ナスダック、株式のトークン化による「常時稼働」に向けた計画を推進

ナスダックが、株式のトークン化を通じて常時稼働させる計画を進めている。現在の限定的な運用時間の幅を超えた24時間の取引実現をを目的としている。ナスダックはこの計画によって市場運用の継続性を高める方針であるとしている。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイト編集方針をご覧ください。

発表内容の詳細

ナスダックは株式をトークン化する計画を明らかにしました。この計画は株式をトークン化することで市場が常に稼働している状態である「常時稼働(Always On)」の実現に向けた一歩となります。株式をデジタルなトークンとして扱うことで、取引や運用のあり方を変化させる狙いがあるものと見られます。

またナスダックは今回の発表と同時に、暗号資産取引所クラーケンの親会社ペイワードとの提携も発表しました。今回の提携でトークン化株式を規制市場とブロックチェーンネットワーク間で移動させる「株式トランスフォーメーション・ゲートウェイ(equities transformation gateway)」の設計を進めるとのことです。

編集部コメント

ニューヨーク証券取引所に続き、ナスダックも証券のオンチェーン化を目指す動きを発表しました。現在の米国株式市場は平日の限られた時間帯しか取引できないため、アジアや欧州の投資家にとってはアクセスのハードルがあります。トークン化によってこの制約を技術面で解消していくことで、海外投資家からの資金流入が期待できるでしょう。

ブロックチェーン総研Blockchain Research Institute
数字とニュースでブロックチェーン産業を読む。8月中はすべてのレポートを無料で公開しています。
レポートを見る →