Pyth Network、米国株や原油などの24時間リアルタイム価格指数「Pyth Indices」を発表

ブロックチェーンオラクルを提供するPyth Networkは、米国株、原油、貴金属、およびテーマ型バスケットを対象とする24時間365日対応の独自価格指数「Pyth Indices」を発表しました。この指数は、伝統的な金融市場が閉場している時間帯でも継続的に参照価格を提供できる仕組みを構築しています。これにより、無期限先物やトークン化資産、予測市場などの分野において、新たな取引市場の創出を支える重要なインフラとなることが期待されます。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

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伝統的市場の閉場時間もカバーする24時間365日対応の参照価格

Pyth Indicesは、無期限先物、トークン化資産、予測市場、デリバティブの決済、上場投資商品(ETP)のベンチマークなどでの利用を想定して設計されています。

従来の金融市場は土日や夜間に閉場しますが、Web3の市場は24時間365日稼働しています。Pyth Indicesは、伝統的な市場が閉まっている時間帯であっても、継続的に信頼性の高い参照価格を提供できる点が特徴です。これにより、常に稼働し続けるWeb3市場において、実世界資産(RWA)やコモディティを対象とした新たな取引市場の構築・運営が可能となります。

4つのカテゴリを網羅する初期のカバー範囲と共同開発

Pyth Indicesは、発表時点で以下の4つのカテゴリをカバーしています。

  • 原油(WTI、ブレント)
  • 米国株(NVDA、TSLA、AAPL、MSFT、GOOGL、INTC、HOOD、MSTR、CRCLの単一銘柄)
  • 貴金属(金、銀)
  • コインベース向けの株価指数先物(AI10、Defense10、China10、Tech100)

原油、米国株、貴金属の単一銘柄・単一資産指数は、Pyth Networkが独自に開発しました。

一方で、Coinbase向けの株価指数先物については、資産運用会社VanEck傘下の指数プロバイダーであるMarketVectorと共同で開発されています。

Web3業界の主要プレイヤーが相次いで採用

この新たな価格指数は、発表と同時にWeb3業界の主要な取引所やプラットフォームに採用されています。ローンチパートナーとして名を連ねているのは、Coinbase、Kraken、dYdX、Nadoの4社です。

これらのパートナー企業は、すでにPyth Indicesを導入し、それぞれのプラットフォームにおいて新たな取引市場の構築や運営に活用しています。

ポイント

  • Pyth Networkが、米国株、原油、貴金属などを対象とする24時間365日対応の価格指数「Pyth Indices」を発表しました。
  • 伝統的な金融市場が閉場している時間帯でも継続的な参照価格を提供できるため、24時間稼働するWeb3市場における無期限先物やトークン化資産の取引を支えるインフラとして注目されます。
  • 初期段階では、主要な米国株や原油、金・銀のほか、MarketVectorと共同開発したCoinbase向けの株価指数先物をカバーしています。
  • Coinbase、Kraken、dYdX、Nadoが初期のローンチパートナーとして採用し、すでに新たな市場の構築に活用しています。
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