暗号資産のプライバシープロトコルであるTornado Cashの開発者、Roman Storm(ローマン・ストーム)氏の再審が2027年4月に延期されました。担当するKatherine Polk Failla(キャサリン・ポーク・ファイラ)判事は、ストーム氏による無罪評決の申し立ておよび関連する期日延期の要請を考慮して延期を決定しました。ストーム氏は過去の裁判で送金事業に関する罪について有罪の評決を受けていますが、他の起訴内容については結論が出ていません。プライバシー技術開発者の法的責任を巡る重要な裁判手続きとして注視されます。
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再審延期の背景と申し立ての状況

米連邦裁判所のキャサリン・ポーク・ファイラ判事は、Tornado Cashの開発者であるローマン・ストーム氏の再審を2027年4月まで延期することを決定しました。
今回の延期は、ストーム氏側が提出している無罪評決の申し立ておよび関連する期日延期の要請が係争中であることを受けた措置です。裁判所がこれらの申し立て内容を精査・判断するにあたり、公判スケジュールの見直しが行われた形となります。なお、Tornado CashはEthereumなどのブロックチェーン上でトランザクションのプライバシーを高めるプロトコルとされています。
過去の評決状況と今後の審理
ストーム氏を巡る裁判では、昨年行われた公判において陪審員が無許可送金事業の罪について有罪の評決を下していました。
しかし、同氏に対して提起されていた他の起訴内容については、陪審員の間で評決に至りませんでした。今回延期された再審では、未決着となっているこれらの容疑に関する審理が行われる見通しです。
ポイント
- 米連邦裁判所のファイラ判事がTornado Cash開発者ローマン・ストーム氏の再審期日を2027年4月へ延期
- ストーム氏側による無罪評決の申し立ておよび期日延期の要請を考慮した司法判断
- 昨年には送金事業の罪で有罪評決が下された一方、他の起訴内容については評決に至っていない状況
- プライバシー保護技術の開発者に対する法的責任の範囲を問う事例として、今後の審理手続きの行方が注目されます