BNB Chainは、BNB Smart Chain(BSC)のメインネットにおいてハードフォーク「Pasteur(パストゥール)」を有効化しました。本アップグレードは、ブロックチェーン間を接続するブリッジ機能およびバリデーター(取引を検証・承認するノード)におけるセキュリティ上の課題に対処することを主眼としています。さらに、ネットワークにおけるトランザクション処理容量の拡大も目指しています。
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セキュリティギャップの解消とガバナンスの堅牢化

今回のPasteurハードフォークでは、クロスチェーンブリッジの検証プロセスおよびバリデーターの権限管理におけるセキュリティギャップを解消する改修が実施されました。
ブロックチェーン間を移動する資産の安全性を高めるため、ブリッジ検証における重複や不正な承認を防ぐ仕組みが導入されたとされています。また、バリデーターの鍵更新時における旧鍵の権限制限やペナルティ回避の防止など、ネットワーク全体のガバナンスとステーキングに関わる安全性の強化が図られています。
トランザクション処理容量の拡大
セキュリティ面の改善に加えて、今回のハードフォークではネットワークの取引処理能力の向上も進められています。
ブロック生成においてより多くのトランザクションを取り込める設計が採用されており、混雑時におけるスループット(単位時間あたりの処理量)の改善が期待されています。
ポイント
- BNB ChainがBSCメインネットにてハードフォーク「Pasteur」を有効化しました。
- クロスチェーンブリッジの検証およびバリデーターの権限管理に関するセキュリティギャップが解消されました。
- 1ブロックあたりに収容できるトランザクション容量の拡大が図られており、ネットワークの処理効率向上の点で注目されます。