ブロックチェーンのSolana(ソラナ)は2026年9月15日、アフリカ最大級となるダンゴテ製油所の新規株式公開(IPO)に対し、ソラナ上のステーブルコインを用いた申し込みが可能になったと発表しました。今回のIPOは売り出し規模が約16億ドル(約2560億円)に達する計画であり、ソラナによるとアフリカでは過去最大規模の案件となります。伝統的なエネルギー大手の大型株式公開において、パブリックブロックチェーン上のステーブルコインが実用的な決済・投資インフラとして組み込まれた点で重要な事例となります。
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約16億ドル規模となるアフリカ過去最大の株式公開
今回のIPOを実施するDangote Petroleum Refinery & Petrochemicals FZE(ダンゴテ・ペトロリアム・リファイナリー&ペトロケミカルズ)は、ナイジェリアで世界最大の単系列製油所を運営する企業です。2024年に操業を開始し、同国を石油製品の純輸入国から純輸出国へと転換させた実績を持ちます。
今回の計画では同社株式の約3%が売り出され、約16億ドル(1ドル=160円換算で約2560億円)の調達を目指しています。目論見書によると、投資家が取得する対象はナイジェリア証券取引所(NGX)への上場を予定している普通株式です。なお、日本居住者や日本国民は原則として申し込むことができず、日本の証券法上の例外に該当する場合に限り購入が可能とされています。
金融アプリNectarFiを通じた受付と現地ステーブルコイン環境
ステーブルコインによる申し込みは、ナイジェリア発の金融アプリであるNectarFi(ネクターファイ)を通じて行われます。ネクターファイの公式発表によると、投資プラットフォームであるGetEquity(ゲットエクイティ)の基盤を経由して申し込みを受け付ける仕組みとなっています。
現時点で利用可能なステーブルコインの具体的な銘柄は明らかにされていません。プラットフォーム側の対応状況として、ネクターファイは米ドル連動型ステーブルコインのUSDCを取り扱っています。一方で、アフリカ市場全体においてはUSDTの普及が進んでおり、現地を中心に展開するYellow Cardの調査では、同社プラットフォームの取引件数の88.5%をUSDTが占めたと報告されています。
ポイント
- ソラナ上のステーブルコインを利用して、ダンゴテ製油所の新規株式公開(IPO)への申し込みが可能になりました。
- 発行規模は約16億ドル(約2560億円)で株式の約3%を売り出す計画となっており、ソラナによるとアフリカで過去最大のIPOとなります。
- 申し込みは金融アプリNectarFiおよびGetEquityの基盤を通じて行われ、ナイジェリア証券取引所に上場予定の普通株式を取得する形式です。
- アフリカの大規模な資本調達においてパブリックブロックチェーンとステーブルコインが投資手段として採用された点で注目されます。
- 日本居住者および日本国民は原則として参加できず、日本の証券法上の例外に該当する場合にのみ限定されています。
