家具や日用品など、あらゆる物のデザインを考えて形に残していくのがプロダクトデザイナーの仕事です。
ですが、プロダクトデザイナーになる方法や、就職するための詳しい情報をまとめて調べていくのはかなり困難です。
そこで今回Pacific Metaマガジンでは、プロダクトデザイナーを目指せる大学について詳しく解説していきます。
- プロダクトデザイナーを目指せる私立・国公立大学とは
- 大学に通うメリット・デメリットとは
- プロダクトデザイナーに向いている人の特徴とは
この記事を読むことで、プロダクトデザイナーを目指している人にピッタリな大学を見つけることができ、卒業後の疑問も解決しやすくなります。
プロダクトデザイナーを目指せる大学一覧
プロダクトデザイナーを目指すのであれば、プロダクトデザインを学べる大学に入学する必要があります。
プロダクトデザインについて学べる大学は沢山あるため、私立・国公立のそれぞれに分けて学部や特色などを解説していきます。
私立大学
プロダクトデザインについて学べる私立大学は、以下の通りです。
- 東京工芸大学
- 多摩美術大学
- 武蔵野美術大学
- 千葉工業大学
- 大阪工業大学
- 京都精華大学
- 神戸芸術工科大学
- 九州産業大学
- 東北芸術工科大学
- 金沢美術工芸大学
その大学の偏差値や特色に、自分にあった大学を選びましょう。
東京工芸大学
学部・学科・コース | 理学院・工学院・物質理工学院・情報理工学院・生命理工学院・環境社会理工学院 |
所在地 | 東京都目黒区大岡山2丁目12−1 |
偏差値 | 65.0 |
有名な卒業生 | 池田敏雄(エンジニア・元富士通専務) |
東京工業大学は理工系総合大学のため、理系分野について専門的に学ぶことができる大学です。
また、スーパーグローバル大学事業のトップ型指定校にも含まれており、文部科学省からも注目されています。
思考力や表現力などの力を磨くカリキュラムが用意されているため、科学や技術の奥深さを学ぶことができ、将来の夢に活かしていけるという魅力があります。
多摩美術大学
学部・学科・コース | 絵画学科・彫刻学科・工学学科・グラフィックデザイン学科・生産デザイン学科・環境デザイン学科・情報デザイン学科・芸術学科・総合デザイン学科・演劇舞踊デザイン学科 |
所在地 | 東京都八王子市鑓水2丁目1723 |
偏差値 | 53~64 |
有名な卒業生 | 深澤直人(プロダクトデザイナー) |
多摩美術大学では、PLBという独自のカリキュラムがあり、実践・参加型で学習できるため、問題解決能力や専門的なスキルを身に着けることができます。
様々な学科の学生と交流することで、問題解決にあたっての柔軟な思考力を養っていくことができ、社会的ニーズに応えられる学生となっていきます。
クリエイティブ職への就職率が高いため、プロダクトデザイナーにも最適な私立大学の1つです。
武蔵野美術大学
学部・学科・コース | 造形学部・造形構想学部 |
所在地 | 東京都小平市小川町1丁目736 |
偏差値 | 53~62 |
有名な卒業生 | 柴田文江(プロダクトデザイナー) |
武蔵野美術大学でプロダクトデザインを学ぶ場合、工芸工業デザイン学科に入ります。
工芸工業デザイン学科では、クラフトデザイン、インダストリアルデザイン、インテリアデザインの3つのコースが用意されているのが特徴です。
知識や思考力だけでなく、ものづくりに集中できるような環境づくりを徹底しているのも武蔵野美術大学の魅力です。
千葉工業大学
学部・学科・コース | 工学部・創造工学部・先進工学部・情報科学部・社会システム科学部 |
所在地 | 千葉県習志野市津田沼2丁目17−1 |
偏差値 | 47~59 |
有名な卒業生 | 上村雅之(ファミリーコンピュータ開発者) |
千葉工業大学は、学習に関するカリキュラムやサポート、設備などが充実しています。
個々の習熟度に合わせてクラス編成を組んだり、専属教員に質問できる学生サポートセンターが用意されていたりと、入学から卒業までしっかりと学習に専念することができます。
また、キャリア教育について学ぶことができ、就職活動の支援プログラムなども容易されているので、就職後の活動に不安を抱えている方にもおすすめです。
大阪工業大学
学部・学科・コース | 工学部・ロボティクス&デザイン工学部・情報科学部・知的財産学部 |
