ソラナ(SOL)とは?特徴・買い方・イーサリアムとの違い

ソラナ(SOL)とは?特徴・買い方・イーサリアムとの違いを解説
本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載する事業者は金融庁登録済みの暗号資産交換業者に限定しています。

ソラナ(SOL)とは、取引の確認が通常数秒以内に終わり、手数料が1円未満で済む高速ブロックチェーンと、そこで使われる暗号資産の名前です。時価総額は暗号資産全体の上位10位圏に入り、金融庁に登録された国内の交換業者で購入できます。

ただ、名前は聞くけれど何が優れているのか、イーサリアムと何が違うのか、そもそもどこで買えるのかまで押さえている人は多くありません。この記事では、次の4点を整理します。

  • ソラナの特徴と、国内の交換業者での買い方
  • イーサリアム・ビットコインとの違い(実測値の比較表)
  • ネットワーク停止の履歴を含むリスク
  • 企業の採用動向と将来性の見方

買う場所から決めたい方は、次の比較表で最低購入金額と手数料を見比べてください。

事業者名 登録番号 取扱形式 積立可否
bitFlyer 関東財務局長 第00003号 販売所 対応
Coincheck 関東財務局長 第00014号 販売所・取引所(板取引) 対応
GMOコイン 関東財務局長 第00006号 販売所・取引所(板取引) 対応
bitbank 関東財務局長 第00004号 販売所・取引所(板取引) 対応
SBI VCトレード 関東財務局長 第00011号 販売所 対応

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取引所 公式サイト 取引手数料 売買単位 ビットコイン 取り扱い通貨数 積立投資の有無
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ソラナ(SOL)とは

ソラナとは、取引の処理が速く、手数料が安いことを特徴とするブロックチェーンです。

Solanaはブロックチェーンの名前、SOLは暗号資産の名前という使い分けの図解

Solanaはネットワークの名前、SOLはその上で手数料の支払いや預け入れに使う暗号資産の名前です。「ソラナが値上がりした」と言うときは、SOLの価格を指しています。

基本情報は次のとおりです。

項目内容
正式名称Solana(ソラナ)
ティッカーSOL
カテゴリレイヤー1ブロックチェーン(他のチェーンに依存せず単独で動く土台のネットワーク)
ローンチ時期2020年3月にメインネットベータ稼働
コンセンサス方式Proof of Stake(PoS)にProof of History(PoH)を組み合わせた方式
公式サイトsolana.com

ソラナの3つの特徴

ソラナの強みは、手数料の安さ、処理の速さ、1つのチェーンで完結する設計の3点です。

ソラナの特徴3つ(手数料が安い・処理が速い・1つのチェーンで完結)の図解
  1. 手数料が安い:送金1回あたりの基本手数料は0.000005 SOLで、日本円にすると1円に満たない水準です。少額の売買や送金を繰り返しても、負担が積み上がりにくくなります。
  2. 処理が速い:送金や取引の結果は、通常数秒以内に確認できます。店頭の決済やゲーム内の取引など、待ち時間が問題になる用途に向いた設計です。
  3. 1つのチェーンで完結する:イーサリアムでは手数料を抑えるためにレイヤー2と呼ばれる別のネットワークへ資産を移す操作(ブリッジ)が必要になる場面があります。ソラナはこの移動が要らないため、送り先のネットワークを間違える事故や手数料の二重負担が起きにくくなります。

具体的にどれほど速く安いのかは、後半のイーサリアム・ビットコインとの比較表で同じ日の実測値を並べて示します。

ソラナ(SOL)はどこで買える?おすすめの国内取引所

SOLは必ず金融庁登録済みの国内の暗号資産交換業者(いわゆる取引所)で購入してください。無登録の海外事業者を使うと、出金できなくなったときに国内の法制度で保護されません。なお、登録は審査を通過した事業者であることを示すもので、元本の補償を意味するものではありません。

SOL購入の3ステップ(口座開設・入金・購入)の図解

国内ではbitbank・SBI VCトレード・GMOコイン・bitFlyerなどがSOLを取り扱っています。最低購入単位はどこも小さく、例えばSBI VCトレードの販売所は0.001 SOL(2026年7月29日時点の価格でおよそ12円)から買えます。

売買コストを抑えるならbitbank

SOLを販売所と取引所形式(板取引)の両方で扱い、取引所形式の手数料はメイカー−0.02%(板に注文を並べた側は0.02%を受け取れる)、テイカー0.12%です(2026年7月29日時点)。

