メタバースは、オンライン上でリアルマネー・仮想通貨を使った経済活動ができるコミュニティとして注目を集めています。
今のうちにアバター・アイテム・土地などを持っておけば、今後人が増えた時に通貨の価値が上がって利益を得られる可能性も高いので、メタバース上で使われている銘柄についてはチェックしておいた方が良いでしょう。
「おすすめのNFT関連仮想通貨銘柄10選」の見出しでもメタバース関連の銘柄に触れているので、そちらも参考にしてみてください。
実際に利用・体験してみてどうだったか
良い銘柄の見分け方を効果的に習得するためには、自分が体験してみた感触を大切にすることも有効です。
他人が言っている内容を聞くだけでは情報が不足することも多いので、関連サービスが利用できる場合は使ってみた方が良いでしょう。
よく分からないサービスに投資するより知っている分野の方が判断しやすいので、どこから手を出すか迷った場合は、興味のある分野の銘柄から攻めてみるのがおすすめです。
おすすめのNFT関連仮想通貨銘柄10選
この見出しでは、仮想通貨の代表的な銘柄を一覧で10種類紹介します。
時価総額については2022年8月1日時点の値を記載しています。
引用:仮想通貨価格、チャート、仮想通貨時価総額 | CoinGecko
Enjin Coin(ENJ)
通貨名 | エンジン |
シンボル | ENJ |
時価総額 | $591,233,179 |
主な特徴 | 国内でも取り扱いが多い |
エンジンは「Enjin Platform」と呼ばれるプラットフォームで活用されている仮想通貨で、『マインクラフト(Minecraft)』と提携していることでも有名です。
Enjin Platformでは、専門知識がなくともゲームやアプリに仮想通貨を組み込むことができることから、ゲーム開発者にも大きな人気があります。
国内にある多くの仮想通貨取引所でも取り扱いがあるので、日本人にもおすすめしやすい仮想通貨です。
Chiliz(CHZ)
通貨名 | チリーズ(チリース) |
シンボル | CHZ |
時価総額 | $676,347,287 |
主な特徴 | スポーツ界が発祥の仮想通貨 |
チリーズは、スポーツ分野のファン投票アプリ「Socios.com」を運営している企業でもあり、ヨーロッパのサッカークラブからアメリカのスポーツ界へと事業を拡大しつつあります。
仮想通貨のチリーズを保有することで、各競技のファン投票権や限定グッズなどの特典を受け取れるといったメリットもあるため、今後サポーターに広がっていくことが期待されます。
チリーズは海外取引所のバイナンスなどで入手することが可能です。
Tezos(XTZ)
通貨名 | テゾス |
シンボル | XTZ |
時価総額 | $1,603,577,447 |
主な特徴 | 色彩をNFT化するプロジェクトで利用 |
テゾスは色彩をNFT化する「tzcolor」というプロジェクトをおこなっており、この仮想通貨が関連銘柄となっています。
他企業とのコラボなどにも積極的でフットワークが軽いので、将来性に期待されている仮想通貨の1つです。
国内の取引所でも多くの取り扱いがあるので、比較的入手しやすい通貨と言えます。
The Sandbox(SAND)
通貨名 | ザ・サンドボックス |
シンボル | SAND |
時価総額 | $1,707,949,376 |
主な特徴 | 有名メタバースで使われている通貨 |
サンドボックスは、『The Sandbox』というメタバースのゲームで用いられている仮想通貨です。
『The Sandbox』ではアバターやアイテム、土地や建物などを売買できる仕組みとなっており、GUCCIやadidasといった有名企業も参戦していることで注目されています。
国内の取引所であれば、コインチェックで購入することが可能です。
Axie Infinity(AXS)
通貨名 | アクシーインフィニティ |
シンボル | AXS |
時価総額 | $1,592,915,667 |
主な特徴 | メタバース内のトークン |
アクシーインフィニティもSANDと同じくゲーム内のトークンで、ゲーム業界ではかなりの取引量を誇ります。
ここしばらくは値段が落ち着いていましたが、2022年7月に土地のステーキングが開始されたことで盛り上がりが再燃しました。
値段が上がりきったところで購入するとリスクが大きいので、もう一度落ち着いたタイミングで掴みたいところです。
Decentraland(MANA)
通貨名 | ディセントラランド |
シンボル | MANA |
時価総額 | $1,805,389,025 |
主な特徴 | 歴史のあるメタバース内で使われている通貨 |
ディセントラランドはメタバースの中でも歴史が長いコンテンツです。
アイテムや土地を売買できて企業の参入も目立つという点では『The Sandbox』などと同じですが、こちらはVRで仮想世界が楽しめるという特徴を持っています。
新規で入っていくハードルはやや高いですが、動向については押さえおくと良いでしょう。
Flow(FLOW)
