PCデスクを探しているクリエイターの中には、「ペンタブ・板タブを使用できる広いデスクが欲しい」「キーボードを置けるぐらいのスペースのデスクが欲しい」と選び方に迷っている方も多いのではないでしょうか?
用途に合ったデスクを選ぶとクリエイターの作業効率が大幅に上がります。
今回Pacific Metaマガジンではクリエイター向けのPCデスクを以下の内容をメインで紹介していきます。
- クリエイターのデスクの選び方
- クリエイターデスクを製造・販売しているおすすめメーカーを紹介
- クリエイター向けのおすすめデスクを5選紹介
- クリエイターはレイアウトにこだわる?
- クリエイターの採用率が高いデスク周りの環境アイテムは?
- クリエイターデスクの個性を出す方法
- フリーランスを目指すならクラウドテックがおすすめ
クリエイターのデスクを選ぶ際のポイント
こちらではクリエイターのデスクを選ぶ際のポイントを以下の流れで解説していきます。
- タイプ
- 機能
- サイズ
- 素材
イラストレーター、デザイナー、ゲームクリエイター、音楽エンジニアでクリエイター向けのデスクを探している方は、選び方のヒントにしてください。
ポイント1 タイプ
こちらではPCデスクをタイプ別にみていきます。
スタンダード
スタンダードタイプは一番オーソドックスなデスクです。
形状は通常の長方形・正方形から円型に加工されたラウンドタイプまで様々です。
シンプルな机が多いので、部屋のインテリアに合わせられ、クリエイターの個性が出せます?
脚付きの椅子に座ってのんびり作業したいクリエイター向けと言えるでしょう。
スタンダードタイプは机の高さに比べて極端に低い椅子を長時間使用すると間違いなく腰を壊します?
机の高さによって椅子を選ばなければいません。
「一般社団法人日本オフィス家具協会」によると、
- 適切な座面の高さ=身長×0.25
- 最適な差尺=身長×1/6
が適切な選び方だそうです。
自分の身長に合わせてPCデスクを選んでください。
L字タイプ
L字タイプは机の形状がL字状になっているのが特徴です。
その分、ワークスペースを広々使え、収納力も高く、PC作業が快適なのでノンストレス?
クリエイターの場合、L字の左側にエンコード用のPCを置いて作業させておき、メインの右側にはデュアルモニターを設置するというレイアウトも考えられるでしょう。
デュアルモニターを設置し、快適に作業したいクリエイターにおすすめです。
サイズが大きいため、L字デスクを設置するには、部屋に一定のスペースが必要です。
購入前に机の寸法を測り、設置場所の想定をしておきましょう。
ロータイプ
ロータイプは座椅子用の机で、高さが低いのが特徴です。
炬燵の座椅子に慣れていた人やあぐらをかいて作業したい人におすすめです。
和室のレイアウトにも合います。
ロータイプは高さもないので、邪魔くさいテーブルも短く整理できます✨
重量も少ないのでキャスター付きのタイプなら、女性でもコロコロ転がして自由にレイアウトができるでしょう。
昇降式
昇降式は脚にモーターが取り付けられています。
好みの高さに設定すると脚が自動的にせり上がり、高さを変更できるタイプのデスクです。
スタンダード、L字タイプ、ロータイプの全てに昇降式のデスクがあります。
製品によって設定できる高さの範囲は限られているのが特徴です。
高さも変更できるので、ピンポイントで作業しやすい高さに設定でき、生産性が上がるでしょ✨
壁掛け用のインテリアを設置している場合、昇降式だとインテリアに接触してしまうため、レイアウトする際は高さに注意してください。
ポイント2 機能
クリエイターデスクは機能で選ぶのもおすすめです。
デスクの機能には、ラックが取り付けている収納スペースから、ドリンクホルダーを設置できるタイプもあるでしょう。
デスクに棚が設置されていれば、本を折り畳んで収納できるので、本を参考にクリエイティブな作業をする人は必至な機能です。
また、イラストレーター系のデスクは、ペンタブ・液タブ・タブレットでイラストを描きやすくなるように、天板の傾斜角度を調整できる機能もあります。
クリエター向けのデスクを選ぶ場合、機能も重視してみてください❗
ポイント3 サイズ
クリエイター向けのデスクではサイズにも注目してください❗
