米サンフランシスコを拠点とするゲーム関連創業者のジャフェス・ディルマン(Japheth Dillman)被告が、詐欺的な暗号資産取引ファンドを運営したとして有罪評決を受けました。米司法省(DOJ)の発表によると、同被告は有罪となった各訴因につき最長20年の禁錮刑および25万ドルの罰金に直面しています。暗号資産の自動取引などを謳った不正な資金集めに対する司法の厳格な姿勢が示された事例といえます。
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有罪評決に至る経緯と不正の概要

米司法省の発表によると、ディルマン被告は電信詐欺および電信詐欺の共謀の罪で連邦陪審により有罪と判断されました。
同被告は「Block Bits Capital」などのファンド運営において、完成して稼働中であると偽った暗号資産の自動取引アルゴリズム(オートトレーダー)を用いて利益を上げられると投資家に説明し、資金を調達したとされています。しかし実際にはアルゴリズムは機能しておらず、集められた資金は高リスクな他の暗号資産案件への投機や自己への支払いに充てられ、多額の損失をもたらしたと司法当局から指摘されています。
ディルマン被告が直面する刑罰と法的影響
米司法省によると、ディルマン被告には有罪評決が下された各訴因について、最長20年の禁錮刑および25万ドルの罰金が科される可能性があります。
暗号資産やWeb3の領域では、自動売買ツールやアルゴリズム運用の性能を過大に宣伝する事例が存在しますが、実態が伴わない虚偽の説明に基づいた資金集めは重い刑事責任を問われることになります。今回の有罪評決は、ファンド運営者やスタートアップの創業者に対して、技術的な機能や運用実態に関する透明性の確保が不可欠であることを改めて示すものと見られます。
ポイント
- サンフランシスコを拠点とするゲーム関連創業者のジャフェス・ディルマン被告が、詐欺的な暗号資産取引ファンドの運営で有罪評決を受けました。
- 米司法省(DOJ)によると、同被告は各訴因について最長20年の禁錮刑および25万ドルの罰金刑に直面しています。
- 機能していない自動取引アルゴリズムを偽って投資家から資金を集めた手口に対し、厳格な司法判断が下された点で注目されます。
- 暗号資産運用における虚偽の説明や不透明な資金流用が重大な刑事罰の対象となることを示す事例として重要です。