HSBCとスタンダードチャータード、香港でステーブルコイン発行ライセンス取得へ

HSBCホールディングスとスタンダードチャータードは、香港で最初のステーブルコイン発行ライセンス取得企業となる見通しだ。今回のライセンス取得は、香港政府によるデジタル資産のハブ化を目指す取り組みの一環であるとしている。両行はこの取り組みにおいて中心的な役割を担うことになると見られる。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

株式会社Pacific Metaが運営する編集チームです。ステーブルコイン、RWA(リアルワールドアセット)、セキュリティトークン、NFTなどのトークン活用や、オンチェーン金融、AI×ブロックチェーン領域の事業開発・実装、暗号資産の基礎知識と国内取引所の使い方まで、ブロックチェーン事業の支援で得た知見をもとに記事の企画・執筆・監修を行っています。編集部や運営会社の詳細は公式サイト編集方針をご覧ください。

ステーブルコイン事業を構想から実装・運用まで 要件が固まっていない段階からご相談いただけます 導入支援サービスを見る

発表内容の詳細

香港の通貨発行権を持つHSBCホールディングスとスタンダードチャータードが、香港初のステーブルコインの発行ライセンス取得企業になる見通しです。香港政府は2025年に「デジタル資産開発に関する政策声明2.0」を発表するなどデジタル資産のハブを目指す方針を掲げており、今回のライセンス付与はその一環として位置付けられています。

香港は「ステーブルコイン条例」を正式施行するなど法定通貨連動型ステーブルコインに対する体系的な規制枠組みを整備しており、今後もステーブルコインに対する取り組みを行政が支援していくとみられます。

編集部コメント

かつてアジアの金融ハブと呼ばれた香港が、ステーブルコインを軸にその存在感を強めています。香港は昨年から規制を明確化することで暗号資産の取り扱いに関するグレーゾーン撤廃に努めており、伝統的金融機関の本格参入がしやすい環境を整備しています。今回のステーブルコイン発行のみならず、セキュリティトークンなどRWA領域に関する事例も今後増えていくでしょう。同じ東アジア圏における同領域への取り組み方は日本にとっても参考になる点が多いため、米国と並んで動向を注視する必要がありそうです。

ブロックチェーン総研Blockchain Research Institute
数字とニュースでブロックチェーン産業を読む。8月中はすべてのレポートを無料で公開しています。
レポートを見る →