普通のPCデスクではデスクトップPCを床に置き、モニターをデスクの奥に置いて、少しスペースを持たせるだけでも良いでしょう。
個人差もありますが、サイズの目安は、幅60~95cm、奥行き40cm~50cm程度かと思われます。
クリエイターの方はDTM機材を配置しますし、イラストレーターはペンタブ・液タブ・タブレットで作業します。
モニター、キーボード、作業機材を置いて仕事をする人のデスクサイズは、少し広めにとるのをおすすめします。
横幅120~140cm以上、奥行き50~80cm以上を目安に確保してください。
ポイント4 素材
部屋のインテリアに合わせたい方は、デスクの素材に注目してください。
素材には主に、スチール製、木製、ガラス製があります。
素材の種類 | インテリアの特徴 |
スチール製 | スチール製は重厚感があり頑丈で耐久性が高いのが特徴。モダン、ビジネス、カジュアルスタイルにピッタリ。本体に重量があるのがデメリット。 |
木製 | 木製のデスクは暖色系のインテリアにおすすめ。和風、北欧、ナチュラル、アジアンスタイル、どんなインテリアにも合わせられる。汚れが付くと目立つのがデメリット。 |
ガラス製 | ガラス製はクリアで透明感が出るため寒色向けのインテリアに合う。モダン、クリア、クールモダン、エレガンススタイルに合わせられる。 |
「クリエイター イラスト」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
どんなメーカーのクリエイターデスクを選ぶ?
こちらではPCデスクを販売しているメーカーの魅力について解説していきます。
どこのメーカーがどんなPCデスクを製造・販売しているのか強みが分かります。
パソコン周辺機器に強い「サンワサプライ」
サンワプライは「様々な業種、設置環境に最適なデスクを」のコンセプトを元に、ビジネス向けのPCデスクをメインに提供しています。
スチール製で頑丈、耐久性のあるオフィス向けデスクが多いのが特徴です。
白・黒・茶・灰色がメインで至ってシンプルなデザインが豊富✨
クリエイター向けならL字タイプのSH-Kシリーズから、無駄な機能が一切ないシンプルなSH-Bシリーズもおすすめです。
おしゃれな雰囲気を演出「LOWYA(ロウヤ)」
「NATURAL.」をコンセプトにおしゃれな雰囲気を演出できるデスクを販売しているのがLOWYAというメーカーです。
コンセプトの通りライフスタイルにマッチするPCデスクをメインに提供しています。
デザインのクオリティが高く、スマートで一級品レベル?
天然木材を使用した木目調なクリエイターズデスクの種類が豊富です。
LOWYAでPCデスクを選べば、ワンランク上の生活スタイルが手に入ります。
コスパ重視なら「ニトリ」
ニトリは「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」をコンセプトに、コスパの良いPCデスクを提供しています。
デスク周りが広いL字タイプでもニトリなら、最安値で6,000円弱で購入できるでしょう❗
また、部屋のレイアウトに合わせて、天板、脚フレームを選べるフリーデスクの「プレフェ」サービスがあるのも特徴です。
昇降式デスクが豊富「FLEXISPOT」
FLEXISPOTは「家庭やオフィスにスタンディングディスク、広い高さ調節範囲でどんなニーズにも満足させます。」をコンセプトを掲げています。
コンセプト通りで昇降式デスクの種類が豊富✨
脚フレーム、天板、セット品を販売しており、クラシックな黒と白の脚に多色天板を組み合わせるサービスも取り扱っています。
卓上のスタンディングデスクも販売しているため、幅広いニーズに合っているのも嬉しいポイントですね。
種類豊富なデスクが揃う「山善」
山善は「いいくらしを応援する。」をコンセプトを元に種類豊富なデスクが揃います。
「収納」に特化したデスクの種類が豊富です。
たとえば、棚可動式のスタンダードタイプから、大容量の収納が可能なシェルフタイプまであります。
物をよく置くクリエイターには山善のデスクがおすすめです。
また、デザインもナチュラルスタイルやカジュアルスタイルなデスクが多く、どんな部屋にも合わせられます?