所在地 | 大阪府大阪市旭区大宮5丁目16−1 |
偏差値 | 47~56 |
有名な卒業生 | 三宅卓(日本M&Aセンター 代表取締役社長) |
大阪工業大学の空間デザイン学科では、プロダクトデザインを含む幅広いデザインについて学ぶことができます。
建築やインテリア、デジタルなどの身に回りにあるあらゆる物について深掘りしていきます。
物との関わり方や価値を考えていくことで、工学的思考力を磨いていけるのが大きなメリットです。
京都精華大学
学部・学科・コース | 国際文化学部・メディア表現学部・芸術学部・デザイン学部・マンガ学部 |
所在地 | 京都府京都市左京区岩倉木野町137 |
偏差値 | 35~42.5 |
有名な卒業生 | 大島直人(ゲームクリエイター) |
京都精華大学では表現力を重要視していて、より専門的なカリキュラムが用意されています。
共通講義で思考力やアイディア力などを身に着け、副専攻(マイナー制度)や社会実践プログラムなどで社会的な視野を広げることができます。
企業とのコラボレーション授業も多く、プロダクトデザインについて幅広く学ぶことができるのも重要な特徴です。
神戸芸術工科大学
学部・学科・コース | 芸術工学部 |
所在地 | 兵庫県神戸市西区学園西町8丁目1−1 |
偏差値 | 43~53 |
有名な卒業生 | 横尾太郎(ゲームクリエイター) |
神戸芸術工科大学では、プロダクト・インテリアデザイン学科というものがあります。
モノや空間をデザインする方法を学ぶことができ、リアルなものづくりを体験することができます。
モノだけではなく、空間やインテリアについても学べるので、進路先に豊富な選択肢があるのも魅力です。
九州産業大学
学部・学科・コース | 国際文化学部・人間科学部・経済学部・商学部・地域共創学部・理工学部・生命科学部・建築都市工学部・芸術学部 |
所在地 | 福岡県東区松香台2丁目3−1 |
偏差値 | 49~52 |
有名な卒業生 | 岸本斉史(漫画家) |
九州産業大学のプロダクトデザイン専攻では、主に2つのコア科目を学ぶことができます。
1つはプロダクトデザイン論でデザインの基礎知識や実務を、もう1つはプロダクトデザイン演習でプロダクトデザイナーとして実際の仕事の進め方を学ぶことができます。
プロダクトデザインに特化して学ぶことができるので、卒業後の進路もデザイン関連の職についている人が多いです。
東北芸術工科大学
学部・学科・コース | デザイン工学部・芸術学部 |
所在地 | 山形県山形市上桜田3丁目4−5 |
偏差値 | 52~62 |
有名な卒業生 | かとうみさと(映像ディレクター) |
東北芸術工科大学にはプロダクトデザイン学科があり、よりテクノロジーを重視した取り組みが行われています。
UI/UXの演習が学科の必修科目となっており、時代に合わせたスキルを身に着けることができます。
大手メーカーや地域企業への就職にも向いているので、豊富な進路先から選ぶことができるでしょう。
金沢美術工芸大学
学部・学科・コース | 美術工芸学部 |
所在地 | 石川県金沢市小立野5丁目11−1 |
偏差値 | 51~58 |
有名な卒業生 | 川崎和男(プロダクトデザイナー) |
金沢美術工芸大学は製品デザイン専攻があり、知性や感性が優れたデザイナーの養成を目指しています。
家具や電気製品などの幅広い分野のデザインを扱うので、創造性を磨いていくことができるのが利点です。
デザイナーだけでなく、教育者や研究者などを目指している人にもおすすめの大学です。
国公立大学
プロダクトデザインについて学べる国公立大学は、以下の通りになっています。
- 九州大学
- 千葉大学
- 筑波大学
- 静岡文化芸術大学
- 長岡造形大学
- 札幌市立大学
- 滋賀県立大学
私立の大学数と比べると少ない傾向がありますが、それぞれ特徴が異なるのでぜひ参考にしてみてください。
九州大学
学部・学科・コース | 共創学部・文学部・教育学部・法学部・経済学部・理学部・医学部・歯学部・薬学部・工学部・芸術工学部・農学部 |
所在地 | 福岡市西区元岡 774 |
偏差値 | 52.5~67.5 |
有名な卒業生 | 真藤恒(NTT初代社長) |
九州大学にはインダストリアルデザインコースがあり、プロダクトデザインについても学ぶことができます。