通貨名 | フロウ(フロー) |
シンボル | FLOW |
時価総額 | $2,087,266,616 |
主な特徴 | 取引の負荷が低く将来性に期待されている |
フロウはブロックチェーン「Flow」上で利用される仮想通貨です。
ブロックチェーンとしてのFlowは処理速度が非常に速く、市場に負荷をかけにくいことが特徴的となっています。
仮想通貨のやり取りでかかるガス代などの手数料はネットワークの負荷に左右されるので、費用面を考えたときにも期待感が大きい銘柄です。
関連事業としては、NBAのトレカを扱うサービスなどが展開されています。
Theta Network(THETA)
通貨名 | シータ |
シンボル | THETA |
時価総額 | $1,393,685,200 |
主な特徴 | 利用者に優しいプロジェクトが展開中 |
シータは、運営元の企業を設置しない分散型ネットワークを構築しているシータネットワークにおいて使われている仮想通貨です。
動画配信に活用して制作者の取り分を大きくしようというプロジェクトが進行中となっており、利用者に優しいシステムとして注目を集めています。
シータは海外の取引所で入手することが可能です。
Rarible(RARI)
通貨名 | ラリブル |
シンボル | RARI |
時価総額 | $30,526,513 |
主な特徴 | マーケットプレイスと連携している通貨 |
ラリブルは、NFTの発行・売買ができるマーケットプレイス「Rarible」で発行されている独自トークンです。
この仮想通貨はRaribleで売買することで配付されるので、利用者同士の活発な取引を促進しています。
マーケットプレイスとしてはデジタルアートなどを扱っており、Openseaとも統合されているため今後さらに拡大していくことが期待されます。
Gala(GALA)
通貨名 | ガラ |
シンボル | GALA |
時価総額 | $440,287,070 |
主な特徴 | ゲームプロジェクトで利用されている通貨 |
Gala Games(ガラ・ゲームス)というプロジェクトでは複数のNFTゲームが開発されているのですが、それらのゲーム内で使われるトークンとしてガラが存在しています。
プロジェクト内の複数タイトルで扱われている通貨なので、今後さらに規模が増えていく可能性が高いです。
バイビットなど海外の取引所で入手することができます。
NFT関連銘柄を購入できる取引所8選
続けて、仮想通貨を購入できる取引所についても見ていきましょう。
国内から5つ、海外から3つ紹介します。
国内取引所
まずは国内からおすすめの取引所を5つ紹介します。
Coincheck(コインチェック)
コインチェックはUIが全体的に分かりやすく、自動積立サービスなどもあります。
積立は毎日 / 月一といったプランがあり、1,000円単位で細かく設定ができるので初心者の方にも安心です。
また、仮想通貨をレンタルして利息を受けられるサービスなどもあり使い方の幅が広いのも特徴となっています。
同社でNFTマーケットも展開しているので、NFT自体の取引をしたい方におすすめです。
bitFlyer(ビットフライヤー)
ビットフライヤーは、松本人志さんなどがCMに出演していることで有名な取引所です。
少ない元手で大きな額を取引できるレバレッジ取引も可能な一方、少額からの投資も可能となっており初心者から上級者まで使い勝手の良い機能が揃っています。
また、Tポイントをビットコインに交換できるといったシステムも実装されています。
DMM Bitcoin
DMM Bitcoinは名前にビットコインと付いていますが、もちろんそれ以外の通貨も取引可能となっています。
レバレッジ取引にも強いほか、各種手数料がほぼ無料となっているのもメリットです。
レバレッジ取引はハイリスク・ハイリターンなので、チャレンジする際は手持ちの資産を十分考慮しておこないましょう。
GMOコイン
GMOコインは2021年、2022年と直近で顧客満足度1位を取ったこともある取引所です。
20以上の仮想通貨が取引できる上に使い勝手などの評価も高いので、初めて使う取引所としてかなり適しています。
入金や出金に関わる手数料が無料となっているのも嬉しいポイントです。
LINE BITMAX(ビットマックス)
ビットマックスはLINEの関連サービスで、LINE Payとも連携できるので特に日本人には馴染みやすい取引所でしょう。
取り扱い通貨は少なめですが、独自の仮想通貨であるリンク(LN)を取引できるのが特徴的です。
スマホで手軽に仮想通貨の取引をしたい方におすすめとなっています。
海外取引所
続けて海外のおすすめ取引所を3つ紹介します。
Binance(バイナンス)
バイナンスは、数ある海外取引所の中でも仮想通貨の種類がトップクラスです。
さらには取引手数料も安めで日本語対応もバッチリなので、初心者向けの取引所と言えるでしょう。
同社でNFTマーケットプレイスも開いているので、NFTの取引をしたい方にもおすすめです。
Huobi(フォビ)
