ビットコインのコア開発者として知られるルーク・ダッシュジュニア(Luke Dashjr)氏が、マイニングプールOCEANを離脱したことが明らかになりました。ダッシュジュニア氏は現在のビットコインメインチェーンを批判的な呼称である「Spamcoin」と呼び、独自チェーンへのハードフォークを推進しています。このハードフォークは9月1日に予定されており、暗号資産コミュニティにおけるチェーン分岐とマイニング体制への影響について関心を集めています。
株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイトと編集方針をご覧ください。
ルーク・ダッシュジュニア氏のOCEAN離脱とビットコインへの批判
ルーク・ダッシュジュニア氏は、自身が関与していたビットコインマイニングプール「OCEAN」の会長および最高技術責任者(CTO)を退任し、同社を離脱しました。ダッシュジュニア氏は現行のビットコインメインチェーンが本来の非中央集権性を損なっていると主張しており、これを「Spamcoin」と呼んで距離を置いています。
同氏は9月1日を期日として、現行チェーンから分離するハードフォーク(互換性のない仕様変更によるブロックチェーンの永久的な分岐)を主導する姿勢を示しています。
BLAKE2bアルゴリズムの採用と新チェーンの技術仕様
9月1日に分岐が予定されている新たなブロックチェーンでは、マイニングの合意形成アルゴリズムとして「BLAKE2b」が採用されるとされています。
ビットコインの現行メインチェーンでは従来のSHA-256dアルゴリズムが使用されており、多くのマイナーは専用の計算機器(ASIC)を運用しています。しかし、BLAKE2bアルゴリズムへの移行によって既存の専用マイニングマシンがそのままでは利用できなくなるため、マイニングの参加環境やネットワーク構造に大きな変化が生じる可能性があります。
ポイント
- ルーク・ダッシュジュニア氏がマイニングプールOCEANを離脱し、独自チェーンへのハードフォークを主導している点で注目されます。
- 現行のビットコインメインチェーンを「Spamcoin」と呼び、9月1日にチェーンの分岐が設定されている点で注目されます。
- 新チェーンではBLAKE2bアルゴリズムが採用され、既存のマイニング機器環境から大きく変更される方針である点で注目されます。