ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)が開発を進める、株式やETFの24時間取引システムにおいて、ブロックチェーン基盤の候補としてアバランチが浮上しました。ICEで戦略担当バイスプレジデントを務めるマイケル・ブラウグルンド氏が、アバランチ公式Xアカウントを通じて同チームとの連携を強化していることを明かしました。ICEはオンチェーン上での市場インフラ構築を進めていますが、現時点でアバランチとの正式な契約締結や採用の決定は発表されていません。伝統的な大手金融市場インフラがブロックチェーンの活用に向けて具体的な技術選定を進めている事例として重要視されます。
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24時間取引システムの基盤候補としてアバランチと連携
ICEは現在、株式や上場投資信託(ETF)をブロックチェーン上でトークン化し、24時間365日取引できるオルタナティブ・トレーディング・システム(ATS:代替取引システム)の開発を進めています。ブラウグルンド氏は、このシステムの基盤候補としてアバランチを挙げました。
この発言は、アバランチの公式Xアカウントが9月17日に公開した投稿によって公表されました。ブラウグルンド氏はその中で、さまざまな基盤を比較検討する過程において、アバランチが多くの条件を満たしていることからチーム間の連携を強めていると説明しています。
正式契約は未締結であり評価段階を継続
今回の言及は基盤選定に向けた評価段階を示すものであり、ICEやNYSEの側からアバランチの採用決定や正式契約が発表されたわけではありません。また、今回の情報はアバランチ側の投稿に基づくものであり、執筆時点においてICEやNYSEからの独自の公式声明は確認されていません。
ICEによるオンチェーン取引基盤の開発自体は以前から進められていた取り組みです。ブラウグルンド氏は2026年1月の声明においても、オンチェーンでの取引、決済、カストディ、資金調達を担う市場インフラの構築がICEの戦略における重要な一歩であると述べており、同社は継続してブロックチェーンを活用したインフラ整備を推進しています。
ポイント
- ICEが開発を進める株式やETFの24時間取引向けATSにおいて、アバランチが基盤候補の1つとして挙げられた点で注目されます。
- ICEの戦略担当バイスプレジデントであるマイケル・ブラウグルンド氏は、複数候補の比較検討においてアバランチが多くの条件を満たしていると述べています。
- 発言はアバランチ側の公式X投稿で明かされたものであり、ICEやNYSEによる正式契約や採用決定の公式発表は現時点で行われていない点に留意が必要です。
- ICEは2026年1月の段階からオンチェーンでの取引や決済を担う市場インフラの構築を戦略の一歩として掲げており、伝統金融大手によるインフラの具体化が進められています。