ZetaChainが独自レイヤー1ネットワークを閉鎖しSolanaへ移行へ。AIアプリ「Anuma」に注力する方針

レイヤー1ブロックチェーンを手がけるZetaChainにおいて、独自のレイヤー1ネットワークを閉鎖し、トークンであるZETAをSolanaへ移行するための投票が実施されました。開発チームは今後、インフラの維持からプライベートAIアプリケーション「Anuma」の開発および運用へと注力先を切り替える方針です。今回の移行プロセスを完了するには、さらにもう1回の投票が必要とされています。独自のブロックチェーン運用から既存エコシステム上のアプリケーション特化へと舵を切る事例として、Web3業界における事業戦略の転換の観点から重要視されます。

監修:ブロックチェーン総研編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイト編集方針をご覧ください。

レイヤー1の停止とSolanaへの移行方針

ZetaChainのコミュニティにおいて、自社で運用してきたレイヤー1ブロックチェーンネットワークを停止し、ZETAをSolanaネットワークへ移行する投票が行われました。ZetaChainは異なるブロックチェーン同士の相互接続を目指して開発されたプロトコルとされていますが、独自のレイヤー1インフラを継続する方針を改めることになります。ただし、入力テキストによると移行の実行にはもう1回の投票を経る必要があるとされており、即座にすべての移行手続きが完了するわけではない点に留意が必要です。

プライベートAIアプリ「Anuma」への事業転換

開発チームは独自のレイヤー1ネットワークを閉鎖する代わりとして、自社が展開するプライベートAIアプリケーション「Anuma」に注力する計画を立てています。検索情報によると、Anumaは複数のAIモデルに対応するプライバシー重視のアプリケーションとされています。インフラストラクチャ自体の開発や保守を維持する負担を減らし、すでに流動性や基盤を持つSolanaを活用することで、アプリケーション層での価値提供に経営資源を集中させる狙いがあると見られます。

ポイント

  • ZetaChainが独自のレイヤー1ネットワークを停止し、ZETAトークンをSolanaへ移行する投票を実施しました。
  • 開発チームはインフラの維持から、プライベートAIアプリケーション「Anuma」への注力へ方針を転換する計画です。
  • 今回の移行を最終的に確定させるためには、今後さらにもう1回の投票が必要とされています。
  • レイヤー1チェーン自体の運用から既存チェーン上の特定アプリケーションへ事業軸を移行する動きとして、プロジェクトの生存戦略やリソース配分の観点から注目されます。
ブロックチェーン総研プライムBlockchain Research Institute Prime
数字とニュースでブロックチェーン産業を読む。新着レポートの公開をメールでお知らせします。
確認メールのリンクをクリックすると登録完了。配信はいつでも解除できます。プライバシーポリシー