ゲーミングPCのスペックの1つにメモリがありますが、メモリの容量によって性能の差はどの程度あるのでしょうか?
今回Pacific Metaマガジンでは16GBメモリを搭載したゲーミングPCについて以下の事をご紹介します。
- ゲーミングPCのメモリに16GBは少ない?
- ゲーミングPCのメモリ容量によって性能が変わるのか
- ゲーミングPCで16GB以上のメモリが必要となるゲームは?
- ゲーミングPCは異なる容量のメモリを同時に使用できるか?
- ゲーミングPCにおすすめな8GB・16GBメモリ
- 16GBメモリを搭載したおすすめゲーミングPC
メモリの容量によるスペックの差や、おすすめの増設メモリ・ゲーミングPCなどあらゆる方面から見ていきますよ❗
ゲーミングPCのメモリに16GBは少ない?
現在販売しているゲーミングPCのメモリは16GBが主流となっていますが、16GBで容量は十分なのでしょうか?
結論から言うと、PCゲームや普通にアプリを使用するような通常の用途であれば、16GBで十分な容量です。
しかしクリエイターやストリーマーなど動画編集など重い作業も行う場合は16GBでは足りなくなる場合があります。
次の項目で容量の差による性能をもう少し詳しくみていきましょう。
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ゲーミングPCはメモリ容量(8GB~32GB)によって性能が変わるのか
通常の使用でのメモリの容量は16GBで十分なゲーミングPCですが、メモリ容量による差はどのようなものでしょうか?
よく見る8GB・16GB・32GB、それぞれの容量による性能の差についてご紹介します。
8GBだとパソコンの性能をフルに発揮できないことも
PCゲームは動作基準の最低メモリが8GBが条件になっているものも多いので、ゲームをプレイすることはできます。
しかし、FPSや最新のゲームになると8GBでは容量がギリギリなので他のアプリを同時に開いたりすると動作が不安定になることもあります。
16GBであれば最適なことが多い
PCゲームの推奨動作条件は16GBのものが多く、16GBのメモリが搭載されていればほとんどのPCゲームは問題なく快適にプレイできます。
また8GBと比べると余裕があるので、ゲーム中に複数のアプリケーションやタブを開いていても問題なく楽しめます。
32GB以上であるとゲーム用途では性能の向上を感じづらい
ゲームプレイ中心に通常の使用では16GBメモリで十分なので、ゲームプレイだけの使用では少しオーバースペックではあります。
ただし、ゲームプレイと同時に動画編集・画像編集なども行うクリエイターの方には、多めのメモリを確保していないとスムーズに作業ができなくなる可能性があります。
そういったクリエイター作業をする方にはゲーミングPCのメモリが16GBでは心もとないので32GBは確保していた方が良いでしょう。
ゲーミングPCで16GB以上のメモリが必要になるゲームタイトルは?
ゲーミングPCで16GB以上のメモリが必要となるゲームについて、公式の推奨スペックと共にご紹介します?
ButtleField 2042
ButtleField 2042は2021年11月19日に発売された架空の大規模戦争を舞台にしたFPSゲームです。
シングルプレイはなくマルチプレイに特化しており、最大128人での対戦を楽しめます。
推奨動作環境が16GBと現在販売されているゲームの中では重めとなっています。
OS | Windows 10 64-bit |
CPU | AMD Ryzen 7 2700XまたはIntel Core i7 4790 |
メモリ | 16GB |
グラフィックカード | Nvidia GeForce RTX 3060またはAMD Radeon RX 6600 XT |
ストレージ | 100GB SSD |
Call of Duty
Call of Dutyはシリーズで19作品発売されている戦争をテーマにしたFPSです。
最新作は2021年11月5日に発売されたCall of Duty:Vanguardです。
推奨動作環境では12GBですが、もっと優位に遊びたい場合は16GBを公式でも推奨しています。
OS | Windows 10 64-bit またはWindows 11 64-bit |
CPU | Intel Core i5-2500KまたはAMD Ryzen 5 1600X |
メモリ | 12GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1060またはAMD Radeon RX 580 |
ストレージ | 61GB(ローンチ時点) |
サイバーパンク 2077
サイバーパンク 2077は、サイボーグ手術などの改造が一般化した2077年の未来を舞台としたアクションRPGです。
このゲームも推奨動作環境は12GBですが、もっと高いスペックで遊びたい場合は公式でも16GBを推奨しています。
OS | Windows 10 64-bit |
CPU | AMD Ryzen 3 3200GまたはIntel Core i7 4790 |
メモリ | 12GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB、NVIDIA GeForce GTX 1660 SuperまたはAMD Radeon RX 590 |
ストレージ | 70GB SSD |
Rainbow Six Siege
Rainbow Six Siegeはトム・クランシー原作のレインボーシックスを題材としたFPSです。
世界各国の特殊部隊から構成された対テロ特殊部隊「レインボー」の活躍を描いた物語で、5対5の最大10人で戦います。
このゲームの推奨動作環境は8GBと今回ご紹介したゲームの中では軽めとなっています。
OS | Windows 7 SP1 64-bit / Windows 8 64-bit / Windows 8.1 64-bit / Windows 10 64-bit |
CPU | Intel Core i5-2500K @ 3.3 GHz または AMD FX-8120 @ 3.1 GHz |
メモリ | 8GB |
グラフィックカード | Nvidia GeForce GTX 670 または AMD Radeon HD7970 / R9 280X 以上 |
ストレージ | 85.5GB |
ゲーミングPCは「8GB×16GB」のように異なる容量のメモリを一緒に挿して使用できるのか
結論から言うと、異なる容量のメモリ2枚でも使用することはできます。
ゲーミングPCのメモリ増設する場合、一番性能が良くなるのは同じ容量のメモリを2枚搭載した時です。
もし、8GB×16GB(24GB)という異なる容量を増設した場合、16GB×16GB(32GB)以上のデュアルチャネルと比べると性能は落ちてしまいます。
しかし、8GBのみや16GBのみのシングルチャネルや容量の少ない8GB×8GB(16GB)のデュアルチャネルと比べると格段に性能を上げることができます。
ゲーミングPCのメモリ容量は16GBに増設できる?
