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ブロックチェーン総研by Pacific Meta

ロイズ銀行とVisaがクロスボーダー決済パイロットを実施。75万ドル相当のUSDCを1時間未満で送金完了

英ロイズ銀行と米Visaは、米ドル連動型ステーブルコインであるUSDCを用いたクロスボーダー(国境間)決済のパイロットテストを実施しました。7日間にわたる試験において、英領ジャージー島から米国に向けて75万ドル相当の決済を実行し、週末を含めて1時間未満で資金移動を完了させました。今回のテストでは、ロイズ側がCantonネットワークを、Visa側が別のブロックチェーンを使用しています。異なるブロックチェーン環境を跨ぎ、金融機関間における迅速な資金決済の実効性を検証した点で注目されます。

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監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

7日間のパイロットで75万ドルを週末含め1時間未満で決済

今回のパイロットテストは7日間にわたり行われ、総額75万ドル相当のUSDCによる国境間決済が実施されました。

資金は英領ジャージー島から米国へ送金され、週末を含む期間中であっても1時間未満で処理が完了しました。従来の国際送金や銀行間清算では、営業日以外の時間帯や週末に手続きが滞留することが課題とされていますが、本検証では曜日を問わず迅速に資金移動が行える可能性が示されました。

Cantonと別チェーンの連携によるマルチチェーン決済の実証

技術的な構成において、両者はそれぞれ異なるブロックチェーン基盤を用いて検証を行いました。

ロイズ側は金融機関向けブロックチェーンとされる「Canton」を使用し、Visa側はそれとは別のブロックチェーン環境を用いて取引を行いました。双方が異なる基盤を採用しながらも円滑に清算処理を完了させたことは、ブロックチェーン間の相互運用性(異なるネットワーク同士を接続して連携させる仕組み)を確保した決済モデルの実証として位置づけられます。

ポイント

  • ロイズ銀行とVisaがUSDCを用いて総額75万ドル相当のクロスボーダー決済パイロットを実施した点
  • 英領ジャージー島から米国への資金送金が、週末を含めて1時間未満で完了した点
  • ロイズ側がCanton、Visa側が別のブロックチェーンを使用し、異なるネットワーク間での決済を成立させた点
  • 従来の銀行営業時間や休日に依存せず、異なる基盤間を跨いだ清算プロセスの迅速化を示した点で注目されます

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