ether.fiがweETHからリステーキング機能を削除、EigenLayerからの完全離脱へ前進

リキッドステーキングプロトコルのether.fiは、フラグシップトークンであるweETHからリステーキングのエクスポージャーを削除したことが明らかになりました。これにより、同プロトコルはEigenLayerからの完全な撤退に近づいているとされています。今後はSymbiotic上に構築された別トークン「weETHs」にリステーキング機能が移行されます。主力トークンにおけるリステーキング機能の分離は、プロトコルの製品設計やエコシステム構成の見直しを示す動きとして注目されます。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

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weETHにおける機能変更と「weETHs」への移行

ether.fiは、主力トークンであるweETHからリステーキングのエクスポージャーを完全に排除しました。これにより、weETHはリステーキングのリスクを伴わないトークン構造へ変更されたと見られます。

一方で、リステーキングのエクスポージャーを希望する利用者の向けには、Symbiotic上に構築された別のトークン「weETHs」が提供されます。なお、ether.fiはイーサリアムの分散型ステーキングを提供するプロトコルであり、EigenLayerやSymbioticは暗号資産のセキュリティを他のネットワークに再利用するリステーキング基盤として知られています。今回の運用切り替えにより、ether.fiはEigenLayerからの完全な離脱(Full Exit)に大きく近づいたと見られます。

CEOのコメントと戦略的意味合い

ether.fiのCEOであるMike Silagadze(マイク・シラガゼ)氏は、今回の決定に関して「一つの時代の終わり。寂しい(End of an era. Sad.)」とコメントを発表しています。

初期のリステーキング市場において、ether.fiはEigenLayerとの連携を中心に成長を遂げてきましたが、ステーキングとリステーキングの機能を別個のトークンへ分離する戦略へと舵を切りました。標準的なステーキング運用と高リスク・高利回りを狙うリステーキング運用の対象を明確に分けることで、利用者のニーズやリスク許容度に合わせた製品構成へ再編されたと見られます。

ポイント

  • weETHからリステーキング機能が削除され、EigenLayerからの完全離脱へ近づいた点
  • リステーキングのエクスポージャーがSymbiotic基盤の別トークン「weETHs」へ移行された点
  • CEOのMike Silagadze氏が今回の決定を「一つの時代の終わり」と述べた点
  • ステーキングとリステーキングが別トークンへ分離され、製品設計の透明性が高められた点
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