近年、需要が増加してきているゲームプログラマー。ゲーム好きの方にとっては憧れの職業ですよね。
ゲームプログラマーとして就職するためにはポートフォリオが必要といいますが、どのように作ればいいのか分からないという方が多いのではないでしょうか?
今回Pacific Metaマガジンでは、ゲームプログラマーに必須のポートフォリオはどのように作ればいいのかということについて、以下の内容を紹介していきます。
- ゲームプログラマーにとってのポートフォリオとは?
- ポートフォリオの見本
- ポートフォリオを作れるサービスについて
- ポートフォリオを作るときにかかる費用について
ゲームプログラマーになるためにはポートフォリオが必須ですが、そもそもポートフォリオがどのようなものか分からない方もいらっしゃると思います。
本記事では、ポートフォリオの見本や作成するためのツールについても紹介していきます。
ゲームプログラマーにとってのポートフォリオとは?
ポートフォリオ(Portfolio)とは「書類入れ」という意味の言葉で、ゲーム業界では自分のこれまでの実績をアピールするための成果集、作品集のことを指します。
一般企業でいう履歴書の自己PRのようなものです。
企業側からポートフォリオの提出を求められることはほとんどありませんが、提出することで就職を有利に進めることができます。
特に、プログラマー未経験の方はポートフォリオを提出すると、実績がなくても自分のスキルを企業にアピールすることができます。
ポートフォリオそのものを作るためにもさまざまなスキルが必要ですし、就職に熱心に取り組んでいるというアピールにもなりますので、ゲームプログラマーにとってポートフォリオは必須といえるでしょう。
見本になるポートフォリオを見て学ぶ!
クオリティーの高いポートフォリオを作るには、見本を見て学ぶのが一番です。
ポートフォリオの見本が紹介されているサイトを2つ紹介します。
ksd illust
アニメ・イラスト・マンガ制作を行う「ksd illust」では、ポートフォリオを作る際に重要な点について説明した上で、おすすめのポートフォリオサイトを紹介しています。
それぞれのポートフォリオの良さも詳しく解説されています。
一目見ただけでその人の実績や作風が分かり、魅力が伝わりやすいポートフォリオが多数紹介されています。
ferret
Webマーケティング系のオウンドメディア「ferret」では、フリーランスのWebデザイナーや写真家、アーティストなどのポートフォリオサイトが紹介されています。
おしゃれでかっこいいポートフォリオが多数紹介されています。
主に個人事務所や個人企業のものが掲載されているので、個人の作品集であるポートフォリオの参考になります。
ポートフォリオを作れるサービス
ポートフォリオを作ることができるサービスを紹介していきます。
RESUME
RESUME(レジュメ)は、誰でも直感的に使うことができるWebポートフォリオ作成サービスです。
自分のスキルやこれまでの作品などを登録していけば、簡単にポートフォリオサイトを作ることができます。
RESUMEはSNSと同じように、「いいね!」のようなもの(Clups)や「フォロー」といった概念があります。
SNSを投稿するような感覚で気軽にポートフォリオを作ることができるのが魅力です。
Wix
Wixはポートフォリオだけでなく、ビジネスサイトやブログなども作ることができるホームページ作成ツールです。
500以上のテンプレートが用意されていて、デザインや機能を自由に編集することもできます。
また、いくつかの質問に答えることでAIが自動でサイトを作ってくれるという機能もあります。
WordPress
Word Pressは、サイトやブログ作成などが簡単にできるソフトウェアです。
WordPressを利用するためにはドメインやサーバー契約など設定が必要なので、ポートフォリオを作りながら実践的な技術を学ぶことができます。
他のサービスと比べて自由度が高いところも魅力の1つです。
MATCHBOX
MATCHBOXは、マイナビクリエイターが提供するポートフォリオ作成サービスです。
PDFに出力することもできるので、紙媒体のポートフォリオを作りたい方にもおすすめです。
また、パスワードをつけてポートフォリオの公開範囲を設定することもできます。
※2022年3月より、マイナビクリエイターとは別に登録が必要です。
ポートフォリオを作るときにかかる費用は?
ポートフォリオを作るにあたって、最も費用がかかるのは印刷・製本です。
個人で作成すると1,000~10,000円程度、印刷会社に依頼すると5,000~100,000円程度かかります。
自宅のプリンターを使ったりWEBポートフォリオのみにしたりすると、費用が抑えられます。
Word Pressなどを使ってWEBポートフォリオを作る際は、レンタルサーバーやドメインの取得に費用がかかります。
サーバーはプランによって費用がさまざまで、月額100円のものもあれば900円くらいのものもあります。
ドメインも同様で、無料のものから年間1,000円以上のものまであります。比較サイトなどを参考にしながら決めるのがおすすめです。
プログラマーに転職するならマイナビクリエイター
ゲームプログラマーになるには、マイナビクリエイターに登録するのがおすすめです。
マイナビクリエイターは、Web・ゲーム関連職専門の転職支援サービスです。履歴書、職務経歴書の添削はもちろん、ポートフォリオの作り方や面接対策、サイト上には公開されていない非公開求人の紹介など、幅広いサポートを受けることができます。
マイナビクリエイターの評判や口コミを知りたい方は、Pacific Metaマガジンで調査したこちらの記事をチェックしてみてください?
ゲームプログラマー必須のポートフォリオまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは、「ゲームプログラマーにとって必須のポートフォリオはどのように作れば良いのか」というテーマについて、以下の内容を紹介してきました。
- ポートフォリオを提出することで、自分のスキルをアピールして就職を有利にすることができる。
- ポートフォリオを作るときには、クオリティーの高い見本を見て学ぶのが良い。
- 簡単にポートフォリオを作成できるサービスもある。
- ポートフォリオの作成には費用がかかるが、工夫次第で安く抑えることもできる。
- ゲームプログラマーになるには、幅広いサポートが受けられるマイナビクリエイターへの登録がおすすめ。
ポートフォリオの作成は難しそうなイメージがありますが、簡単に作ることができるツールや支援サービスもあるので、未経験の方もぜひ挑戦してみてください。
素敵なポートフォリオを作って、自分の良さをどんどんアピールしていきましょう✨
また、ポートフォリオ以外にもゲームプログラマーの転職について興味がある方は下記の記事もあわせてご覧ください!