クリエイターにおすすめのデスク5選
こちらではメーカー別におすすめのクリエイター向けデスクを紹介していきます。
特徴、デザイン、機能、魅力まで分かるので、クリエイター向けデスクを探している方は、チェックしてみてください。
【LOWYA】北欧L字デスク
メーカー | LOWYA |
名前 | 北欧L字デスク |
寸法 | 81D×145W×77cm |
形状 | L字デスク |
天板の素材 | 木材 |
こちらはLOWYAの北欧風L字デスクです。
L字デスクのわりに省スペースで置けるコンパクトさがあるのが特徴です。
デザインがシンプルで洗練されています。
内側の角に「ROUND DESING」を施しているのがおしゃれポイント。
曲線になっているため柔らかい印象を醸し出しています?
オープン収納と引き出し収納の2段構えで収納力も高く自由度もあります。
ただ、組立難易度がDIYレベル並なので、組立の苦手な方は注意しましょう。
【GRAZIA】クリエイターデスクBECK
メーカー | GRAZIA |
名前 | クリエイターデスクBECK |
寸法 | 74D×90W×60cm |
形状 | スタンダード |
天板の素材 | 木材 |
GRAZIAのクリエイターデスクBECKは、傾斜角度を調節できるスタンダードタイプのデスクです。
天板が0~40°まで傾斜できるので、前屈みになりにくく、姿勢を維持できるのもポイント。
体に負担をかけずにテレワーク作業ができます。
また、天板にずり落ち防止のストッパーが付いているため、板タブ・ペンタブ・タブレット・ノートPCを置いてもずれ落ちません✨
デスクトップPCの場合は、モニターアームでPCモニターを設置し、パソコンを下に配置するのがおすすめのレイアウトでしょう。
クリエイターにとって至れり尽くせりの機能を搭載しているのがGRAZIAのクリエイターデスクBECKです。
【サンワサプライ】収納棚付きローデスク
メーカー | サンワサプライ |
名前 | 100-DESKH0238BR |
寸法 | 60D×120W×88cm |
形状 | ロータイプ |
天板の素材 | 木材 |
サンワプライから販売されているロータイプの収納付きデスクは、胡坐をかいて座ったり、座椅子使用したり、もたれながら作業したりしたい方のニーズに合います。
3段シェルフの収納力も高く便利です。
たとえば、プリンターを最上段に置いて、デスクトップパソコンを中段か下段にレイアウトすると、オープンスペースが丸々使えます。
奥行きも88cmとオープンスペースもかなり広いのが特徴です。
クリエイターならペンタブ・板タブを、DTMエンジニアならキーボード・オーディオ機器を置けるスペースがあります✨
アームを取り付ければデュアルモニターも可能なので、ゲームの趣味環境からクリエイター向けの仕事環境まで幅広い用途で使えるでしょう。
【山善】サイバーコム パソコンデスク
メーカー | 山善 |
名前 | GHP-65HC |
寸法 | 48D×65W×122cm |
形状 | スタンダード |
天板の素材 | プラスチック |
こちらは山善から製造・販売されている、スタンダードタイプのデスクです。
実にシンプルなスタンダードタイプのデスクで無駄な機能は一切搭載されていません。
本体の収納にはスライド棚が搭載されており、キーボードやマウスを必要時にスーッと手前に取り出せ、上棚にはプリンターを載せられるシンプルさが特徴です。
シンプルな分レイアウトが自由自在。
山善のGHP-65HCはコスパが良く5,000円前後で購入できるのもメリットの一つですね?
【FLEXISPOT】スタンディングデスク
メーカー | FLEXISPOT |
名前 | E9WM |
寸法 | 60cm×120cm |
昇降範囲 | 73-123cm |
形状 | 昇降式デスク |
天板の素材 | 木材 |
こちらはFLEXISPOTが販売している昇降式デスクです。
電動式なので範囲内の高さなら、ワンタッチで超手軽に設定できます。
センサーボタンが天板の下に搭載されており、「73~123cm」の高さまで、自動的に伸縮してくれるのが特徴です。
クリエイターは机の高さによって仕事効率が大きく変わります。
つまり、FLEXISPOTのE9WMでは、仕事効率が上がる好みの高さを見つけて、仕事ができるということです?