ゲーミングPCのメモリは簡単に増設することができます。
箇条書きで簡単にですがメモリ増設する時の手順をご紹介します。
- 製品コードやフリーソフトの「CPU-Z」 を使用してPCに搭載できるメモリのタイプをチェックする。
- チェックしたタイプと同一のDDR規格のメモリを購入する。(デスクトップとノートでは規格が違うので注意)
- ケースを空けてメモリを設置する
- 「CPU-Z」やタスクマネージャーで増設できているか確認する
メモリを増設する場合、16GB増やしたい場合は16GBのメモリ1枚よりも8GBのメモリを2枚設置する方が性能が優れています。
この方法はデュアルチャネルといい、データ転送量を多くすることができ複数のデータをスムーズにやりとりすることができますよ✨
ゲーミングPCにおすすめな安い8GB・16GBメモリ
ゲーミングPCに増設するのにおすすめなメモリをご紹介します。
Ballistix BL2K8G32C16U4B
CrucialのゲーミングブランドBallistixからリリースされているメモリです。
Ballistixは2022年2月に製造終了を発表しているので、在庫がなくなり次第販売終了となる予定です。
CT2K8G4DFRA32A
ユーザーからも高い評価を得ている人気ブランドCrucial製のメモリです。
厳しいテスト通過した製品で品質管理がしっかりしています。
KLEVV KD48GU881-26N190D
SKhynixと縁が深いESSENCOREのメモリです。
比較的安価で販売されており、スピードや安定感に長けています。
W3U1600PS-8G
国産メーカーであるCFDの8GB2枚組のメモリです。
価格も安めで安定性があり、国内生産ということで安心感があります。
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16GBメモリを搭載したおすすめゲーミングPC
ゲーミングPCを取り扱っているBTOメーカーの中から16GBメモリを搭載したおすすめのPCをご紹介します。
ドスパラ GALLERIA RM5C-R36
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i5-12400 |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
グラフィックボード | GeForce RTX 3060 12GB GDDR6 |
ストレージ | 500GB NVMe SSD / HDD 無し |
マウスコンピューター G-Tune HM-B-3060Ti
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i5-11400F プロセッサー |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
グラフィックボード | GeForce RTX™ 3060 Ti |
ストレージ | M.2 SSD 512GB (NVMe) |
フロンティア FRGAH670/SG1/NTK
OS | Windows 11 Home 64bit版 |
CPU | インテル Core i7-12700F プロセッサー |
メモリ | 16GB (8GB x2) メモリ |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER |
ストレージ | 512GB M.2 NVMe SSD / 2TB HDD |
ツクモ G-GEAR mini GI5A-A204T
OS | Windows 10 Home (64ビット版) |
CPU | AMD Ryzen™ 5 3600 |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
グラフィックボード | NVIDIA® GeForce® GTX 1650 |
ストレージ | 500GB SSD※ (M.2規格 / NVMe接続) |
Lenovo T750i (第11世代インテル)
OS | Windows 11 Home (64ビット版) |
CPU | インテル Core i7-11700K |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
グラフィックボード | NVIDIA® GeForce® GTX 1650 |
ストレージ | 2 TB SSD |
Dell Alienware Aurora Ryzen Edition R14 フルカスタマイズ
OS | Windows 10 Home (64ビット版) |
CPU | AMD Ryzen 5 5600X |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
グラフィックボード | AMD Radeon RX 6600 XT |
ストレージ | 512GB SSD |
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16GBのゲーミングPCについてのまとめ
今回Pacific Metaマガジンでは16GBメモリを搭載したゲーミングPCについて下記の事をご紹介しました。
- ゲームプレイなど通常の用途だと16GBで十分だが、動画編集などを行う場合はもう1つ上の32GBを検討しても良い
- ゲーミングPCでメモリが少ない場合は増設も可能
- 異なる容量のメモリを増設しても、合計メモリが増えれば性能は良くなる。
どのようにゲーミングPCを活用するのか、自分の用途に最適なメモリを見つけてくださいね。