暗号資産Zcash(ZEC)の保有者を対象とした投票が実施され、取引処理の高速化とビットコイン方式の半減期スケジュールの維持が圧倒的多数で支持されました。今回の投票には約240万ZECが参加し、ブロック生成時間を25秒にする提案に99.9パーセント、既存の半減期スケジュールを継続する提案に98.9パーセントの賛成が集まりました。保有者の意思が明確に示されたことで、ネットワークの利便性向上を図りながらも長期的な発行計画を維持する方針がコミュニティ内で合意されたと見られます。
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投票結果の詳細と圧倒的な支持
今回の投票では、約240万ZECという大規模な参加規模において、提起された主要な変更案に対して極めて高い賛成率が記録されました。
取引処理の高速化を目的とした25秒ブロックの導入案には、投票に参加したZECのうち99.9パーセントが賛成しました。さらに、ビットコインと同様の設計をとる既存の半減期スケジュールを維持する案についても、98.9パーセントが支持を表明しています。反対票はごくわずかにとどまり、コミュニティ全体の総意に近い形で提案が受け入れられました。
処理能力の改善と発行モデルの堅持
ブロック生成時間を25秒に短縮する試みは、ネットワーク利用者の送金や決済における承認待ち時間を減らし、実用性を高める狙いがあると見られます(なお、現行の目標ブロック時間は75秒とされています)。
一方で、新規発行ルールに関しては、変更を加えることなく従来の半減期スケジュールを守る選択がなされました。これは、ビットコインと同様に供給量が段階的に絞られていく予測可能な経済モデルを保有者が重視していることを示しています。ネットワークの処理性能向上という実用面の改善を推し進めつつ、希少性を担保する発行規律を維持するバランスが選択された点で重要です。
ポイント
- 約240万ZECが投票に参加し、コミュニティの意向が明確に示された点
- 25秒ブロックへの移行に99.9パーセントが賛成し、取引処理の迅速化方針が支持された点
- 既存のビットコイン方式の半減期スケジュール維持に98.9パーセントが賛成した点
- ネットワーク性能の向上と資産価値を保つための発行規律の維持が両立して支持された点