皆さんはプロゲーマーという職業をどれだけ知っていますか?
プロゲーマーになるためにはとてつもない努力と、とてつもない時間の練習が必要です。
というのも、プロゲーマーというのは大会で実績を残してこそなのですが、そのためには対策や策略を練る必要があります。
ゲームによってはアップデートなどで、操作性が変わってしまったり、技の強さなどが変わってしまうこともありますので、日々、怠らずにゲームに触れておくことが重要なポイントになります。
「じゃあ、いつ休みなの?」「一日の練習時間は?」そう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですので今回Pacific Metaマガジンでは、練習量やその内約、休みについてもご紹介させていただきます✨
項目は下記の通りになる予定です!
- 練習は10時間以上があたりまえ?
- 休みはあるの?
- 練習はしんどいの?
- プロになるにはどれぐらい練習が必要?
- eスポーツの専門学校ではどれぐらい練習する?
- 他の競技のプロの平均練習時間は?
プロゲーマーの練習は10時間以上があたりまえ?
ほとんどの場合が10時間以上の練習が必要です。
中には14時間以上もの練習をしている選手もいらっしゃり、その練習量はゲームによって差が生じることはあまりないので、全員がそれだけ練習をしているといっても過言ではないでしょう。
ですが、仕事との両立を図りながら活動している選手も少なからずいらっしゃり、そういう選手の方の練習時間は一日3・4時間程だそうです。
試合前でも、追い込みだからと言って無理に練習時間を増やしたりはせず、練習時間はこのままだそうです。
では、この長い練習時間、一体どういった練習をして過ごされているのでしょうか。
主な練習は個人練習とチーム内での対戦形式での練習です。
個人練習は人によって内容は異なりますが、得意な技を磨いたり、弱点の練習や、新しい戦い方を探すといった風に自分にあった練習を探し試している人がほとんどです。
では、チームで行う対戦というのは、どういう効果があるのでしょうか。
それは、相手に自分の手癖を見つけてもらえたり、逆に相手に弱点を教えてあげられるという効果があります❗️
チーム内の上手な選手のプレイを盗み見たりもできるいい機会ですので、客観的な視点で練習をすることもできます。
そういった練習を毎日通算して10時間以上、行っているということです。
プロゲーマーに休みはあるの?
日々、上記でも記載した通り、長時間の練習を重ねている選手の方々ですが、一体休みはどれほど確保ができるのでしょうか。
父の背中というチームの副リーダーを務めるけんきさんによると、年間での休みは5日間程だそうです。
というのも、やはり身体に動きをインプットすることが重要になりますので、一日でも日が空いてしまうと、手が鈍ってしまう恐れがあるため、予定のない日でも練習を怠れないため、休みらしい休みはないそうです。
選手の方によっては、長時間おんなじ姿勢でいても身体を痛めてしまわないように、と、トレーニングを行っている方もいらっしゃるそうです。
起きているときはゲームの戦略などを考え、手が空けばそれを実践する、プロゲーマーの方の根気と集中力が高いことが伺えますね✨
プロゲーマーの練習はしんどいの?
プロゲーマーの方は、ゲームを好きな気持ちが高じて選手になる方がほとんどですので、どれだけ練習時間が長くても、それを苦痛だと感じている方はほとんどいらっしゃいないようです。
趣味を仕事にしているので、息抜きがしづらいという難点はありますが、練習を積むことでスキルが上達し、目に見えて自身の腕が上がるため、もっとそのゲームが楽しくなり、もっとそのゲームを好きになるそうです?
プロゲーマーになるにはそれくらい練習が必要?
プロになるために必要なことは、ひたすらプレイをし続けて上達を目指したり、トッププレイヤーの観察をすること、また、自身のプレイを見直しミスの対策を考えたり、とやらなければいけないことはプロゲーマーの方と変わらない程あります。
ですので、練習時間もプロゲーマーの方とおんなじか又はそれ以上の練習時間が必要になります。
そうして、練習を積み重ねてあらゆる大会で実績を残し、所属するチームを見つけることで、プロゲーマーへの道が開かれることになります✨
eスポーツの専門学校ではどれくらい練習する?
プロゲーマーの専門学校というのは、色んな学校がありますが、今回はヒューマンアカデミーという学校についてご紹介いたします!
この学校はCrest gamingというプロチームがバックアップし、直接指導も行ってくれる学校で、他の学校と比べてもかなり早い、最短一年で卒業することができるのが特徴です。
ですが、一年でプロになるための技術とスキルを身につけることになるため、学校でもかなり練習をしてから更には家庭でもかなりの時間の練習時間が必要になります❗️
他の競技のプロの平均練習時間は?
では、他のスポーツ選手との練習時間の差はどれほどなのでしょうか。
ここでは、平均である10時間を基準の時間として、説明したいと思います。
野球・サッカー
野球は平均4時間程で、サッカーは2・3時間ほどだそうです。
サッカーの場合は追い込みの時期になると、練習時間が倍になることもあるそうですが、運動系の競技は体の負担も考え、基本的に5時間以内だそうです。
プロゲーマーの方と比較すると倍ほど練習時間に差がありますね❗️
囲碁・将棋
こういった頭を使う系統の競技の練習時間は、平均して8時間以上だそうです。
午前中は棋譜を並べたり、新しい戦術の研究のために時間を割いて、午後は実戦練習を3・4時間程行うそうです。
こうして見てみると、練習方法や練習時間なども、こちらの方がプロゲーマーの方と近い気がしますね!
DetonatioN FocusMeの1日に迫る
DetonatioN FocusMeというのは、給与制プロゲーミングチームのことで、こちらのチームはメンバーどうしでシェアハウスをしているそうです。
因みに、League of Legend、通称lolの部門の1チームです。
一日のタイムスケジュールは時期によって異なるそうですが、学業を続けながら活動しているkazuXD選手が試験期間中などは、チーム練習を少なめに組んだりするそうです。
因みに、とある一日は下記の通りだそうです。
- 12:00 昼食、ミーティング
- 13:00 チームランク
- 16:00 休憩
- 17:00 SoloQ、自由
- 20:00 夕食
- 21:00 スクリム(RF)
- 23:00 反省会
- 24:00 自由時間
- 26:00 消灯
SoloQというのは、一人でlolのランクマッチをプレイすることで、スクリムというのは、練習試合のことだそうです。
本来なら、昼食後にチーム練習を18:00頃まで行います。
消灯時間はあくまで目安なのですが、夜更かしをする選手はほとんどいないそうです。
食事は1日2回ですが、軽食やお菓子などは自由に食べても良く、食事は調理スタッフの人が作っています。
因みに、休憩時間でも、休みの日でも、リビングでゲームをプレイしている選手が多いらしいです?
プロゲーマーの練習時間についてまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回Pacific Metaマガジンでは、プロゲーマーの方の練習時間について説明させていただきました。
プロゲーマーの方はゲームが好きな方ばかりなので、長い練習時間さえ楽しいと感じている選手が非常に多いです。
実績が必ず伴うというわけではないので、かなり難しい業種ではありますが、負けず嫌いで尚且つゲームにかける情熱が高いのであれば、あなたもプロゲーマーを目指してみてはいかがでしょうか?