積立とステーキングならSBI VCトレード

販売所は0.001 SOLから買え、積立は日本円で500円から設定でき、SOLはステーキングの対象です。

購入までは3ステップです。

  1. 口座開設:本人確認書類を提出する(スマートフォンで完結する事業者が多い)
  2. 入金:銀行振込かクイック入金で日本円を入れる
  3. 購入:販売所は提示価格で、取引所形式は板に注文を出して買う

ソラナとイーサリアム・ビットコインの違いを比較

ソラナ・イーサリアム・ビットコインは同じ土俵の競合ではなく、担う役割が違います。用途・速度・手数料で並べると差がはっきりします。

ソラナ・イーサリアム・ビットコインの主な用途と得意な使い方の対比図

3チェーンの処理件数と平均手数料、ソラナとイーサリアムのブロック生成間隔は2026年7月29日時点のChainspect調べの実測値です。ビットコインのブロック生成間隔だけは約10分という設計上の目安(bitcoin.orgのFAQ)を載せています。実測値はネットワークの混み具合で変わります。

比較項目ソラナ(SOL)イーサリアム(ETH)ビットコイン(BTC)
主な用途少額・高頻度の決済とアプリ利用スマートコントラクトの基盤価値の保存と送金
コンセンサス方式PoSにPoHを組み合わせた方式PoS(2022年9月15日に移行)PoW
ブロック生成間隔約0.42秒約12秒約10分(設計上の目安)
直近の実測処理件数毎秒約1,600件毎秒約16件毎秒約9件
平均取引手数料約0.0033ドル約0.21ドル約0.34ドル
得意な使い方少額を何度も動かす用途金額の大きい取引や契約処理長期保有

金額が小さく回数が多い用途ではソラナの手数料の安さが効き、金額が大きい取引では稼働年数の長いビットコインやイーサリアムの実績が重視される傾向があります。使う目的なら用途で選び、投資として保有するだけなら、この違いは「どの成長シナリオを重視するか」の違いになります。

PoHとPoSを組み合わせた仕組み

ソラナが速い理由は、Proof of History(PoH)とProof of Stake(PoS)という2つの仕組みの組み合わせにあります。

Proof of HistoryとProof of Stakeの役割と手数料の行き先の図解

PoHは、取引が並んだ順番と、その間に経過した時間を記録し続ける仕組みです。多くのブロックチェーンは取引の前後関係をノード同士の通信で確認しますが、ソラナはPoHの記録が時計の役割を果たすため、確認の手間を減らせます。

PoSは、預けられたSOLの量に応じて、取引を検証する役割を割り当てる方式です。多くのSOLを預けられた検証者ほど、記録を書き込む番が回ってきやすくなります。

支払った手数料の行き先も決まっています。基本手数料の50%は消却され、残り50%が検証者に渡ります。混雑時には優先手数料を任意で上乗せでき、急がない送金では付けずに済みます。

ソラナの使い道とSOLでできること

SOLを持つとできることは、送金、分散型取引所での交換、NFTの売買、ステーブルコイン決済、ステーキングの5つです。

SOLの主な5つの使い道(送金・DEX交換・NFT売買・ステーブルコイン決済・ステーキング)の図解

SOLの主な5つの使い道

  • 送金:手数料が1円に満たない水準で、少額の受け渡しを繰り返せます。
  • 分散型取引所での交換:交換業者に口座を作らず、ブロックチェーン上のプログラムを通じてウォレットから直接交換できます。
  • NFTの売買:発行や移転の手数料が低く、少額のデジタルアイテムも扱えます。
  • ステーブルコイン決済:米ドルに連動するステーブルコイン(PYUSDなど)をソラナ上で送受信できます。
  • ステーキング:保有したままネットワークの運営に参加し、報酬を受け取れます。

手数料が安いことから、ソラナ上では少額のトークンを頻繁に売買するミームコインの取引も活発です。取引が集まること自体はネットワークの利用実績ですが、この種のトークンは値動きが極端に大きく、5つの使い道とは分けて考える必要があります。

保有したまま報酬を得るソラナのステーキング

ステーキングは、自分のSOLを検証者に委任し、その検証者が取引を処理した対価の一部を報酬として受け取る仕組みです。

国内ではSBI VCトレードやGMOコインが提供しています。SBI VCトレードは、対象銘柄を口座に保有しているだけで報酬を受け取れ、預け入れの手続きは不要と公表しています。

検証者の側から見ると、報酬はネットワークの検証作業への対価です。委任されたSOLの量が多い検証者ほど台帳へ書き込む役が回ってきやすく、その処理の対価が委任者にも分配される形になります。

