米リップル(Ripple)が提供する米ドル裏付け型ステーブルコイン「リップルUSD(RLUSD)」の時価総額が20億ドル(約3,187億円)を突破しました。米リップルが8月25日に公式Xで公表した情報によると、発行基盤の一つであるXRPレジャー(XRPL)上での発行額も10億ドル(約1,593億円)近くに達しています。RLUSDは企業向けユースケースや実世界での利用を想定して設計されており、複数チェーンへの展開を進める中で流通規模を拡大させています。
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時価総額が20億ドルを突破しXRPLでの発行も拡大
米リップルは8月25日、RLUSDの時価総額が前週に20億ドルを超えたことを明らかにしました。暗号資産データサイトのコインゲッコー(CoinGecko)のデータによると、8月27日時点におけるRLUSDの時価総額は約21.1億ドル(約3,361億円)を記録しています。
また、全発行量のうちXRPレジャー上で発行されたRLUSDは10億ドル近くに達しており、特定の単一チェーンにとどまらず複数の基盤上で流通が進んでいることが示されています。
規制対応とマルチチェーン展開による利用基盤の構築
RLUSDは、実世界での決済利用やエンタープライズ(企業向け)のユースケースを念頭に設計されたステーブルコインです。発行および流通は、リップル傘下のスタンダード・カストディ・アンド・トラスト・カンパニー(Standard Custody and Trust Company)などの規制対象事業体が担っています。
本トークンは2024年12月17日に提供が開始され、当初からXRPレジャーとイーサリアム(Ethereum)の2つのネットワーク上でネイティブ発行されていました。現在はクロスチェーン相互運用プロトコルであるワームホール(Wormhole)のネイティブトークントランスファー(NTT)標準を活用し、ベース(Base)、インク(Ink)、オプティミズム(Optimism)、ユニチェーン(Unichain)、XRPレジャーEVMサイドチェーン(XRP Ledger EVM Sidechain)へも対応範囲を広げています。
ポイント
- 米リップルの米ドル裏付け型ステーブルコイン「RLUSD」の時価総額が20億ドルを突破したことが8月25日に公表されました
- 全体の発行額のうち、XRPレジャー上で発行された規模が10億ドル近くに達している点が注目されます
- スタンダード・カストディ・アンド・トラスト・カンパニーなど規制対象事業体を通じた発行体制と企業向け設計が特徴です
- 2024年12月の提供開始以降、イーサリアムやXRPレジャーに加え、ワームホールの技術を活用してベースやオプティミズムなど複数のブロックチェーンへ利用環境を広げています
