近年PCゲームプレイヤーの必需品となっているゲーミングPC。
一般的なPCと比べ高性能のものが多いため、ゲーム以外の用途に使う人も多くいるようです✨
では、比較的動作が重い動画編集もゲーミングPCですることができるのでしょうか。
今回Pacific MetaマガジンではゲーミングPCでの動画編集について以下の内容を中心に紹介したいと思います。
- ゲーミングPCと動画編集用PCの違い
- 動画編集に必要なスペック
- 動画編集にお勧めのゲーミングPC
- ゲーミングPCで動画編集をするメリットデメリット
ゲーミングPCで動画編集はできるの?違いは?
結論から申し上げますとゲーミングPCでも動画編集をすることは可能です❗️
ゲーミングノートPCでもスペックがあればゲームと動画編集療法することができます。
ゲーミングPCと動画編集用のPCの大きな違いはGPUです。
動画編集ソフトの多くはOpenGLに最適化されているGPUを推奨しているのに対し、ゲーミングPCのGPUはDirectXに最適化されています。
GPUは用途が違うことに対してはパフォーマンスが低下してしまうという性質を持つので、本格的に動画編集をする場合にはクリエイター向けPCを購入するほうが間違いはないでしょう。
しかし、どちらもハイスペックでGPU以外の差はほとんどないうえ、GPU同士の性能差も縮まっているため、ゲーミングPCでもほぼ問題なく動画編集をすることができます✨
「ゲーミングpc」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
「ゲーミングPC とは」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
快適な動画編集のために必要なゲーミングPCのスペック
ゲーミングPCでも動画編集をすることができることがわかりましたが、快適に動画編集をするにはどれくらいのスペックが必要なのでしょうか。
ここではパーツごとのスペックの目安を紹介したいと思います✨
メモリ
ゲームプレイにしても動画編集にしても、基本的には16GBあれば十分です。
ただ、ゲームプレイや録画など様々な作業を同時進行する場合や4K画質や長時間の動画を編集する場合はもう少し大容量のものが必要になります。
メモリはほかのパーツに比べ性能を変更しやすいので、最初は16~32GBのメモリを搭載しておけば問題ないでしょう。
CPU
CPUはすべての処理において要となるパーツですので、できるだけ高性能なパーツを選びましょう❗️
最低でもIntel Core i5もしくはRyzen 5以上、Intel Core i7もしくはRyzen 7以上あれば十分でしょう。
基本的にCPUはシリーズ名の後に続く数字が大きければ大きいほど高性能になりますので、予算や作業内容に合わせて検討してみてください。
SSD
SSDはHDDに比べデータの読み込みが速いという特徴があり、ゲーミングPCの中にはSSDのみを搭載しているものもあります。
しかし、動画編集をするならHDDも併設することをお勧めします。
具体的には240~512GBのSSDと2TB以上のHDDを1台ずつ用意し、それぞれOSやソフト、素材データ用、完成した動画ファイルや編集が終わった素材データの保存用などと用途を分けて使うと良いでしょう。
GPU
先ほど説明したように、本格的の動画編集をするならQuadroなどのクリエイティブむけのGPUを使うに越したことはないのですが、ゲーム・動画編集どちらも快適にしたいならGeForce RTXシリーズがおすすめです。
特に、GeForce RTX 3060 Tiは比較的コスパがよく性能も良いのでおすすめです。
予算に余裕があるならさらに性能が高い3070や3080、予算が厳しい方は、若干性能は落ちますがGeForce GTX 1660 SUPERを検討してみても良いでしょう。
ただし、8k動画を編集するならRTX 3090は必要になるでしょう。
動画編集ができるおすすめのゲーミングPC
ここでは、ゲームにも動画編集にもおすすめのゲーミングPCを9つ紹介したいと思います。
サイコム Lepton WS3600X299
価格 | 270,990円(税込) |
CPU | Intel Core i9-10900X(カスタマイズ可) |
マザーボード | Intel X299チップセット |
メモリ | DDR4-2933 32GB(8GB×4) |
ストレージ | SSD 500GB |
GPU | NVIDIA T600 |
OS | Windows 10 Home(64bit版) |
サイズ | 230(幅)×515(奥行)×460(高さ)㎜ |
サイコム G-Master Axilus NEO H670/D4
価格 | 255,720円(税込) |
CPU | Intel Core i7-12700K(カスタマイズ可) |
マザーボード | Intel H670チップセット |
メモリ | DDR4‐3200 16GB(8GB×2) |
ストレージ | M.2 PCI-E SSD 512GB |
GPU | NVIDIA GeForce 3600Ti 8GB |
OS | Windows 10 Home(64bit版) |
サイズ | 225(幅)×432(奥行)×470(高さ)㎜ |
ドスパラ GALLERIA RM5C-R35
価格 | 154,980円(税込) |
CPU | Intel Core i5‐12400 |
マザーボード | Intel B660 チップセット |
メモリ | DDR4 SDRAM 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD(HDDなし) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3050 8GB |
OS | Windows 11 Home(64bit版) |
サイズ | 220(幅)×440(奥行)×425(高さ)㎜ |
ドスパラ GALLERIA XA7C-R36
価格 | 219,980円 |
CPU | Intel Core i7‐12700 |