クリエイターはデスクのレイアウトにこだわる
クリエイターはノンストレスを極限まで求めるためデスクのレイアウトにこだわります。
専用のクリエイターデスクを購入する以外にも、デスクや家具の組み合わせで快適なデスク環境を作り上げられます✨
デスク用テントにすると、周囲の情報をシャットダウンし集中力が付くので、クリエイターの生産性の向上にも寄与するでしょう。
他にも100均などで販売しているパンチングボードを壁に取り付けたり、2×4の角材とディアウォールを使う事で、壁に穴を開けず簡単に壁面収納も増やせます。
便利アイテムを使うことで色々なレイアウトが実現できます。
楽しいですよ。
クリエイターのデスク周りには何を置く?
こちらではクリエイターがデスク周りに何を置いているか動画から、レイアウトのヒントをみていきましょう。
モニター台(デスクトップの場合)
クリエイターのデスク周りはモニター台を設置している傾向があります
モニター台はキーボード、マウス、スマホも収納できるため、デスク周りを広く使えるようになるからです。
イラストレーターさんのルームツアー動画でも、引き出しの中に小物類を収納していることが分かるのではないでしょうか?
マルチスタンドなモニター台の場合、スマホやタブレットを立てかけれ、リモコンやペンなど小物の収納ができるモニター台もあります✨
「クリエイター モニター」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
ケーブル・配線の整理
配線を足で引っ掛けてしまうと作業したデータが消えてしまうので、クリエイターにとっては命取り?
デスク周りにはケーブル・配線の整理アイテムを置いていても損はありません。
動画のクリエイターさんは、昇降式デスクで以下のケーブル・配線の整理アイテムを使用していました。
- ケーブルモールで配線をデスクの下に収納する
- ケーブルトレーで天板の下にまとめて配線を収納
- 結束バンド・マジックテープでごちゃごちゃな線を一本にまとめる
これらを活用すると、ごちゃごちゃした配線を収納し、部屋中が一気にスマートになります。
ライト
リモートワークが増えている中でデスクライトも作業効率をアップさせるためのアイテムです。
ゲーム実況者のたこまる氏の部屋紹介動画ではライトを使ったレイアウトが上手で参考になります?
見えにくい夜でもライトを照らせば、原稿、イラスト、写真を確認できるため、クリエイターには高確率で採用されていました✨
PCデスクに置いてもインテリア映えし、照射範囲・光量を調節できる機能が多く、間接照明が採用されている傾向にあります。
「ゲーム実況 pc」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
https://pacific-meta.co.jp/magazine/game-streaming/71512/チェア
長時間椅子に座って作業をするクリイターはチェアも重要視します。
クリエイター向けのオフィスチェアは前傾姿勢をサポートしてくれるものが多く、腰の痛みの軽減に優れています。
つまり疲れにくいのがメリットです?
Webエンジニアさんのデスクツアー動画では、黒のオフィスチェアと和モダンのインテリアが、大人びた空間を演出しています。
クリエイターデスクに個性を出すなら
クリエイターデスクに個性を出したい方は、デスク環境を整えるアイテムをフル活用するのがおすすめです。
簡単に取り付けられるマウス・キーボードのスタンドにも注目してみてください?
デスクの側面に取り付けられ収納力がアップするだけではなく、自分好みのクリエイター向けデスクに進化させられる上に、作業が格段に快適になりますよ。
DIYで個性を出す方法もあります。
たとえば、DIYでシェルフ棚を作成し、観葉植物やフィギュアをレイアウトすると、それだけで個性を出せるでしょう✨
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クリエイターのデスクについてまとめ
今回Pacific Metaマガジンではクリエイターデスクの選び方について解説してきました。
- 欲しい機能とインテリア環境に合わせて選ぶ
- クリエイターデスクはメーカーごとに機能やデザインに強みがある
- クリエイティブ作業を効率化できるデスクが多い
- レイアウトの個性を出すのは個人次第
- クリエイターのデスク周りには便利でおしゃれな周辺アイテムが設置されている傾向にある
- DIYや周辺アイテムで簡単に個性を出せる
何もクリエイターデスクは無垢な状態のまま使うものではありません。
確かに機能を揃えたPCデスクは便利ですが、周辺アイテムを上手く活用することで、個性を出しおしゃれになります。
作業する時にデスク周りがおしゃれで洗練されていると、メンタル的にも圧迫感がなくなり、作業効率アップになるでしょう。
デスク周りを自分の思い通りに飾って、クリエイティブ作業が捗りやすい、オリジナルの空間に仕上げてみてください。