ビットコイン(BTC)価格は2025年4月以来初めて80,000ドルを下回る水準に下落した。広範なリスク資産とともに値下がりしたが、新規の買い手が市場に参入する動きが見られ、過去24時間での新規アドレスの作成数は2ヶ月ぶりの高水準を記録した。一方で、テクニカル分析に基づくと、下落圧力がさらに拡大し、75,000ドル付近まで下落する可能性が指摘されている。
発表内容の詳細
ビットコイン価格は下落局面を迎え、約78,000ドル付近で取引されています。価格の下落は、多くの投資家にとって割安な水準でビットコインを蓄積する機会と見なされているようです。
ビットコインは広範なリスク資産とともに下落しましたが、下落幅は貴金属よりも小さかったことが注目されています。週末にかけて、ゴールド(金)が約10%急落したのに対し、ビットコインの下げ幅は約5.6%にとどまりました。この対照的な動きは、市場ストレス時における投資家の選好がビットコインに傾いている可能性を示唆しています。
新規買い手の参入
オンチェーンデータによると、ビットコインネットワークでは過去24時間で新規アドレス数が急増しました。約335,772の新規アドレスが作成され、これは過去2ヶ月で最大の1日あたりの増加、具体的には2025年11月以来の高水準となりました。この新規参加者の流入は、価格が81,000ドル付近に下落したタイミングで発生しており、新規参加者がこの価格下落を有利なエントリーポイントと見なしたと見られます。
今後の展開
下落圧力が持続する場合、ビットコイン価格は75,000ドル付近まで拡大するリスクが残っています。一方、新規アドレスの増加やオンチェーン指標の改善が見られるため、市場の安定化の可能性も高まっています。市場心理を好転させ、最近の損失を回復するためには、まず82,503ドルを回復し、さらに87,210ドルをサポートレベルとして取り戻すことが必要とされています。
編集部コメント
ビットコイン市場は、保有者にとって楽観しづらい地合いが続いています。価格水準そのもの以上に、市場全体がリスク回避寄りの市況に傾いており、短期的な安心材料を見つけにくい環境が続いている点が重荷となっています。一方で新規アドレス数の増加が示すように、下落局面をきっかけに新たな参加者が市場に入ってきている点は無視できません。積極的にレバレッジを取る動きというより、価格変動を織り込んだ上で慎重にポジションを構築しようとする姿勢が目立ち、市場参加者の裾野が広がりつつあります。