【東京大学Web3学生団体のハッカソンに協賛しました】本郷web3バレー主催ハッカソン参加レポート

株式会社Pacific Meta広報の山﨑ランサム窓香です。

2023年12月9日(土)から12月16日(土)にかけて開催された東大発の本郷web3バレーが主催する学生ブロックチェーンハッカソン「Blockchain Hackathon for Students 2023」において、Pacific MetaはGlobal Partnerとしてスポンサーし、会場にも参加させていただきました。

また、12月16日のイベント最終日ではPacific Metaの代表である岩崎が登壇し、会社説明やインターンの紹介を通して、Pacific Metaの掲げるビジョンを参加学生にお伝えしました。

今回のレポートでは、イベント最終日の様子を、以下でお伝えします。

Blockchain Hackathon for Students 2023とは?

「Blockchain Hackathon for Students 2023」は、東大発の本郷web3バレーが主催する『Web3領域でこれからの日本を創っていく若者の”登竜門”』を提供することをビジョンに掲げたブロックチェーンハッカソンイベントです。

豪華な登壇者、審査員を迎えて開催する、学生による学生のためのブロックチェーンハッカソンあり、ブロックチェーン開発経験は浅いながらも、極めて優秀な参加学生の方に、ブロックチェーン領域で0→1の開発経験を積んでもらうことで今後のWeb3領域発展に繋げることを目指しています。

▼イベント開催概要

イベント名 Blockchain Hackathon for students 2023
テーマ ブロックチェーン×サステナビリティ
開催日時 12/9 – 12/16(12/9 オープニング、12/10 技術ワークショップ、 12/10~15開発期間、12/16フィナーレ・懇親会)
開催場所 12/9(Tokyo Inovation Base)、12/10-15 オンライン、12/16(Crypto Base)
参加費 無料(地方学生には交通費の補助あり)
参加条件 学生であること
主催 本郷web3バレー
公式サイト https://hongo-web3-valley.2winsinc.com/hackathon-2023

Pacific MetaがGlobal Partnerに就任した背景

本郷web3バレーには、東京大学の学生を中心としたWeb3の未来を担う多くの若者が所属しています。Pacific Metaにも、代表の岩崎をはじめ14名の東大OBG・現役東大生が所属しており、一部のメンバーは本郷web3バレーにも所属しています。

Pacific Metaは、東京大学の同窓という両者の関係をきっかけに、今回こちらのハッカソンのGlobal Partnerに就任しました。今回の連携をはじめとして、世界でも有数の学生のWeb3コミュニティ及びハッカソンイベントへと発展させるべく、PacificMetaと共同で活性化を図っていきます。

また、Pacific Metaが持つグローバルコネクションを活かし、本郷web3バレーが主催するハッカソンを世界中に発信していき、グローバルのトッププロジェクトと日本最高峰の学生Web3コミュニティを結びつけていきます。

なお、Global Partnerへの就任した背景詳細は、以下のプレスリリースから確認できます。

Pacific Metaが東大発のWeb3学生コミュニティ、本郷web3バレー主催ハッカソンのGlobal Partnerに就任

フィナーレ&懇親会(DAY8)の様子をレポート!

Pacific Metaが参加したDAY8(フィナーレ&懇親会)では、以下のタイムスケジュールでピッチや懇親会が行われました。

▼DAY8(フィナーレ&懇親会)のタイムスケジュール

時間 12:00 – 18:00
会場 Crypto Base (東京都渋谷区桜丘町 16−13 Sakuraoka FrontII 3F)
詳細 12:00 開場
12:30 – 13:30 オープニング・審査員紹介
13:00 – 14:40 ピッチ
15:00 – 15:40 審査員コメント
15:40 – 17:40 懇親会
17:40 – 18:00 クロージング

ピッチの様子

DAY1とDAY2での学習と、その後の5日間の開発期間を経て、「ブロックチェーン×サステナビリティ」というテーマのもと、全9チームが最終的に開発したプロダクトのピッチが渋谷のCrypto Baseで行われました。