国内の交換業者を通じてステーキングする場合、報酬は運用実績から事業者所定の割合が差し引かれたうえで支払われます。年率は変動して事前に確定せず、SOL建てで受け取るため、円換算額は受け取り時点の価格によって変わります。

ソラナの価格推移

SOLの過去最高値は2025年1月19日の293.31ドルで、2026年7月29日時点は73ドル前後、日本円ではおよそ1万2,000円です(価格はCoinGecko調べ、円換算はTrading Economicsの為替レートによる)。

ソラナ / 円

12,200 0.82%(24時間)

最終更新 18:03(15分ごとに自動更新)

現在価格12,200円
24時間高値 / 安値12,247円 / 12,029円
騰落率(24時間 / 7日 / 30日) 0.82% / 6.38% / -1.72%
時価総額7,102,431,050,535円

※ 現時点の仲値を元に算出した参考価格であり、実際の約定価格とは異なります。

値動きの幅は大きく、2021年秋に260ドル前後まで上昇した後、2022年末には10ドルを割る水準まで下げています。この下落には、ソラナ関連プロジェクトの大口支援者だった交換業者FTXの破綻が重なったと報じられています。その後2025年1月に最高値を更新し、直近はそこから4分の1程度の水準にあります。

買われる材料としては、2025年10月28日に米国でSOLを現物で保有する現物型ETF(上場投資信託)が取引を開始しました。一方、2025年1月の最高値更新後の下落は、特定の出来事というより市況全体の調整局面と重なっています。

ソラナのリスクとネットワーク停止の履歴

ソラナで実際に起こりうる損失は、価格が短時間で大きく動くことと、ネットワークが止まってチェーン上の送金・取引が通らなくなることの2つです。

ソラナのネットワーク停止履歴と現在の稼働状況の時系列図

価格面では、2025年1月の293.31ドルから2026年7月の73ドル前後まで、1年半で4分の1程度の水準まで下がった実績があります。生活資金を充てず、余剰資金の範囲で始めてください。

ネットワーク面では、チェーンが止まっている間はウォレットから交換業者への送金が確定しません。手元のSOLを交換業者の口座に移していない場合、売却の機会を逃す可能性があります(交換業者の口座内での売買は、業者側が停止しない限り続く場合があります)。長期保有で自分のウォレットに移すか、口座に置いたままにするかは、金額と売買の頻度で判断します。

過去のソラナのネットワーク停止と、いまの状況

公式の障害報告で確認できる主なネットワーク停止は6回です。

発生日停止時間利用者に起きたこと
2021年9月14日約17時間大量の取引流入でブロック生成が止まり、チェーン上の送金・取引が通らなくなった
2022年4月30日記載なしNFT発行を狙った大量の取引が殺到し、合意形成が止まった
2022年6月1日約4時間半取引の処理が進まず、送金の受付が止まった
2022年9月30日記載なし合意形成の仕組みの不具合で分岐から復旧できなくなった
2023年2月25日約20時間送金の確定が滞り、丸1日近く資金を動かせなくなった
2024年2月6日約5時間取引の確定が止まり、チェーン上の送金・取引ができなくなった

2022年4月30日と同年9月30日は、公式の障害報告から停止時間の具体的な数値を特定できませんでした。

停止リスクをどう見るか

過去6回のネットワーク停止が現在まで続いているわけではありません。公式ステータスページでは2026年7月29日時点で進行中の障害はなく、直近90日の稼働率は100%です。2024年2月6日以降、公式にネットワーク停止として報告された事象はありません。

それでも「過去に止まったことがある」という事実は消えません。停止中に売却できない事態を避けたい場合は、売買に使う分を交換業者の口座に置いておくといった、資金の置き場所の使い分けが現実的な備えになります。

企業・金融機関によるソラナの採用動向

決済と送金の分野で、ソラナを基盤に使うと公表した企業や金融機関が増えています。各社の公式発表で確認できる事例を、発表の順に並べます。

ソラナを採用した企業・金融機関5社と用途の一覧図
企業・機関用途発表時期
Visa米ドルに連動するステーブルコインUSDCの決済資金のやり取りにソラナを追加2023年9月5日
PayPalステーブルコインPYUSDをソラナ上で提供2024年5月29日
ソシエテ・ジェネラル・フォルジュ(SG-FORGE)米ドル建てステーブルコインをイーサリアムとソラナで発行2025年6月10日
ウエスタンユニオン米ドル建てステーブルコインUSDPTをソラナ上で発行(稼働は2026年前半の予定と公表)2025年10月28日
SBIホールディングスソラナ財団と日本発のオンチェーン金融市場の創出で戦略的提携2026年7月

