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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

欧州証券市場監督局がEU暗号資産企業に非MiCA準拠ステーブルコインの提供停止を要請。既存エクスポージャーの解消期間を3か月とする方針

欧州証券市場監督局(ESMA)は、欧州連合(EU)域内の暗号資産企業に対し、暗号資産市場規制(MiCA)に準拠していないステーブルコインに関連するサービスの提供を停止するよう要請しました。あわせてESMAは、既存のエクスポージャー(リスク資産の保有や関与状況)へ対処するための期間として、規制当局に3か月を設定しています。欧州市場における規制遵守を徹底させる動きであり、域内で事業を展開する暗号資産事業者にとって業務運用の見直しが求められる重要な決定と見られます。

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監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

非準拠ステーブルコインの取り扱い停止要請と3か月の期限

ESMAは、EU域内の暗号資産企業に対してMiCAに適合しないステーブルコインに関わる各種サービスの停止を求めました。ESMAはEUの金融市場を監督する規制機関であり、MiCAはEU全域でステーブルコインを含む暗号資産を対象とした包括的な統一規制枠組みとされています。

今回の要請において、ESMAは既存のエクスポージャーに対処するため、規制当局に対して3か月の期間を付与しました。これにより、各国の規制当局は管轄下の企業が保有または提供している非準拠ステーブルコインへの関与を、この期間内に対処・整理するよう監督することになります。

暗号資産事業者への影響と実務対応

本方針により、EU顧客向けにサービスを提供する暗号資産事業者は、非準拠ステーブルコインの取り扱いを速やかに是正する必要があります。3か月という明確な対処期間が示されたことで、各企業は既存ユーザーの保有残高への対応や対象銘柄の取引停止に向けた具体的な実務対応を進めることになると見られます。

MiCAへの適合が厳格に求められるなか、欧州市場での事業継続を目指す暗号資産サービスプロバイダーにとっては、コンプライアンス体制の再点検と非準拠資産の排除が不可避となる可能性があります。

ポイント

  • 欧州証券市場監督局(ESMA)がEUの暗号資産企業に対し、MiCA非準拠ステーブルコインに関連するサービスの停止を要請した点で注目されます。
  • 既存のエクスポージャーに対処するための期間として、規制当局に3か月が設定された点で重要です。
  • EU域内でステーブルコイン関連サービスを展開する事業者は、定められた期間内に非準拠銘柄の取り扱いを終了させる実務対応を迫られる可能性があります。

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