ステーブルコイン特化型のネオバンク(実店舗を持たずオンラインで金融サービスを提供する事業者)であるFassetが、6,800万ドルの資金調達を実施し、企業評価額が10億ドルに達しました。今回の調達はSBIによる支援を受けており、同社が進める決済推進の取り組みを後押しします。ステーブルコインを用いた決済および清算需要の拡大を背景に、同社の売上高は6倍に成長しています。
株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。
決済・清算需要の拡大と業績成長

Fassetの最高経営責任者(CEO)であるMohammad Raafi Hossain氏がCoinDeskに明かした内容によると、同社は新たに6,800万ドルを調達しました。これにより、同社の評価額は10億ドルに達しています。
同社ではステーブルコインを用いた決済や清算(取引の受渡しと確定処理)の利用が拡大しており、これに伴って売上高が6倍に急増したとされています。暗号資産を基盤とした実決済インフラの実需が急速に伸びていることが、事業成長の要因となっています。
SBIによる決済推進の支援
今回の調達では、SBIがFassetの決済推進を後押しする形で支援を行っています。伝統的な金融グループであるSBIが支援を強化している背景には、ステーブルコインを活用した次世代の決済・送金ネットワークに対する期待があると見られます。決済および清算領域におけるステーブルコインの採用が本格化するなか、同社のインフラ拡張がさらに加速する可能性があります。
ポイント
- Fassetが6,800万ドルの資金調達を実施し、評価額が10億ドルに達した点
- SBIがFassetの決済事業拡大を支援している点
- ステーブルコイン決済および清算の利用拡大を背景に、売上高が6倍に成長している点
- ステーブルコインを活用した実用的な決済・清算インフラの需要が実体経済で高まっている点で注目されます