マザーボード | Intel H670 チップセット |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 1TB NVMe SSD(HDDなし) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 12GB GDDR6 |
OS | Windows 11 Home(64bit版) |
サイズ | 220(幅)×440(奥行)×480(高さ)㎜ |
ドスパラ GALLERIA ZA7C-R38
価格 | 319,980円(税込) |
CPU | Core i7‐12700K |
マザーボード | Intel Z690 チップセット |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 1TB NVMe SSD(HDDなし) |
GPU | GeForce RTX 3080 10GB GDDR6X |
OS | Windows 11 Home(64bit版) |
サイズ | 220(幅)×440(奥行)×480(高さ)㎜ |
マウスコンピューター G-Tune EN-Z[Windows 11]
価格 | 219,800円~ |
CPU | Intel Core i7 11700K プロセッサー |
マザーボード | Intel Z590 チップセット |
メモリ | 32GB DDR4‐3200 |
ストレージ | 512GB NVMe M.2 SSD/2TB HDD |
GPU | GeForce RTX 3060 GDDR6 12GB |
OS | Windows 11 Home(64bit版) |
サイズ | 210(幅)×521(奥行)×426(高さ)㎜ |
パソコン工房 LEVEL-R6X5-LCR56X-SAX-ZETA DIVISION
価格 | 249,980円~ |
CPU | Ryzen 5 5600X |
マザーボード | AMD X570[ASUS X570-PRO] |
メモリ | 16GB DDR4‐3200 DIMM |
ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD |
GPU | GeForce RTX 3600 12GB GDDR6 |
OS | Windows 10 Home(64bit版) |
サイズ | 213(幅)×474(奥行)×495(高さ)㎜ |
パソコン工房 LEVEL-M066-124-RBX
価格 | 177,980円~ |
CPU | Core i5‐12400 |
マザーボード | Intel B660 チップセット |
メモリ | 16GB DDR4‐3200 DIMM |
ストレージ | 500GB NVMe M.2 SSD |
GPU | GeForce RTX 3060 12GB GDDR6 |
OS | Windows 11 Home |
サイズ | 190(幅)×410(奥行)×356(高さ)㎜ |
ツクモ G-GEAR GA7J-H214/ZB
価格 | 229,800円(税込)(基本構成スペック) |
CPU | Intel Core i7‐12700KF プロセッサー |
マザーボード | ASUS TUF GAMING Z690‐PULS WIFI D4 |
メモリ | 16GB DDR4‐3200 |
ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD |
GPU | GeForce RTX 3060 |
OS | Windows 11 Home |
サイズ | 190(幅)×475(奥行)×435(高さ)㎜ |
ゲーミングPCで動画編集をするメリット・デメリット
ここではゲーミングPCで動画編集をするメリット、デメリットを簡潔に説明したいと思います。
メリット
ゲーミングPCで動画編集をするメリットは、ゲームプレイ、録画、編集を1台で行える点です。
用途別にPCを用意しようと思うと、かなり高額になってしまううえ、スペースもとってしまいます?
ゲーム実況者など、特にゲーム系の動画の編集を考えている方にはゲーミングPCでの動画編集をお勧めします❗️
「ゲーム実況 pc」について詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください!
https://pacific-meta.co.jp/magazine/game-streaming/71512/デメリット
ゲーミングPCで動画編集をするデメリットは、ゲーミングPCのほとんどはWindowsであるという点です?
動画編集ソフトの中にはmacに特化したものもあるので、ソフトの選択肢が狭まってしまいます。
ゲーミングPCで動画編集とゲームを両方するときの注意点
ゲームプレイと動画編集の両方を行うなら、それなりのスペックが必要になります。
なので、予算10万円前後で考えていると選択肢がかなり少なくなってしまいます。
購入の際はストレージやメモリの容量を確認するようにしましょう。
動画編集者を目指すなら総合学園ヒューマンアカデミー!
ここまで記事を読んでくれた方の中には、動画編集者を目指している方もいるのではないでしょうか。
そんな方には総合ヒューマンアカデミーをおすすめします。
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ゲーミングPCでの動画編集についてのまとめ
今回Pacific MetaマガジンではゲーミングPCでの動画編集について以下の内容を中心に紹介しました。
- ゲーミングPCでも動画編集できる
- 動画編集に必要なパソコンのスペック
- 動画編集にお勧めのゲーミングPC
- ゲーミングPCで動画編集をすれば録画~編集までを1台で済ませることができるが、使えない編集ソフトがあったりグラボの違いによりソフトを最大限生かせない場合がある
- 動画編集も視野に入れてゲーミングPCを購入するならストレージやメモリの容量をかくにんする
ゲーム系の動画を投稿するなら、ゲームと動画編集を1台にまとめられるのはすごくありがたいですよね。
皆さんもこれを機にゲーム実況を録ってyoutubeなどにあげてみてはいかがでしょうか。