カナダ当局は、ステーブルコインに関する規制規則案を提示し、一般からの意見公募を開始しました。本草案では、トークン保有者に対する利回りの支払い禁止方針が維持されています。さらに、銀行以外の発行体に対しては、カナダ国内の適格機関における1対1の準備金保有や、3営業日以内の償還完了が義務付けられる内容となっています。裏付け資産の健全性確保と利用者保護を目的とした枠組みとして注目されます。
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規制草案の内容と利回り禁止の継続
公表されたステーブルコイン規制の草案では、保有者への利回り(イールド)支払いの禁止が引き続き維持されています。ステーブルコインが預金や投資商品のように利息を生む資産として扱われることを防ぎ、決済手段としての安全な流通を意図した方針と見られます。
非銀行系発行体に対する準備金管理と償還基準の義務付け
草案によると、銀行以外のステーブルコイン発行体に対しては厳格な資産管理要件が設定されています。発行体は、流通するトークンに対して1対1の比率で裏付けとなる準備金を保有し、それらをカナダ国内の適格機関に保管することが義務付けられます。さらに、保有者からの償還要求に対しては3営業日以内に決済を完了させることが求められており、十分な流動性と安全性を担保する狙いがあると見られます。
ポイント
- カナダ当局がステーブルコインに関する規制規則案を公表し、意見公募を開始した点
- 保有者への利回り支払いを禁止する方針が引き続き維持されている点
- 銀行以外の発行体に対し、カナダ国内の適格機関で1対1の準備金を保有することを義務付けた点
- 3営業日以内の償還完了を義務付けることで、利用者の資産保護と換金性を担保している点で注目される点