本文へスキップ
ブロックチェーン総研by Pacific Meta

SoFiが年利4.4%のトークン化預金SOFIEを提供開始。ステーブルコインSoFiUSDへ1対1で交換可能な設計

米金融大手のSoFi(SoFi Bank)は、暗号資産ユーザー向けに年利4.40%(APY)が付与されるトークン化預金「SOFIE」の提供を開始しました。このトークン化預金はFDIC(米連邦預金保険公社)による保険の対象となっており、各トークンはSoFi Bankにおける1ドルの預金を裏付けとしています。利用者は保有する預金をステーブルコイン「SoFiUSD」へ1対1のレートで常時交換できる仕組みを備えています。

ステーブルコインの動きは、総研プライムの週刊レポート「週刊ステーブルコイン」で毎週追っています。最新号を読む(初月無料)

ステーブルコイン導入支援について、Pacific Metaに相談できます。導入支援サービスを見る

監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。

年利4.4%とFDIC保険を備えたトークン化預金の設計

SoFi Bankが提供を開始したSOFIEは、同行に預け入れられた1ドルを1トークンとして表すトークン化預金です。年利4.40%の利回りを提供するとともに、FDICによる預金保険が適用されます。

一般的なステーブルコインには利回りと預金保護の両立が欠けている場合が多いとされますが、SOFIEは銀行が発行するトークン化預金として、利回り付与と公的な保護機能を兼ね備えた設計となっています。一部の報道ではSoFi Earnの名称でも言及されており、暗号資産の運用資金を安全かつ利回り付きで保有したいユーザーに向けた選択肢となります。

ステーブルコインSoFiUSDへの交換機能と適用範囲の違い

SOFIEの利用者は、預金を1対1のレートでステーブルコインであるSoFiUSDへと24時間いつでも交換することができます。これにより、預金と暗号資産市場の間で資金を円滑に移動させることが可能になります。

ただし、注意点として、SoFiUSDへ資金を交換した後は、SOFIEに適用されていた預金金利(年利4.40%)およびFDIC保険による保護の対象からは外れます。利回りと保険保護が適用されるのはあくまでトークン化預金の状態にとどまり、ステーブルコインへの交換後はこれらの保護や権利が引き継がれない仕様となっています。

ポイント

  • SoFi Bankが年利4.40%のトークン化預金SOFIEの提供を開始しました。
  • 各SOFIEトークンは同行の1ドルの預金を裏付けとしており、FDIC(米連邦預金保険公社)の預金保険が適用されます。
  • 保有者は24時間いつでも1対1のレートでステーブルコインSoFiUSDへ交換が可能です。
  • 一般的なステーブルコインに不足しがちな利回りと預金保護を兼ね備えた商品として注目されます。
  • ステーブルコインのSoFiUSDへ交換した段階で、預金金利とFDIC保険の対象外となる点に留意が必要です。

記事を検索する