米リップル社がXRP Ledgerの耐量子対策を準備。主要耐量子署名候補の解読作業量はAIにより6,700万分の1に縮小

米リップル社は、量子コンピュータが従来の暗号技術を脅かすとされる「Q-Day」の到来に先立ち、XRP Ledger(XRPL)の耐量子対応を進めています。先月には、AI開発企業Anthropicのモデルによって主要な耐量子署名候補の解読に必要な作業量が6,700万分の1に削減されるなど、セキュリティを巡る技術的な進展がありました。これに伴い、今週にはビットコインやイーサリアムも独自の移行計画を公開しており、暗号資産業界全体で量子時代への移行に向けた取り組みが加速しています。

監修:ブロックチェーンマガジン編集部

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量子コンピュータの台頭とXRP Ledgerの事前対策

リップル社は、量子コンピュータの実現によって従来の暗号化方式が影響を受ける前に、XRP Ledgerの防御体制を整える方針を示しています。ブロックチェーンの安全性を支える署名技術などが無力化される転換点は「Q-Day」と呼ばれており、ネットワーク上の資産や取引を保護するためには早期の準備が重要視されています。

AIによる暗号解析の進展と主要チェーンの移行計画

暗号技術を取り巻く環境は急速に変化しており、先月にはAnthropicのモデルが主要な耐量子暗号署名候補を破るために必要な作業量を6,700万分の1に削減したとされています。こうした背景を受け、ビットコインやイーサリアムといった主要プロトコルも今週、耐量子環境への移行計画をそれぞれ公開しました。ブロックチェーン各社が足並みを揃えて暗号技術の更新に着手している状況です。

ポイント

  • 米リップル社が量子コンピュータの実用化(Q-Day)に備え、XRP Ledgerの耐量子対応に向けた準備を進めています。
  • 先月、AnthropicのAIモデルによって主要な耐量子署名候補の解読に必要な計算作業量が6,700万分の1に削減されました。
  • ビットコインとイーサリアムも今週、耐量子技術への移行計画をそれぞれ公開しました。
  • 量子計算やAIモデルの急速な進展に伴い、主要ブロックチェーン全体で暗号セキュリティの移行が現実的な課題となっている点で注目されます。
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