厳正な審査の上、最終的に以下の入賞結果となりました。

1位 ゼロ知識証明を用いた匿名投票による公平で透明性のあるデータベース構築 チーム竹虎
2位 動的価格付NFTマーケットプレイス チームdpmarket
3位 複数研究機関による共同コンソーシアム型ブロックチェーンを用いた、持続可能なデータ収集プラットフォームの実現 チームSkytrx

入賞したチームには総額55万円の賞金が授与されました。さらに、開発期間中にオンラインワークスペースで情報共有を行い、このイベントを最も盛り上げたチームにはコミュニティ活動賞としてスターバックスのギフトカードが贈呈されました。

懇親会の様子

Pacific Metaは、懇親会の前に学生に対して会社のビジョンや事業内容、組織、インターンについての説明を行いました。

また、実際の懇親会では、東京大学の学生をはじめとしたWeb3に興味関心の高い学生と交流を行い、情報交換等を行いました

プレゼンテーションや、その後で行われた懇親会を通じて、今後のWeb3業界に新たな波をもたらすであろう才能あふれる若者たちの情熱を間近で感じることができ、日本のWeb3領域の将来がより一層明るいものになると確信しました。

優勝チームへのインタビュー

最終日に行われた懇親会では、学生たちと親密に交流しました。その際、ハッカソン優勝チームの内藤さんへのインタビューも実施しました。彼らのアイデアやビジョンに触れ、日本のWeb3の将来の可能性についてお話を聞きました。

優勝チームの内藤さんへのインタビュー

Q. 自己紹介をお願いします!

A. 東京大学2年生、エンジニアをしております、内藤剛汰と申します。「42」というソフトウェアエンジニア養成コミュニティに所属をしていて、そこで出来た仲間と今回出場しました。

Q. そもそもブロックチェーンやWeb3に関して興味を持つようになったきっかけは何ですか?

A. 色々なことに触れて、自分のできることを増やしていきたいと考えていた時に、Web3を触ってみた際に面白いなと感じたことがきっかけです。

Q. 今回取り組んだプロジェクトのテーマと、そのプロジェクトがどのような課題を解決するのか、簡単に説明していただけますか?

A. DeFiについて調べようと思った際に、そのDeFiプロジェクトが「環境に配慮しているかどうか?」をチェックすることが難しいという課題が業界にあるということが発覚しました。その課題を解決するため、TCRという分散型な投票システムを導入しようと思い立ち、実装しました。

Q. どのようにブロックチェーンを活用してソリューションを作成しましたか?

A. 今回、2つの掛け合わせで、ソリューションを作成しました。1つ目は、TCRというトークンを持つ人だけが投票できるという仕組みを作るためのトークンのコントラクトと、何が投票されたかを貯めていくコントラクト。2つ目は、オンチェーンの投票で透明性があるが故に他の人の投票がわかってしまい自分の意見だけでの投票ができないという課題を解決するためのゼロ知識証明。この2つを掛け合わせて課題を解消しました。

Q. 今後このサービスを展開する際には、どのような機能をもったチェーンや言語を選択したいですか?

A. 今回初めてSolidityを触ったのですが、少し動作が遅いように感じました。今後は、初めてWeb3を触るフェーズから、技術選定のフェーズに移っていけるといいなと思っております。

Q. 振り返ってみて、今回のハッカソンに参加してみていかがでしたか?次回に生かしたい事などございましたか?

A. Web3に初めて触れる機会をいただけたことに対しての感謝が大きいです。また、次回はコントラクトの最適化をやっていきたいですね。※ハッカソン参加時まで、内藤さんはWeb3でのコーディング経験は無かった。

Q. 今後の日本のWeb3業界に対しての期待はございますか?

A. オープンなデータベースで誰でも触れるので、企業が情報を独占する世界から、みんなが協力し合う社会にちょっとずつ変わっていったらサービス利用者としても嬉しいなと思います。

まとめ:今後の本郷web3バレーとの関係への期待

今回、Blockchain Hackathon for Students 2023にGlobal Partnerとして参加し、日本トップの学生達がWeb3領域に興味を持ち、情熱を持って積極的にイノベーションに取り組んでいることが伝わり、日本のWeb3の未来は明るいと改めて感じられました。

