米暗号資産取引所コインベース(Coinbase)のラップドビットコインであるcbBTC(Coinbase Wrapped BTC)が、ロビンフッドチェーン(Robinhood Chain)に展開されました。クロスチェーン基盤を提供するチェーンリンク(Chainlink)が8月27日に発表したもので、同プロトコルのCCIP(Cross-Chain Interoperability Protocol)が独占的なクロスチェーン基盤として採用されています。これにより、ロビンフッドチェーン上の開発者は流通規模75億ドル(約1.2兆円)を超えるcbBTCをオンチェーンアプリケーションに組み込むことが可能となりました。
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チェーンリンクのCCIPを独占的なクロスチェーン基盤に採用
今回のロビンフッドチェーンへのcbBTC展開においては、チェーンリンクのCCIPが独占的なクロスチェーン基盤として導入されました。CCIPは、チェーンリンクが提供する分散型オラクルネットワークを基盤とし、異なるブロックチェーン間での相互運用を可能にするプロトコルです。
ロビンフッドチェーンではすでにCCIPがメインネットで稼働しています。接続先としては、ソラナ(Solana)、モナド(Monad)、イーサリアム(Ethereum)、ビットセンサーEVM(Bittensor EVM)、ベース(Base)、BNBチェーン(BNB Chain)、アービトラムワン(Arbitrum One)、ゼロジー(0G)の8つのネットワークとの間でクロスチェーン接続が稼働しています。
準備資産の状況とエコシステムへの影響
cbBTCは、コインベースが保管するビットコインによって1対1で裏付けられている資産です。コインベースが公開している準備資産ページによると、8月27日の確認時点で約9万7,968BTCの準備資産に対して約9万7,957cbBTCが発行されており、準備資産がcbBTCの発行量を上回っていることが確認されています。
チェーンリンクによると、cbBTCの流通規模は75億ドルを超えています。今回の対応によってロビンフッドチェーン上の開発者は、強固な裏付け資産を持つビットコインの流動性を自らのアプリケーションで活用できるようになり、エコシステム内のアプリケーション開発や機能拡充につながると見られます。
ポイント
- コインベースのビットコイン裏付け資産「cbBTC」が、ロビンフッドチェーンへ展開された点で注目されます。
- チェーンリンクのCCIPが独占的なクロスチェーンインフラとして採用され、安全な相互運用性が提供されます。
- ロビンフッドチェーン上の開発者は、流通規模75億ドルを超えるビットコイン資産をオンチェーンアプリケーションで利用可能になりました。
- コインベースの準備資産(約9万7,968BTC)がcbBTC発行量(約9万7,957cbBTC)を上回っていることが確認されています。
- ロビンフッドチェーン上のCCIPは、イーサリアムやソラナなど8つのネットワークとの接続に対応しています。