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NFTゲームをプレイには多くの場合、仮想通貨ウォレットが必要になります。
初めて仮想通貨ウォレットを触れる方にとっては、取り扱いが難しいと感じる方もいるかもしれません。
何も知識がない状態でウォレットを使用してしまうと、仮想通貨を紛失してしまったり、最悪の場合は盗まれてしまったりするかもしれません。
そこで今回は、仮想通貨ウォレットを使用する際の注意点(特にMetamask)について紹介しています。
「仮想通貨ウォレット」に馴染みがない方は、先に下記の記事からご覧ください。
シークレットリカバリーフレーズを保管する
リカバリーフレーズとは、仮想通貨ウォレットを作成する際に表示される複数の英単語の組み合わせ(Metamaskの場合は12個)のことを指します。
リカバリーフレーズは、パスワードや秘密鍵とは別物で、仮想通貨ウォレットを作成した端末とは別の端末で仮想通貨ウォレットにアクセスする際や、アカウントを復元する際に使われます。
このシークレットリカバリーフレーズを保管せずに紛失してしまうと、仮想通貨ウォレット内にある仮想通貨や、そのウォレットで購入したNFTなどがすべて失われてしまう可能性があります。
まだMetamaskのウォレットを作成していないという方は、必ずシークレットリカバリーフレーズを保管するようにしましょう。
もし、Metamaskをすでに持っているという方でシークレットリカバリーフレーズを保管していないという方でも、Metamaskにログイン出来れば心配は必要ありません。
下記の5つのステップにて、シークレットリカバリーフレーズを再度取得できます。
- Metamaskにログインする
- 設定へ移動
- セキュリティとプライバシーを選択
- シークレットリカバリーフレーズを公開する
- パスワードを入力
また、シークレットリカバリーフレーズはオンラインだけでなく、オフラインでも保存することをオススメします。
シークレットリカバリーフレーズは”絶対に”他人に教えない
リカバリーフレーズは紛失してはいけないだけでなく、他人に教えることも絶対に避けてください。
シークレットリカバリーフレーズを他人に教えてしまうことは、ウォレット内の仮想通貨やそのウォレットを使用して購入したNFTを譲渡することと同義です。
TwitterやDiscord上では、このシークレットリカバリーフレーズを聞き出して仮想通貨やNFTを盗み取ろうとするSCAM(詐欺)が横行しています。
いかなる理由があっても、シークレットリカバリーフレーズは誰にも共有しないでください。
むやみに外部サービスと接続しない
仮想通貨ウォレットは、ウォレット内の仮想通貨で支払いをする、ウォレットアドレスの証明を行うといった際に外部のサービスへの接続が必要になります。
このとき、信頼できるサービスであればウォレットを接続しても全く問題はありません。
しかし、信頼できない危険なサービスに接続してしまうと、ウォレット内の仮想通貨やNFTを盗み取られてしまう可能性があります。
ウォレットを接続する場合は、下記のことを確認した上で接続しましょう。
- 信頼できるサービスであること(OpenSea・tofuNFTなど)
- URLからサービスのサイトへ遷移する場合、信頼できるURLであることを確認すること(偽のURLでないことを確認すること)
送受金時のアドレスのミスをしない
仮想通貨ウォレットを使用して購入した仮想通貨を受け取る、またはNFTゲーム内のウォレットに送金するとき必ずウォレットのアドレスにミスがないか確認してください。
仮想通貨の送受金時に自らのミスによって紛失してしまうことをセルフGOXと言います。
このセルフGOXをしてしまうと、仮想通貨自体がなかったものになる、または自らの意思でそれを取り返すことが出来なくなってしまいます。
特に、下記の2つはセルフGOXのリスクがかなり高いので、注意が必要です。
- 「仮想通貨取引所 ↔ 仮想通貨ウォレット」の送金の初回
- 「仮想通貨ウォレット ↔ NFTゲーム内ウォレット」の送金の初回
- ウォレットアドレスをコピペせずに手入力する
セルフGOX対策として、初めて送金するときは必ずテスト送金を行いましょう。
テスト送金とは、セルフGOXによって損失を生まないために事前に必要最低限の金額の送金を行い、問題なく着金できたかどうかを確認することです。
テスト送金にはGAS代をその分追加で支払う必要があるというデメリットもありますが、多額の仮想通貨を紛失するよりはよいでしょう。
ウォレット使用時にはGAS代を確認する
引用:https://livdir.com/polygongaspricechart/ja/
GAS代とは、ブロックチェーンを使用した際の手数料のようなもので、NFTなどのブロックチェーン上で管理されているトークンの取引履歴を更新していくために必要になります。
GAS代は、仮想通貨の送金やNFTの購入時に必要です。
しかし、ATMの手数料などとは異なり、GAS代は一定ではありません。
上記の画像は、Ethereum(イーサリアム)ネットワークの過去24時間(2022年7月12日~2022年7月13日)のGAS代をチャート化したものです。
見ていただければわかる通り、24時間という短い間でもGAS代がかなり変動しています。
これを知らずに仮想通貨の送金やNFTの購入しようとしてしまうと、「所持金が足りない」、「多額のGAS代を支払ってしまった」といったことになりかねません。
仮想通貨の送金やNFTの購入する際には、あらかじめGAS代を考慮した金額をウォレット内に入金したり、GAS代が低い時間帯を狙って取引をしたりするなどしてGAS代に多額の金額を支払わないように対策していきましょう。
仮想通貨ウォレットを使用するときの注意点のまとめ
仮想通貨ウォレットを使用するだけでも様々な注意点があることをおわかりいただけたかと思います。
しっかりと自分の資産を守ったうえでNFTゲームやNFTを楽しみましょう。
下記の記事では、Discord使用時の注意点を紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。
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監修者:Pacific Metaマガジン編集部
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