「ひとにやさしいデザイン」という標語を掲げており、環境や社会のことを考えたデザイン力が身につきます。
国際プログラムも用意されているため、海外でのコミュニケーション能力や手法などが学べるのも大きな魅力となっています。
千葉大学
学部・学科・コース | 国際教養学部・文学部・法政経学部・教育学部・理学部・工学部・園芸学部・医学部・薬学部・看護学部 |
所在地 | 千葉県千葉市稲毛区弥生町1−33 |
偏差値 | 50~74 |
有名な卒業生 | やなせたかし(絵本作家、漫画家 |
九州大学でデザインが学べるのは、工学部のデザインコースです。
デザインコースでは生活文化との関わりを意識しながら、様々な社会のニーズに合わせてデザインを生み出していく力を身に着けることができます。
卒業生の中には、デザイナーや製造業で勤めている人も多くいるので、プロダクトデザイナーを目指していくことも可能です。
筑波大学
学部・学科・コース | 人文・文化学群、社会・国際学群、人間学群、生命環境学群、理工学群、情報学群、医学群、体育専門学群、芸術専門学群、総合学群 |
所在地 | 茨城県つくば市天王台1丁目1ー1 |
偏差値 | 58~71 |
有名な卒業生 | 石原恒和(株式会社ポケモン代表取締役社長、株式会社クリーチャーズ代表取締役会長) |
筑波大学には、芸術専門学群の情報・プロダクトデザイン領域があります。
情報システムデザイン学や人間工学、感性デザイン学などの様々な学問を通してデザインを学ぶことができ、あらゆる環境に対応できるようになります。
プロダクトだけでなく、グラフィックや建築などにも精通した教育プログラムが用意されているので、分野の幅広さではトップクラスです。
静岡文化芸術大学
学部・学科・コース | 文化政策学部・デザイン学部 |
所在地 |
静岡県浜松市中区中央2丁目1−1
|
偏差値 | 54~59 |
有名な卒業生 | 渡部清花(起業家・研究者) |
静岡文化芸術大学のプロダクト領域では、プロダクトデザインを探求・提案できる人材の養成をポリシーとしています。
表現力や造形力だけではなく、プレゼンテーションなどを通してコミュニケーション能力を磨いていくのも重要なことです。
静岡文化芸術大学ではそれらの能力を様々な経験を通して学ぶことができ、社会で活躍できるデザイナーになることができます。
長岡造形大学
学部・学科・コース | 造形学部 |
所在地 | 新潟県長岡市千秋4丁目197 |
偏差値 | 51~57 |
有名な卒業生 | なし |
長岡造形大学のプロダクトデザイン学科では、社会との関わりを重視したプロジェクトが多くあります。
日用品や家具などの身の回りにあるもののデザインについて学ぶことで、より日常的に生かせるデザイン力を身に着けることができます。
直感的思考や説明力を伸ばすことができるため、大手企業でも活躍できるようになるのが魅力です。
札幌市立大学
学部・学科・コース | デザイン学部・看護学部 |
所在地 |
北海道札幌市南区芸術の森1丁目
|
偏差値 | 49~55 |
有名な卒業生 | なし |
札幌市立大学には、人間空間デザインコースと人間情報デザインコースの2コースがあります。
プロダクトデザインについて学ぶのであれば、ものづくりや情報コミュニケーションについて学べる人間情報コースを選ぶのが最適です。
幅広い分野でデザイン能力を生かして活躍できるので、プロダクトデザイナー以外への進路も選ぶことができます。
滋賀県立大学
学部・学科・コース | 環境科学部・工学部・人間文化学部・人間看護学部 |
所在地 | 滋賀県彦根市八坂町2500 |
偏差値 | 55~58 |
有名な卒業生 | 國松善次(元滋賀県知事) |
滋賀県立大学でプロダクトデザインについて学ぶには、人間科学部の生活デザイン学科がおすすめです。
住居、道具、服飾の3つの専門領域を学ぶことで、社会に出た後も企画や開発で大きな力を発揮することができます。
少人数での学びができるため、複数の教員と深く関わることができるのも大きな魅力です。
プロダクトデザイナーを目指す人が大学へ通うメリットとデメリット
プロダクトデザイナーを目指す人が大学に通うことで起こるメリット・デメリットは多くあります。
両方を踏まえたうえで、自分の意志や環境と照らし合わせて判断していくことが重要です。
進学するかどうか悩んでいる人は、今一度ここで確認していきましょう。