いずれも投機の対象としてではなく、送金や決済を動かす実務の基盤としてソラナを採用しています。日本の交換業者側でも取扱いは広がっており、bitFlyerは2026年6月24日に販売所での取扱いを始めました。

ソラナの将来性を判断する材料

ソラナの将来性は、採用の広がり、稼働の安定性、プロトコルの更新、証券口座から買える受け皿の4点を同時に見ると判断しやすくなります。

ソラナの将来性4論点の強気材料と慎重材料の対比図

強気材料と慎重材料

同じ事実でも、強気に読める面と慎重に見るべき面が対になっています。4つの論点ごとに両面を並べます。

  • 企業採用:決済・送金分野で企業や金融機関の採用が続いています(ウエスタンユニオンのUSDPTは2026年前半の稼働を予定すると公表)。一方で、採用の多くはステーブルコインの基盤としての利用で、SOL自体の需要に直結するとは限りません。
  • 稼働の安定性:2024年2月6日以降、公式に報告されたネットワーク停止はありません。ただし、2021年から2024年にかけて停止が6回起きた履歴があります。
  • プロトコルの更新:合意形成の仕組みを刷新する提案(SIMD-0326、通称Alpenglow)が検証者投票で可決したと報じられています。ただし、適用時期は2026年7月29日時点で未確定です。
  • 投資の受け皿:米国では現物型ETFが2025年10月28日に取引を開始しました。日本国内で現物型ETFを買う仕組みはまだ整っていません。

「ソラナはオワコン」と言われる理由をどう捉えるか

そう言われる根拠は、過去最高値から大きく下げた価格、繰り返されたネットワーク停止、同じ役割を狙うチェーンが増えて競争が厳しくなったことにあります。

反対の材料も同じ期間の記録から確認できます。停止履歴は2024年2月を最後に途絶えており、企業の採用事例はむしろ価格が下がった2025年以降に増えています。

価格の指標と利用の指標は、同じ方向に動くとは限りません。どちらか一方だけを見て結論を出すと、実態を見誤ります。

ソラナに関するよくある質問

ソラナ(SOL)は最低いくらから買えますか

SBI VCトレードの販売所は0.001 SOLから、GMOコインの販売所は0.005 SOLから購入できます。2026年7月29日時点の価格で換算すると、0.001 SOLは12円ほどです。日本円の金額で始めるなら、SBI VCトレードの積立が500円からです。最低単位は改定されるため、注文前に各社の公式ページで確認してください。

ソラナのステーキングは国内でできますか

SBI VCトレードやGMOコインがSOLのステーキングを提供しています。SBI VCトレードは対象銘柄を保有しているだけで報酬を受け取れる形式です。報酬は運用実績から所定の割合が差し引かれ、年率は変動するため、各社が公表する条件を確認してください。

ソラナの売却益に税金はかかりますか

暗号資産の売却益は、現時点では原則として雑所得(総合課税)として扱われます。金融商品取引法の改正に伴い、暗号資産取引業者が取り扱う暗号資産の売却など一定の取引から生じる所得は、改正法の施行日の翌年1月以降に申告分離課税へ移行する予定とされています(施行日は2026年7月30日時点で確定していません)。取引時点の取扱いは国税庁の公表資料で確認してください。ステーキングで受け取った報酬も、現行制度では課税の対象です。

ソラナ(SOL)のまとめ

ソラナは、1円未満の手数料と数秒で終わる処理を軸に、少額を何度も動かす用途で使われているブロックチェーンです。過去のネットワーク停止という履歴と、決済分野での企業採用という材料が併存しており、価格の指標と利用の指標を分けて見るのが判断の近道です。

売買コストを抑えるならbitbank、積立とステーキングで持ち続けるならSBI VCトレードが向いています。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的助言・投資助言ではありません。暗号資産には価格変動リスクがあり、投資元本を失う可能性があります。個別の判断はご自身の責任で行い、必要に応じて専門家にご相談ください。

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監修者:Pacific Metaマガジン編集部

Pacific Metaマガジン編集部は、ブロックチェーン領域を中心に、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン(ST)、ステーブルコイン、NFTなどのトークン活用や、AI×ブロックチェーン領域における事業開発・実装に関する情報を発信する編集チームです。株式会社Pacific Metaが、グループ累計260社以上・41カ国以上のプロジェクトを支援してきた知見をもとに、記事の企画・監修を行っています。

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