米金融大手のRobinhoodが手掛けるブロックチェーン「Robinhood Chain」において、7月24日までの1週間におけるアプリケーション手数料が2,500万ドルに達し、全ブロックチェーンの中で第3位を記録しました。メインネットのローンチから4週間が経過した同ネットワーク上では、トークン化資産(RWA)とミームコインが共に取引されていますが、現状ではミームコイン取引の勢いがRWAの取引規模を上回っています。さらに同社は予測市場(イベントの未来結果を予測して取引する市場)への関与も深めており、暗号資産領域における事業展開を急速に拡大しています。
週間アプリ手数料で第3位に浮上、ミームコインが取引を牽引
Robinhood Chainは公開から約4週間で活発な利用が見られ、7月24日に終了した週のアプリケーション手数料収益において主要ブロックチェーンの中で第3位にランクインしました。同ネットワークは主に株式などのリアルワールドアセット(RWA)のトークン化取引を目的として立ち上げられた経緯がありますが、実際のネットワーク上ではミームコインの取引活動が非常に活発に行われています。トークン化資産とミームコインが同じネットワーク上で並行して取引される中、2,500万ドルの手数料生成にはミームコインの需要増加が大きく寄与しているとされています。
予測市場への参入と暗号資産3セクターへの事業拡大
Robinhoodはトークン化資産やミームコインでの取引増加にとどまらず、予測市場(イベント契約取引)のセクターにもより深く踏み込んでいます。これにより同社は、「ミームコイン」「トークン化資産」「予測市場」という暗号資産市場の3つの重要セクターに渡って事業展開を広げる格好となりました。伝統的な証券取引サービスを提供する大手金融プラットフォームが自社のブロックチェーン基盤を活用し、Web3領域の多様なプロダクトを取り込む動きとして注目されます。
ポイント
- Robinhood Chainの週間アプリ手数料が7月24日終了週に2,500万ドルに達し、全チェーン中で第3位を記録した点
- トークン化資産(RWA)の市場形成を狙う一方で、現時点ではミームコイン取引がネットワーク活発化の主要因となっている点
- ミームコイン、トークン化資産、予測市場の3セクターにおいて同時並行で領域拡大を進めている点
- 既存の金融サービス企業が独自のレイヤー2基盤を通じてWeb3の重要セクターを取り込みつつある点