メリット
プロダクトデザイナーを目指すにあたって、得られるメリットは大きく分けて4つあります。
- 一般教養も学べる
- 四年間しっかりと勉強できる
- 四大卒の学歴がつく
- 仲間と高め合える
どれも大学でしか得られないメリットなので、貴重な時間・体験になるでしょう。
一般教養も学べる
大学に通うことでプロダクトデザイン以外にも、一般教養についての理解を深めることができます。
入学する学部・学科によって内容は異なりますが、文学や数学、政治学などの分野を勉強できるのは大きなメリットです。
社会に出ると、仕事やプライベートが忙しくなり、勉強の時間を確保することが難しくなってきます。
後から学ぼうと思っても学べる機会は数少ないので、大学に通いながら一般教養についても学んでいきましょう。
四年間しっかりと勉強できる
大学に通うことで、プロダクトデザインについて4年間かけて勉強することができます。
大学以外でプロダクトデザインを学ぶとしても、4年間かけて通える場所はかなり限られています。
複数の教員の方から直接教えてもらうことができるうえに、分からない点や困った点があれば相談することもできるので、勉強するのにはうってつけの環境です。
基礎知識から最新デザインのような応用まで、深く広く学べるのが大学のメリットともいえるでしょう。
四大卒の学歴がつく
大学を卒業すると、四大卒の学歴がつきます。
四大卒の学歴がつくことで、就職活動で有利になることも多く、プロダクトデザイナーとして働きやすくなります。
もちろん四大卒だからといって就職活動が必ず上手くいくとは限りませんが、高卒や専門卒の人と比べると、優秀と判断されることが多いです。
大学を卒業した後も生かせるメリットなので、四大卒という学歴は今後も重要視されていきます。
仲間と高め合える
大学には自分以外にも多くの学生がいるため、日々切磋琢磨しながら学んでいくことができます。
1人でコツコツ勉強するのと、周りに沢山の学生がいる状況で勉強するのとでは、学びの習熟度は大きく異なります。
4年次では卒業制作や論文の制作などを行うため、仲間たちと協力しあって高め合っていくことが重要です。
卒業する頃には様々な体験をともにしてきた仲間ができるのも、大学に通うことのメリットの1つです。
デメリット
プロダクトデザイナーを目指すにあたって、大学に進学することで起こるデメリットは以下の2つになります。
- 学費が高い
- 専門科目以外の勉強もしなければならない
大学に進学する場合は、これらもよく検討したうえで判断していくことが重要です。
学費が高い
大学に通うには、高い学費を支払う必要があります。
特に私立の場合だと、国立・公立と比べてより高い学費を支払わなければなりません。
大学生になると学費以外にも出費は増えるので、その分アルバイトをしたり、節約したりしなければならないので、学費という面でみるとデメリットになります。
大学を選ぶ際は、あらかじめ学費を確認しておくのも重要なポイントです。
専門科目以外の勉強もしなければならない
プロダクトデザイン以外に一般教養も学べるというメリットは、場合によってはデメリットにもなります。
専門科目だけを学びたいという人にとっては、その他の科目に注ぐ勉強時間は勿体なく感じてしまいます。
留年を何度も繰り返さないためにも、大学に通うのであれば専門科目以外の勉強に時間を注ぐのも重要なことです。
大学に通うことのメリットは沢山ありますが、その反面デメリットも受け入れていかないと、4年間通い続けるのは難しくなります。
プロダクトデザイナーになるための大学・専門学校の選び方
プロダクトデザイナーになるための大学選びで重要なことは、カリキュラムの内容です。
例えば同じ日用品のデザイン制作でも、日常に溶け込むような自然なデザインなのか、最新のテクノロジーを使った便利なデザインなのかでは大きく異なります。
自分が将来、どんなデザインを追求していきたいのかを深掘りしたうえで、それに近しい取り組みをしている大学を選びましょう。
下記の記事では、プロダクトデザイナーを目指す方にもオススメな「ゲームクリエイターにオススメの専門学校」について詳しく解説しています。
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プロダクトデザイナーとインダストリアルデザイナーの違いは?
