米ベンチャーキャピタルa16zの支援を受けるレイヤー1ブロックチェーンネットワークのLineraと、パーミッションレス・オラクルプロトコルのSwitchboardが、1日違いで相次いで事業の閉鎖を発表しました。暗号資産データ追跡プラットフォームのRootDataによると、2026年に入ってから閉鎖した暗号資産プロジェクトはすでに260件を超えており、現在もリストへの追加が続いています。有力VCの支援を受けた基盤インフラプロジェクトであっても、メインネット到達前に資金難により撤退を余儀なくされる実態が示された点で注目されます。
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相次ぐ基盤プロジェクトの閉鎖と資金枯渇
LineraとSwitchboardは、わずか1日の間隔で相次いでプロジェクトの終了を公表しました。
Lineraは、大手VCであるa16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)から出資を受けていたレイヤー1ブロックチェーンプロジェクトです。同ネットワークは、基幹網であるメインネットをローンチする前に運営資金が尽きたとされています。
一方のSwitchboardは、外部データをブロックチェーン上へ仲介するパーミッションレス(誰でも自由に参加できる仕様)のオラクルプロトコルとして運用されていましたが、Lineraの発表から1日後に同様に閉鎖を発表しました。
2026年に260件超のプロジェクトが停止
暗号資産トラッカーのRootDataによると、2026年にはすでに260件以上の暗号資産プロジェクトが事業を停止しており、同社が管理する2026年の閉鎖リストには現在も新たなプロジェクト名が追加され続けています。
暗号資産の弱気市場が継続するなか、著名投資家からの出資実績やインフラ関連の技術基盤を持つプロジェクトであっても、事業の継続が困難になる事例が相次いでいると見られます。
ポイント
- a16zの支援を受けるレイヤー1ネットワークLineraと、オラクルプロトコルのSwitchboardが1日違いで事業閉鎖を発表しました。
- Lineraはメインネットの立ち上げに至る前に資金が枯渇したとされており、製品完成前の撤退となった点で注目されます。
- RootDataの集計によると、2026年に入りすでに260件以上の暗号資産プロジェクトが閉鎖しており、現在も件数が増加しています。
- 有力VCのバックアップを受けたインフラ技術であっても市場環境の影響を強く受ける実態が示された点で、業界の持続可能性を評価するうえで重要と見られます。