フォビグループは「Huobi Japan」を運営しているグローバル企業で、取引所の人気も非常に高いです。
「2円から始められる」というキャッチコピーもあり、初心者が使いやすい取引所としてのアピールもしています。
金融庁登録済みの暗号資産交換業者でセキュリティ面にも気を配っているので、安心して利用することができるでしょう。
Bybit(バイビット)
バイビットはシンガポールで設立された取引所ですが、サービスは日本語対応しているうえサポート体制も手厚いので、初心者の日本人でも使いやすいでしょう。
少し前までは取引できる仮想通貨の数が少なかったですが、今では他のメジャーな取引所に引けを取らない水準まで増えてきました。
また、最大レバレッジが100倍というのも大きな強みの1つです。
おすすめのNFT関連株式銘柄7選
ここからは株についての話です。
NFT関連銘柄の本命を一覧で紹介します。
日本株
まずは日本株から4種類紹介していきます。
馴染みのない企業もあるかもしれませんが、きっちりチェックしておきましょう。
メルカリ
フリマアプリでおなじみのメルカリですが、NFT事業に参入していることをご存知でしょうか。
メルカリは2021年に「メルコイン」という子会社を設立し、そちらが暗号資産交換業者としての活動をおこなっています。
本格的な活動なこれからですが、知名度があって生活にも根付いている企業なので、NFTを広めていく集客力に期待できそうです。
スクウェア・エニックス
ゲーム会社の大手であるスクエニも、2020年にNFT事業へ参入しています。
2022年2月にはブロックチェーン・エンタテインメント事業部を新設し、本格的な開発が今後おこなわれていくことが予想されます。
他の大手ゲーム会社でもNFTゲームへ参入する動きが出始めているので、動向をチェックしていきたいところです。
マネックス
マネックスは、子会社がコインチェックを運営している企業です。
コインチェックはNFTのマーケットプレイスも開いており、その親会社であるマネックスにも注目が集まっています。
日本で業界を引っ張っていると言っても過言ではない企業なので、一度はチェックしておきましょう。
メディアドゥ
メディアドゥは、NFTマーケットプレイス「FanTop」の運営などをしており、ここではデジタルフィギュアなどを扱っています。
スマホアプリを使えばコレクションをARで配置することもできるなど、現実と組み合わせた仕掛けが注目を集めています。
ちなみに、上で紹介したFlowを基盤にしているシステムなので一緒にチェックしておくと良いでしょう。
米国株
ここからはアメリカのおすすめ株について見ていきます。
NFT分野では日本よりアメリカの方が先へ行っているので、可能な限りこちらもチェックしておきましょう。
Meta(メタ)
メタは2021年にFacebookから社名を変更しました。
メタバース事業へ力を入れるという意思の表れを感じます。
子会社であるインスタグラム(Instagram)も含めてメジャーなSNSを持っているのが強みで、非常に安定感がある企業です。
投資家だけではなく一般の人をNFT業界へ取り込むのにも一役買ってくれるでしょう。
SNSであればTwitter社にも要注目です。
NFTアートをプロフィール画像に設定できる機能も実装されたので、投資家やインフルエンサーが設定しているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。
今後もNFT取引を促進するような仕掛けを出してくると思われるので、動向に注目です。
VISA
クレジットカードでおなじみのVISAは、音楽・ファッション・映画といったクリエイティブ分野の起業家向けに、NFTを使った事業支援を開始しました。
一般の消費者向けにどう関わってくるかは分からない部分もありますが、決済大手である強みを活かして様々なプロジェクトに参入してくることが予想されます。
NFT関連銘柄に関する注意点
ここまで、おすすめの仮想通貨や株について見てきましたが、購入前に気をつけたい点もいくつかあります。
取引で損をしないためにも、一通り確認しておきましょう。
取引前にチャートを確認しておく
仮想通貨でも株でも、チャートは確実に確認をしておきましょう。
上がり下がりを確実に予測するまではできませんが、短期的・長期的な値動きを見ればある程度の見通しを考えることはできます。
明らかな下落トレンドで資金を突っ込むのはもったいないので、短期チャートと長期チャートを確認してから購入するようにしましょう。
海外の価格予想も見ておく
残念ながら日本はNFT後進国なので、日本の記事を参考にするだけでは情報が不足する可能性があります。
できれば以下のような海外の予想記事なども参考にしたいところです。(下のページは一応日本語訳がされています。)
暗号通貨の価格予測 2022 | 長期/短期予測 (priceprediction.net)
英語を読むのは大変かもしれませんが、翻訳などを使いながら頑張ってみましょう。
手数料(ガス代)がかさばらないようにする