プロダクトデザイナーとは、家具や自動車などの立体物のデザインを考えて表現する職業です。
一方でインダストリアルデザイナーの場合は、工業製品の機能・見た目をデザインで表現する職業です。
両方同じような意味合いで使われることが多いですが、プロダクトデザイナーは幅広い物のデザイン、インダストリアルデザイナーは工業製品に特化したデザインという違いがあります。
プロダクトデザイナーとインダストリアルデザイナーでは勉強すべき分野が異なってくるので、必ず覚えておきましょう。
プロダクトデザイナーに向いている人
プロダクトデザイナーという職業は専門的な知識や経験が必要となるため、人によって向き・不向きがあります。
自分に向いているのかを判断するためにも、2つの特徴を解説していきます。
物作りに興味がある人
プロダクトデザイナーはあらゆる物のデザインを考えなければならないため、物作りに興味のある人でないと、続けていくのは困難になります。
1つの物に対して様々な情報を結び付けていく必要があるので、物作りに興味がある人のほうがプロダクトデザイナーに向いています。
普段よく目にする物をよく観察して、あらゆる製品や作品に興味を持ちましょう。
向上心の高い人
向上心が高い人は、どんな分野でも結果を残すことができます。
プロダクトデザイナーの場合、どんな物を誰に向けて作るのかという視点を深掘りしていく必要があるため、柔軟な思考力が求められます。
向上心が高い人は、どんな物事に対しても思考と挑戦を繰り返しているので、クリエイティブ分野であるプロダクトデザイナーにも向いているでしょう。
ポートフォリオを充実させることができれば、様々な場所から求められるような優れたプロダクトデザイナーになることができます。
プロダクトデザイナーを目指して大学で学んだあとの就職って?
大学を卒業した後の就職のことで悩んでいる、もしくは疑問を抱えている人もいるでしょう。
そのような方に向けて、プロダクトデザイナーの就職についての3つの情報をまとめていきます。
- 有名なプロダクトデザイナーがいる企業
- 大学卒のプロダクトデザイナーの平均年収
- プロダクトデザイナーに役立つ資格
大学卒業後の進路で疑問がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
有名なプロダクトデザイナーがいる企業
プロダクトデザイナーを募集している有名な企業は沢山あります。
いくつか具体例を挙げると、
- トヨタ自動車
- パナソニック
- ヤマハ
- バンダイ
- ミズノ
などですね。
業界を問わず、様々な企業の求人情報があるので、就職先を選ぶ際は広い視野を持つことが重要です。
大学卒のプロダクトデザイナーの平均年収
大卒の平均年収のデータがないため、新卒採用のデータをもとに解説していきます。
新卒採用 年収585万円
新卒採用の平均年収は、585万円とされています。
ただ、あくまで新卒採用なので、高卒や専門卒も含まれるので、大卒はこれ以上の給与のなる可能性も多いにあります。
社会人としての経験を積んで、色々な物事に柔軟に対応していくことで給与も上がっていくでしょう。
下記の記事では「プロダクトデザイナーの年収」についてより詳しく解説しています。
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プロダクトデザイナーに役立つ資格
プロダクトデザイナーに役立つ資格として、プロダクトデザイン検定が挙げられます。
1級と2級に分かれており、自分の目標やレベルに合わせて受験することができます。
全国のテストセンターでいつでも受験できるので、プロダクトデザイナーとして活躍していきたいのであれば、必ず押さえておきましょう。
プロダクトデザイナーの大学についてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、プロダクトデザイナーの大学について、様々なポイントを解説してきました。
- 大学に通うことで時間をかけてプロダクトデザインを学べる
- 大学を選ぶ際はカリキュラムの内容で決める
- プロダクトデザイナーは物作りに興味がある人に向いている
この記事の内容を参考に、ぜひ自分にあった進路先を選んでみてください。
大学では、プロダクトデザイン以外にも、豊富な学問を学ぶことができるのでおすすめです。