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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

エルサルバドル政府が米ドル担保型ステーブルコインの活用へ。法定通貨化から5年を経てビットコイン決済の普及停滞に伴い転換する方針

エルサルバドルのナジブ・ブケレ政権が、米ドル担保型ステーブルコインの活用へ方針を転換していることが報じられました。同国は国内経済における資金移動を刷新する目的でビットコインを法定通貨に指定しましたが、5年が経過してもビットコイン決済の普及には至りませんでした。決済手段としての定着が進まなかったことを受け、政府は代替となる暗号資産技術として米ドル担保型ステーブルコインへの移行を図っていると見られます。国家主導による暗号資産決済の導入方針が見直された事例として注目されます。

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監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

ビットコイン決済の定着難とステーブルコインへの転換

エルサルバドルは、経済活動における送金や決済などの資金移動を刷新することを目指し、ビットコインを法定通貨として導入しました。しかし、法定通貨化から5年が経過した現在においても、ビットコインによる日常的な決済利用は定着しませんでした。

決済手段としての浸透が進まない状況を受け、ブケレ政権は別の暗号資産技術である米ドル担保型ステーブルコイン(米ドルと価値が連動するように設計された暗号資産)へと目を向けています。当初ビットコインで実現を図ろうとしていた決済インフラの刷新を、米ドル担保型ステーブルコインを活用して継続して進める狙いがあると見られます。

ポイント

  • エルサルバドル政府が、ビットコイン決済の定着難を受けて米ドル担保型ステーブルコインの活用へと舵を切った点
  • 経済における資金移動の刷新を掲げた法定通貨化から5年を経て、実際の利用状況を踏まえた方針転換が行われた点で注目されます
  • 国家規模の決済インフラとして、価格変動のあるビットコインではなく米ドル担保型ステーブルコインが代替手段として選択されている点

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