野村傘下のLaser DigitalがDeFi固定利回り分野へ進出。Euler Finance向け市場でリスク管理を担う方針

野村ホールディングス傘下の暗号資産関連企業であるLaser Digitalは、分散型金融(DeFi)の固定利回り分野へ進出することを明らかにしました。同社はKeyring Networkを活用して構築されるレンディング市場において、リスクガバナー(リスク管理者)の役割を担います。最初の市場はEuler Finance向けに準備が進められており、伝統的金融機関のグループ会社がオンチェーンレンディングのリスク管理に直接関与する事例として注目されます。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

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提携による役割分担と初期市場の展開

Laser Digitalは、Keyring Networkの技術基盤を活用して構築される貸出・借入市場において、リスクガバナーとしての役割を担当します。公表された情報によると、最初の市場はEuler Finance向けに準備が整えられています。

なお、公開情報によると、Keyring Networkはオンチェーン市場向けのアクセス管理やコンプライアンスインフラを提供するプロジェクトであり、Euler Financeはイーサリアム(Ethereum)上でモジュール型レンディング機能を提供するプロトコルとされています。伝統金融のバックグラウンドを持つLaser DigitalがDeFi市場のリスク評価や管理に関与することで、機関投資家基準の枠組みを分散型プロトコルへ導入する試みと見られます。

資本規模や手数料条件の開示状況

今回の発表において、Laser DigitalとKeyring Networkの両社は、市場に投入される拠出資本の金額や手数料の条件、具体的なローンチ日程を明らかにしていません。初期市場の準備は完了しているものの、実際の運用開始日や資本規模などの詳細な条件は未公開となっています。

ポイント

  • 野村ホールディングス傘下のLaser DigitalがDeFiの固定利回り市場に進出し、Keyring Networkで構築されるレンディング市場のリスクガバナーを務める方針です。
  • 最初の市場はEuler Finance向けに準備されており、伝統金融系の企業がプロトコルのリスク管理を担う体制を整える点で注目されます。
  • 拠出資金額、手数料体系、具体的なローンチ日については両社から開示されておらず、現時点では非公開とされています。
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