仮想通貨の取引やNFT製品を作成する際などには、通称ガス代と呼ばれる取引手数料がかかります。
換金などを繰り返すたびに取られるので、無駄な取引を繰り返さないように取引手順をきちんと決めておきましょう。
仮想通貨の銘柄によっては無料で済むものもあるので、購入費用と合わせたときにトータルで安い組み合わせを選ぶことが大切です。
海外取引所の利用には一定のリスクもある
仮想通貨やNFTの投資は自己責任が基本なのは言うまでもありませんが、海外の取引所を使う際は一層注意が必要です。
日本が認可していない海外取引所を使うことは金融庁が警告をしているので、トラブルがあっても損失が補償されない可能性もあります。
海外の取引所は日本円で決済できないという手間もあるので、初心者の方はまず国内の取引所から始めるのが良いでしょう。
NFT関連銘柄を購入する前に勉強しておくこともおすすめ
仮想通貨や株の購入にあたっては「とりあえずやってみる」というやり方も大事ですが、それと並行して知識を身につけておくことも必要です。
この見出しではNFTの勉強方法などを紹介します。
NFTの勉強をしておくメリット
NFTの勉強をするのは、怪しい情報に惑わされて損をしないため、必要な情報を素早く集めて効率良く稼ぐためなどが理由です。
ただ、知識を得るだけでは意味が無いので、実践とペアでおこなうことを意識しましょう。
この後説明するような方法で知識をある程度得たら、実践としてNFTを制作して実際に販売してみるのも役立つはずです。
出品しても簡単には売れないと思いますが、オークションなどを試しているうちにNFTの作り方や値段の相場も分かってきて、サービスへの理解も深まります。
NFTの勉強方法5つ
ここからはNFTの勉強に向いている方法を紹介していきます。
自分に合ったやり方を探してみましょう。
本を読む
基礎的な知識を体系的に学ぶのであれば、本を読むのがおすすめです。
「NFTについて」「ブロックチェーンについて」などの本を2,3冊も読めば十分でしょう。
おすすめとしては『NFT 完全初心者への徹底解説』などがよく挙げられますが、最新の情報はなかなか得られないので、あくまで考え方を学ぶだけと割り切りましょう。
ニュース記事を見る
ネットのニュースで関連記事を見かけた際には積極的に見るようにしましょう。
また、仮想通貨関連の記事を扱っているニュースサイトも1つか2つは登録しておきたいところです。
ニュースサイトとしては「CoinPost」や「coindesk」などが代表的となっています。
メルマガを購読する
一般的なニュース記事をほぼ理解できるぐらいになったら、個人の発行しているメルマガを購読するのも有効な手段となります。
怪しい商材などを掴まないように注意は必要ですが、企業の記事からは得られないようなおすすめ銘柄などの意見も聞けるのが大きなメリットです。
音声配信を聴く
文字を読むのが辛いという方は、Voicyなどの音声配信を活用するのがおすすめです。
移動中や作業中にも使えるというのが一番のメリットでしょう。
まずは無料のものから始めて、自分に合っているようなら有料の配信にチャレンジしてみても良いかもしれません。
SNSの情報発信を見る
メルマガや音声配信をおこなっている人はSNSでも発信しているはずなので、合わせて何人かのアカウントをチェックしておきましょう。
有名インフルエンサーとコミュニケーションを取って味方に付けられれば心強い存在になるはずです。
NFTの勉強をする際の注意点
他の人とコミュニケーションを取る中で「絶対儲かる」などの話が出てきたら100%詐欺だと思いましょう。
1箇所の情報だけを頼りにするのは危険なので、投資先を決める際などは複数の情報から総合的に判断するのが賢明です。
また、知識を得るだけで行動しないと意味が無いので、少額でもいいので早めに取引を経験しておいた方が良いでしょう。
一度取引を経験することで、損をしないためにどうすれば良いか勉強したいと思うようになるはずです。
NFT関連銘柄についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、NFT関連銘柄について以下の内容をご紹介しました。
- NFTは2021年頃から取引が活発になりつつあり、仮想通貨や株の関連銘柄数も爆発的に増えている
- 取引所の数や参入する企業・有名人も増えており、NFT業界は将来性にも期待されている
- 関連銘柄をチェックするときは特徴や時価総額を見るのはもちろん、メタバースでの需要や実際の体験なども参考にすると良い
- 取引所を探すときはまず国内から、取引を広げたければその後海外に手を伸ばすと良い
- 別分野で有名になった企業がNFTへ進出してくるケースが多いので、国内外問わず動向をチェックしておきたい
- 購入前にはこれまでのチャートや価格予想などもチェックして、ガス代などの費用を入れてシミュレーションをしておきたい
- 勉強と実践のバランスを取りながら行動することも大事
特に日本では、NFTの取引をしている人がまだ少ないです。
先行して動ければ、それだけチャンスを掴む可能性も大きいでしょう。