ブリュッセルが暗号資産レンディングのMiCA適用を検討へ。DeFiヴォールトの規制対象特定が課題となる方針

欧州連合の拠点であるブリュッセルにおいて、暗号資産レンディングを包括的な暗号資産規制「MiCA」の対象に含めるべきかどうかの見直しが進められています。一方で、分散型金融(DeFi)におけるレンディング・ヴォールト(貸借プロトコルの資金プール機能)の存在により、法的に誰を規制対象とすべきかを確定することが難航しています。中央集権的な管理主体が存在しにくいDeFi領域に対し、従来の枠組みをどのように適用するかが大きな議論となっています。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

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暗号資産レンディングのMiCA適用見直しと責任主体の特定難航

ブリュッセルでは現在、暗号資産の貸借(レンディング)をEUの規制枠組みであるMiCA(Markets in Crypto-Assets)の適用範囲に含めるべきかどうかの精査が行われています。

しかし、DeFiレンディング・ヴォールトの構造が規制の適用を困難にしています。DeFiのレンディング・ヴォールトでは、スマートコントラクトを介して資金の預託や貸借が自動化されているため、従来の中央集権型サービスのように単一の運営企業や管理者を特定することが容易ではありません。その結果、規制当局にとって「具体的に誰を規制すべきか」を特定することが難しく、規制の枠組みを適用する上での大きな課題となっています。

ポイント

  • ブリュッセルにおいて、暗号資産レンディングをMiCAの規制対象に含めるかどうかの見直しが進められています
  • DeFiレンディング・ヴォールトの仕組みにより、法的に規制すべき対象者を特定することが難航しています
  • 中央集権的な主体が存在しない分散型金融に対して、既存の金融規制の枠組みをどのように適合させるかが問われる点で注目されます
ブロックチェーン総研Blockchain Research Institute
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