XRP Ledger(暗号資産XRPの基盤となる分散型レジャーとされています)の最新ソフトウェア「xrpld 3.3.0」が、来週リリースされる予定です。今回のリリースには、ネットワークの機能を変更・拡張するための5つの修正案が含まれています。その中には、かつて重大なセキュリティ上の欠陥が見つかったことで撤回されていた2つの機能の改訂版も含まれており、ブロックチェーンの安全性維持と機能拡張の両立という観点から注目されています。
「xrpld 3.3.0」のリリースと提案修正の概要
XRP Ledgerの最新バージョン「xrpld 3.3.0」が来週公開される見通しとなりました。今回のアップデートパッケージには、ネットワーク仕様の改定を図る5つの提案修正が含まれています。
ブロックチェーンの機能を更新するためには、バリデータ(検証者)による合意プロセスが必要とされています。今回提示された各修正案についても、リリース後に検証者による承認作業が行われることになります。
セキュリティリスクの解消と機能の再導入
今回のアップデートで読者にとって特に重要な要素は、過去に取り下げられた2つの機能が改訂版として再導入される点です。
以前の検証段階において、セキュリティ研究者が深刻なバグを発見したため、これら2つの機能は撤回されていました。当時は、権限のない不当なトランザクションを許可してしまうリスクや、利用者の手数料が不当に引き出されてしまう(フィー・ドレーニング)危険性が存在していました。今回提出される改訂版は、それらの脆弱性を解消した上で再提案されるものであり、スマートコントラクトやプロトコルの安全性を確認した上での機能復元事例として捉えられます。
ポイント
- XRP Ledgerの最新ソフトウェア「xrpld 3.3.0」が来週リリースされる予定です。
- ネットワーク機能の拡張に向けて、計5つの提案修正が盛り込まれています。
- 不正トランザクションや手数料の不当引き出しを許す恐れがあり過去に撤回された2つの機能が、修正を経て再導入される点で注目されます。