Pacific Metaは、今回のハッカソンを通じて強化された本郷web3バレーとの繋がり/コネクションを活かし、Web3に対しての情熱のある日本の優秀な学生とのコラボレーションを強化していきたいと考えております。

加えて、Pacific Metaが持つグローバルコネクションを活かし、本郷web3バレーが主催するハッカソンを世界中に発信していき、グローバルのトッププロジェクトと日本最高峰の学生Web3コミュニティを結びつけていきます。

「本郷web3バレー」について

本郷web3バレーは、Web3という最先端の領域に可能性を感じ、2022年6月に当社代表の2人を含めた東大工学部生3名で設立され、現在約130名のメンバーを有しています。ブロックチェーンの技術そのものを重要視して活動しており、事業も作れて開発もできる最強のWeb3集団を目指しています。また、専門家等による対面またはオンラインの勉強会や、学生同士の輪読会、学内外のWeb3のイベントに参加・登壇している学生が多数在籍し、2023年度は、Ethereum Devconに出場、ブロックチェーンハッカソンで賞を獲得、コミュニティ向けにReFiに関する知見を深める研修合宿を開催などの活動を行っています。定期的に、メンバーがインターンで得た技術的な知識や、Web3業界の最新情報の共有を行っている他、企業との共催イベントの開催や、企業との情報交換会などに積極的に取り組んでいます。

株式会社Pacific Metaについて

Pacific MetaはWeb3領域で挑戦する国内外の事業やプロジェクトが抱える課題を解決する、戦略コンサルティング及びマーケティング支援を行う会社です。グローバルチームで国内外から得た一次情報やネットワークを起点に包括的な支援を行っており、特にマーケティング戦略の策定やコミュニティの設計・運営、海外市場への展開に注力しています。

【会社概要】

  • 所在地:東京都品川区東五反田2丁目5-2 THE CASK GOTANDA 305
  • 代表者:代表取締役社長 岩崎 翔太
  • 創業日:2022年8月10日
  • 事業内容:Web3のマーケティング・海外進出支援事業
  • 資本金:1.5億円(資本準備金含む)
  • 会社URL: https://pacific-meta.co.jp/

お問い合わせはこちら

Pacific Metaでは、共に働く仲間を募集しています!

若くて熱量溢れるメンバーと共に、Web3を通じて一緒にグローバルで戦える企業を創りましょう。当社の事業内容や組織、メンバーに少しでも興味をお持ちいただけましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。カジュアルにオンラインでお話しましょう!

募集:https://www.wantedly.com/companies/pacific-meta/projects

監修者:Pacific Metaマガジン編集部

Pacific Metaマガジン編集部は、Web3、NFT、DeFi、ブロックチェーン、GameFi、メタバースなどの新たなデジタルエコノミーに精通する専門家集団です。 常に最新のトレンドを追求し、読者にわかりやすく伝えることを目指します。

Web3事業に関するご相談はこちら

株式会社Pacific Metaは、

・Web3サービスのコンサルティング
・Web3サービスのマーケティング
・Web3サービスの海外進出
・Web3オフラインイベント
・トークン上場支援/資金調達支援
・海外Web3サービスの日本/アジア進出

を行う総合コンサルティングファームです。

Web3事業の戦略策定からトークンエコノミクスの設計、ブロックチェーン技術を活用した既存事業の価値向上、プロジェクトマネジメント、マーケティング支援まで、Web3に特化した包括的な事業支援を行っております。

簡単なWeb3事業診断も行っております。(初回相談無料)
Web3事業の立ち上げ、グロースでお困りの方は、お気軽にご連絡ください。

お問い合わせはこちら