年間16兆ドルの送金を取り扱う主要SWIFTサービスプロバイダーのBottomlineが、ブロックチェーン決済への接続に向けてChainlinkを採用しました。この取り組みにより、600行以上の銀行がブロックチェーン決済基盤に接続されることになります。週の初めにビットコイン価格が横ばいで推移する中、この発表を受けて暗号資産LINKは8カ月ぶりの高値を記録しました。巨大な決済インフラを抱える伝統的金融機関とブロックチェーン技術を結ぶ大規模な事例として、市場から注目を集めています。
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大手決済プロバイダーによるブロックチェーン接続の背景
Bottomlineは、国際銀行間通信協会(SWIFT)のサービスを提供する企業として世界上位3社に位置し、年間16兆ドル規模の資金移動を担っています。同社は外部のブロックチェーンネットワークと実世界のデータを安全につなぐオラクル技術を提供するChainlink(ブロックチェーン間や既存システムとのデータ連携を支援する分散型インフラ)を採用することを決定しました。
今回の連携により、Bottomlineのネットワークに参画する600以上の銀行がブロックチェーンを活用した決済システムに接続可能となります。国際送金の基幹であるSWIFTサービスの大手によるこの動きは、既存の銀行決済システムとブロックチェーンインフラとの統合を進める重要な一歩と見られます。
暗号資産市場の反応とビジネスへの影響
暗号資産市場では、主要銘柄であるビットコインの価格が週初めに横ばいで推移していました。その一方で、ChainlinkのネイティブトークンであるLINKは急速に上昇し、8カ月ぶりの高値水準に到達しました。
この市場の反応は、巨額のトランザクションを処理する伝統的な決済プロバイダーがブロックチェーンを採用したことへの評価を反映していると考えられます。年間16兆ドルという莫大な取引基盤と多数の提携銀行がブロックチェーン決済へアクセスできるようになることは、分散型金融インフラの実用化に向けた大きな進展となる可能性があります。
ポイント
- SWIFTサービスプロバイダー上位3社の一角であるBottomlineがChainlinkを採用した点
- 600以上の銀行がブロックチェーン決済基盤に接続される見込みである点
- 年間16兆ドルを移動させる巨大な決済インフラが対象となっている点
- ビットコインが横ばいで推移する中で、LINKトークンが8カ月ぶりの高値を記録した点
- 既存の伝統的金融システムとブロックチェーン決済の大規模な統合事例として注目される点